この記事の概要を簡単まとめ!
- Gabと並び表現の自由を最大限許可するSNS”Parler”
- ここにも極端な政治思想を持つ者とトランプ支持者が多い
- 1月10日にAWSホスティング停止でダウン、2月15日再開
- 2月16日に復活を知ったKIBEKINが再度突入する
- なんとなく、使いにくい感触
- ざっと機能や項目は紹介しておく
- 総評:わざわざ使う理由がどこにもない
なんかマストドンで宣伝してたらGab記事がすごい人気になってしまった。なにが起爆剤だったのかは正直分かっていない。ただ、その結果なのか、人気記事である仮想メモリとソフトバンク配送交換を越す勢いで追い上げている。ただ、これも一時的な現象に過ぎないと考えているので、そのうち収まるであろう。しかし一気に来たときは流石に驚いたものである。
さて、SNSの歴史にまた1つ、伝説が刻まれた。1月8日をもってドナルド・トランプはTwitterを永久追放(凍結)されたのである。原因は暴動の扇動や暴力行為の助長したことであり、またこれ以上の扇動を防止する目的もあったようだ。したがって、インターネットの表舞台からトランプの姿を見ることはできなくなるようだ。そんな中注目されるのが、言論の自由と表現の自由を最大限許可したSNSである。以前にGabについて取り上げたが、これ以外にもその場所がある。その名はParlerだ。
ここもまた、Twitterを追われた者達が集まっている。世間的にはトランプ支持者の集まっている場所として認識されている。また左翼化し共産主義に染まったオワコンSNSであるTwitterの独裁的・特定差別容認の加速によりTwitterを離反する者が増えており、その移行先としてParlerに参加する人もいる。このあたりの動き方についてはGabと同じ傾向がある。プラットフォームを鞍替えするという意味では分散型SNSとなっているのだろうか。
しかし、ここもGab同様、投稿内容に対する規制を殆ど行わないことによって内実が「無法地帯」とされ、これを良しとしない大手IT企業などが結託してParlerに囲い込みを行い、排除しようと試みている。しかし私には、それは企業規模の「いじめ」に思えるのと、力ある企業が何かを排斥しようとする構図はアーマード・コアを彷彿とさせるため、内実を知るべきであると考えた。以前行ったGabへの潜入と同様、今回も内実を調査し、これをレポートする。