【ショータイムよ、ラウディ】APEXモバイル・レジェンド分析~シーズン2:ラプソディNo.1~ | Kibekin BLOG.

【ショータイムよ、ラウディ】APEXモバイル・レジェンド分析~シーズン2:ラプソディNo.1~

この記事の概要を簡単まとめ!

  • サービス開始から早2ヶ月超、APEX Legends Mobile
  • 本家APEXからはローバ、新シーズン開始で限定レジェンド2人目も登場
  • 公式キャッチコピー「リズムスリンガー」の「ラプソディ」
  • 天性の音感「ギフテッドイヤー」で戦場の音を他のレジェンドより詳しく聴ける
  • ハイテンポな曲で仲間を鼓舞しシールドを回復する「ハイパーアンセム
  • ラウディのレイブ」で照明のマジックミラーを作り出し、一方的に撃つ
  • 味方を加速させシールドセル2個分を回復できる能力は戦闘でも移動でも役立つ
  • 索敵系スキャンもデジタルスレッドも無効化できるUltで被弾率を低くする
  • 最高の音楽でAPEXゲームでもヒットチャート1位を目指せ

「新しいもの」に対する捉え方は、人それぞれである。だが1つだけ共通するものは、その新しいものに対する拒絶反応を示す人は一定数存在するということ。どうにも日本人にはその傾向が強く、悪く言えば「保守的」だ。ゆえに作業効率が悪いことを未だに続けていたり、既に新しくより効率的なことが確立されているにもかかわらず、「歴史」と言って改善しようとしないことも多い。歴史の中にも良い歴史と悪い歴史があり、この場合は悪い歴史にあたる。歴史を重んじる私でさえ、それは流石に見習えない。

さて、APEXモバイルも早いもので、もう正式サービス開始から2ヶ月超である。APEXモバイルがあるために本家APEXを全くやらなくなってしまったが、それはAPEXモバイルが面白いと感じている証拠である。総合評価は賛否両論といったところだが、レビューは最終的にはあてにならない、各々のバイアスがかかった「単なる意見」である。そこでどう言われようが、自分が楽しめているならそれでいい。

APEXモバイルの制作元はLightspeed Studiosであり、クレジットにRespawnの名前こそ入っているがメインの制作担当はLightspeedに委ねられているであろう。このことからPUBGの経験を生かしてAPEXモバイルも制作していると思われる。そんなAPEXモバイルでは、シーズン2の開始と同時、新たな限定レジェンドも登場することが確定した。その名はラプソディ。家族のために、自らの音楽と相棒のロボット・ラウディと共にAPEXゲームに参戦するのである。

目指すは、APEXゲームのヒットチャート1位

APEXモバイル詳細解説記事 第2回

サービス開始から早2ヶ月超となるAPEX Legends Mobile

APEX Legendsについては、もはや詳しい説明は要らないはずだ。単にAPEXと呼ばれることの多いこれは、通常はプレイステーション・Xbox・PC(・Switch)間でクロスプレイ可能な据置型のバージョンを示す。そのAPEXは日本時間で2019年2月5日にプレイステーション及びXboxで配信開始、後にPC(Steam)が2020年11月4日、Switchが2021年3月10日で配信となっている。実質的に3周年であるが、基本的にPC勢の多いゲームであるこれは、多くにとってプレイ開始2周年の人が多いのではないだろうか。廃人及びキチガイとも言えるAPEXプレデター(ランク)は、コンシューマよりもPCに多い印象だ。

ところ変わって、当初はAPEXの劣化移植になるだろうと考えられていたAPEXモバイル。2022年5月18日に全世界に配信開始となり、いざ始まってみれば、それは本家APEXとの住み分けが可能な、同名の別ゲームとして人気を博すこととなった。ゲーム自体は本家APEXをリスペクトしつつも、APEXモバイルのみの要素を数多く取り入れており、特に本家APEXには存在しなかったゲームモードがあるので、その意味では独自のコンテンツとしてうまく成り立っている。見方によっては、このことはプラスに捉えることができる。



そのAPEXモバイルも、早いもので既にサービス開始から2ヶ月を超えている。その時点での(Google Playの)評価は賛否両論といったところで、ただしレビューについては殆どが各々のバイアスのかかった「単なる意見」でしかないので、それらは無視してかまわない。大事なのは「自分が楽しめるかどうか」であるためだ。ただダウンロード数は1000万以上となっている。このうち非アクティブやアンインストールを除いた実質的なダウンロード数は不明だが、Androidでそれだけ居るのでiOSも含めれば相当な数になると思われる。

本家APEXでは基本的にイベントは不定期かつ短期間開催で、一度イベントが行われたらその後はクールダウンで通常営業のみ、ということが多い。対してAPEXモバイルはモバイルの特性か、ログインボーナスがあったりシーズン毎に通貨を定め、その通貨で装飾品を購入できるなど、コレクション要素が強めである。その通貨も決して入手難易度が高くないというのはよくできているところで、あらゆる方法で回収することができるように設定してある。このあたりはAPEXモバイルだからこそできるもの、と言える。

本家APEXレジェンド+APEXモバイル限定レジェンド

そしてAPEXモバイルを語る上で外せない要素がレジェンドだ。レジェンドの概要について今更説明する必要はないが、APEXモバイルのレジェンドが一体どうなっているかについては多くの人が気になるところであるはずだ。結論から言えば、レジェンドは本家APEXとほぼ同じである。一部レジェンドが本家APEX現行と仕様が異なる以外は、性能もスキンもエモートも本家APEXのものそのままである。現在はその数は少ないものの、いずれ本家APEXで導入されているスキンやエモートはAPEXモバイルでも少しずつ有効になるものと考えられる。

ほぼ同じ、そう書いたのはAPEXモバイル限定レジェンドの存在が、このゲームの価値を押し上げているためだ。配信開始時点で既に限定レジェンドであるフェードは実装済みで、アンロック方法もシーズン1中はフェードチップ10枚(バトルパス25)、その後の解除方法は金だと思われる。あるいは、アカウント自体のレベルアップによって解除されるものであると思われる。開始当初からプレイしている関係でこのあたりは把握できていない。だが使えないということはないはずだ。

同時に本家APEXのレジェンドも存在するわけだが、それが最初から全員いるわけではない。開始当初はシーズン1(オクタンまで)+フェードの10人であり、そこから本家APEXに追従する形でシーズン順にレジェンドが追加されるものと考えていたが、どうやらそうではなかった。シーズン1途中からローバが参戦したことで、順番通りではなくプレイデータを収集し、それに応じて追加するものと考えられる。おそらくデータはAPEXモバイル向けに作成済みで、あとはそれをいつ配信するかを待っている形だろう。

ところで、現在シーズン2のマップはキングスキャニオンに固定されており、これ以外のマップはプレイできない状態になっている。マップはシーズン1開始時(リバイアサン上陸前・サンダードーム・スカルタウン健在)と一致する。そしてAPEXモバイルは、ローバの存在によりマップに矛盾が生じる。ローバがスカルタウン地下に潜り込んで色々した結果スカルタウン(と巻き込まれるようにサンダードーム)を崩壊させたのだが、そこが存在することにより、レヴナントが存在しなかったパラレルワールドのようでもある。もっとも「別作品」であると私は捉えているので、ここは気にならない。また、サンダードームで起きたバグであるが、ブラッドハウンドがその地点にあった調査ビーコンをスキャンしたときに何故かクリプトのスキャン完了音声が流れた。その後はゲーム内ストアで公式未実装に関わらず一時的にクリプトが購入可能になっていたことも判明した。このことから次の追加レジェンドはクリプトと確定した。

2人目の限定レジェンドの投入

APEXモバイルはシーズン2の開始が決定した。2022年7月13日、日本時間では午前9時から開始となった。シーズン名は「ディストーション(Distortion)」。意味は歪み、歪曲、湾曲である。そして投入されるレジェンドはAPEXモバイル限定レジェンドで、2人目となる。その名前は「ラプソディ」である。和訳で「狂詩曲」のそれはディストーションにふさわしい「歪み」を与えてくれる存在となるだろう。

本家APEXには、音楽をアビリティに使用するレジェンドはいない。装飾とエモートでは音楽関連の装飾などは確認できるが、アビリティにはないのでAPEXモバイルで初でありAPEX全体で初である。ラプソディは自分の音楽を持っている関係から「耳」は他のレジェンドよりも先天的に優れており、それもまたApexゲームでは存分に生かされることとなる。そして母がラプソディのために製作した音楽ロボット「ラウディ」と共に戦う。限定レジェンドのために情報が少ないこれも、実際に使用して詳しく見ていくこととする。




「リズムスリンガー」ラプソディ

ラプソディのキャラクター概要

APEXモバイルは本家APEXと異なり、設定こそあるもののEA公式に書かれている情報がやや乏しい。今回もwikiの情報も利用して、ラプソディの基本情報を記述する。

  • レジェンド名:ラプソディ
  • 本名:リン・ミ・ヴォ
  • 年齢:23
  • 帰るべき世界:ソラス(慰めは誤訳)
  • 戦術アビリティ:ハイパーアンセム
  • パッシブアビリティ:ギフテッドイヤー
  • アルティメットアビリティ:ラウディのレイブ
  • 余談:ラプソディの母は天才的AIエンジニアで、相棒のラウディはその母が作ったもの。母はパイサス社に勤めていたが秘密を暴いたために解雇され、ラプソディは家族との平穏な生活を取り戻すためにパイサス代表として参戦した。
  • 情報ソース:エーペックスレジェンズ モバイル – Electronic Arts + Rhapsody – Apex Legends Wiki
ラプソディ1枚絵解説
公式の画像から借りて作成した1枚絵。全身のものはなかった。ゲーム中では解像度の関係で目視が難しいが、実はオッドアイである。相棒のラウディは手足があり、普段はラプソディのバックパックにくっついている。分離して単体でジェットで飛ぶこともできる。

APEXモバイル限定レジェンドは今のところ20代が多い。逆に言えば、Apexゲームに参戦するのに年齢は全く関係ないということでもある。何かしらの重い過去、苦しい状況、死刑の代替、或いは単純な遊び目的で参戦する様々なレジェンドがいるわけで、その理由に年齢を考えるのは野暮であるようだ。なお、APEX全体を通して、も最年少なのはランパート(21)で変わらない。本家APEXがシーズン14でバンテージを投入し、これが18であると判明した。これまでランパートだった最年少が更新された。

本名のリン・ミ・ヴォは、あまり聞きなれない名前である。英語表記ではLinh My Voであり、Linhで検索するとベトナム人の名前という結果が出てくる。このことから推測するにベトナム人、あるいは東南アジア系であることが考えられる。また、キャラクターとしてのラプソディについて書いているWikiページによれば、ラプソディはベトナム語を話すということ、異色症(Heterochromia)、所謂オッドアイであることが書かれている。この手の考察については海外勢の方が鋭いため、今後はそれらに任せるものとする。

ラプソディのストーリー:再び家族の平和な暮らしのために

ラプソディを知るには、ラプソディの音楽を聴け。ラプソディはパイサスという巨大テクノロジー企業が支配する街、コーマの出身である。幼少期をそこで過ごしたことが彼女の音楽に影響を与え、重低音の鼓動がそれを物語っている。同時に安定したリズムは、天才的AIエンジニアであり、常にラプソディを支える彼女の母親を連想させる。そして響き渡る低音は、彼女の母親が作った、ラプソディの声を増幅させるためのロボットコンパニオン「ラウディ」を連想させるものとなっている。これらを駆使して音楽を広めていた彼女だが、その生活も長くは続かなかった。

パイサスには黒い秘密があったようだ。ラプソディの母親はそれを知るが、これが会社にも感知されてしまった結果解雇されてしまい、さらに身に覚えのない借金も負わされることになった。よって余儀なく危険な夜の街、ネオン・デューンへ移ることになった。そこでラプソディの音楽の才能が開花した。混沌とした環境が彼女の反抗的な魂を掻き立てる画期的な音楽を生み出し、多くの人の心を捉えたのである。これによりラプソディの名声はあっという間に広まった。これであるとき、裕福な街で演奏するように招待されるようになる。

ラプソディはチャンスと捉えた。それはキャリアのためではなく、母親が設計したウイルスをインストールし、借金を帳消しにするため。だが、そのウイルスはあまりにも強力で、街全体の財務データが破損するほどだった。予想していなかったことで、パイサスの怒りを買うことは確実だった。しかしラプソディはその怒りを避けるためにパイサスとスポンサー契約を結び、Apexゲームに参戦することを決める。だがそれは目的のための手段である。Apexゲームでトップチャートを連日獲得し、その賞金でスポンサー契約を「破棄」し、再びの家族の平和な暮らしを目指している。

本家APEXのマッドマギーがシーズン12に「Apexゲームで死ぬまで戦え」=「事実上の死刑判決」という理由で参戦する、とは少し形が違うが、財務データを破壊した時点でラプソディと家族はパイサスの優先抹殺対象になったであろうことは想像に難くない。ラプソディもこのままではただ殺されるだけとわかっていて、音楽と同じように最後まで反抗するためにあえてパイサスをスポンサーにして参戦したのであろう。少なくともスポンサーでいる間は殺されることもないと考えられるからだ。ラプソディも案外、母親譲りの優秀な頭脳があるのかもしれない。ラプソディのストーリーはまだ未公開である。

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アビリティ解説

ここからアビリティ解説を行う。アビリティ毎の解説となる。

パッシブアビリティ:ギフテッドイヤー

ラプソディの音楽センスは一言でまとめれば「最高」である。その音楽は彼女の持つセンス、環境と自身の経験から生まれる反抗的な魂、そして先天的な音感によって構成されている。先天的なものは現実世界ではそれをギフテッド、つまり授けられたものと考える。つまりこの場合、音感=耳となるのでギフテッドイヤーとなる。そこからパッシブアビリティの名前はそのまま「ギフテッドイヤー」である。

APEXモバイルは本家APEXにない機能として、音の索敵補助がある。これは足音と銃撃音がした方向を画面上で知らせてくれるシステムだ。全てのレジェンドで有効で、一定範囲内の全ての音を表示する。距離については共通のため、こちらが敵の音を聞いているとき、敵もまたこちらの音を聞いているという深淵覗き返しの術が発生していることを念頭において、索敵に利用する。これがラプソディの場合、もう少し距離があってもその音を聞くことができる。具体的には以下のようになる。

 

射撃訓練場では参考にならないので、実戦の録画で解説する。効果範囲については明確にされていないが、他のレジェンドよりも聞こえる範囲が広い。これによりこちらの音はまだ敵には伝わっていない状態で敵の音を先に聴くことができる。このときは紫色で表示され、他のレジェンドと同じ範囲で聞こえる音については通常通り白色で表示される。音による索敵はAPEXにおける基本戦術の1つであるが、ラプソディの場合はこれがより重要になる。画面に表示される音の情報は見逃さないようにすると有利な態勢を作りやすい。

この情報は、敵の動きを推測する場合に役に立つ。障害物の裏の音も聞こえやすくなるので、敵が来ることをいち早く察知し、味方にそのことを伝えて迎撃態勢を取ることが容易になる。ほかには敵が乱入してくることが常のAPEXでは、その敵部隊が接近していることもこれによって察知しやすく、一足先に連戦迎撃態勢も取れることであろう。なお味方は音の聞こえる範囲はラプソディより狭いため、味方に対して音の情報は、可能ならば伝達するといい。この場合VCの使用が推奨されるが、味方マッチングパターンの関係上母国語が通じないことも多いため、基本的にピンを駆使して伝えるといいだろう。

戦術アビリティ:ハイパーアンセム

ラプソディのために母親が作ったロボットコンパニオン、ラウディ。設計目的からアンプとしての役割を持つこれは、Apexゲーム中はラプソディのバックパックの左肩側に、ラウディのアームで固定されている。保持力は相当強く、走っても銃を乱射しても高所からジャンプしてもジャンプタワーからダイブしてもダウンしても定位置からずれることはない。まるで飾りのようにも見えるが、ラウディに搭載されたスピーカーはラプソディの音楽を流すためにもある。その音楽で自身と味方を高揚させ、ついでにシールドも回復する効果を与える。「ハイパーアンセム」がApexゲームを盛り上げる。

効果範囲はラプソディを中心に半径30mで、発動するとラプソディと効果範囲内にいた味方に対し、10秒間15%の移動速度上昇とシールドを最大50回復する効果を与える。シールド回復については10秒効果が持続した場合に50回復するもので、途中で効果が切れた場合はその時点での回復量で止まる。計算上1秒につき5回復することになる。この効果はダメージを受けた時点で終了する。また、この効果を受けている味方は体力ゲージとシールドゲージが味方レジェンドの上に表示される。もっとも味方の体力は左上に見えているのであまり意味はないが。リチャージ時間は25秒。実際の使用イメージが以下である。

 

10秒かかるがシールドセル2個分をアビリティで回復でき、ついでに少しだけ移動速度も上昇するので、移動時と戦闘終了後の回復と物資漁りにおいて活躍することは確実だ。戦闘中に使う場合はダメージを受けない立ち回りや、移動速度が上がっていることを利用して動きまくって回避しながら戦うといい。15%の上昇は武器を持っていない時の走る速度と同じなので、敵が撤退する場合の追撃に使うのも有効である。なお、自分のグレネード類による自爆ではダメージを受けても効果が終了しない。なのでテルミットグレネードで強引に突破することもできなくはないようだ。このことからオクタンの興奮剤でも終了しないものと思われる。




アルティメットアビリティ:ラウディのレイブ

ライブといえば広い場所、設置された大型の音響設備、多彩な色と明かりを生み出す照明器具、ライブを盛り上げる観客、そして主役のラプソディだ。残念ながら観客は武装しており、ラプソディに容赦ない批判という名の弾丸を撃ち込んでくる。アンチの批判行動にも程があると言えるが、そのアンチに対するラプソディの答えは、自身の最高の音楽で黙らせること。その際はラウディにも協力してもらい、内蔵されている照明システムを利用してアンチの視界を遮り、ラプソディからは一方的に見える状態でそれを撃ち倒す。「ラウディのレイブ」でApexゲーム会場は一気にヒートアップする。

Ultボタンを押すとラウディを抱きかかえ、射撃ボタンで配置。前方約5m前まで配置できる。配置するとラウディは約2mの高さまで上昇して、ラウディを中心に約2~3m先の空間に横25m×縦10m、(推定)角度180°で、「外側からは不可視な壁」を投影する。持続時間は20秒で、その壁の内側にいるレジェンドは敵味方問わず、投影された壁越しに見える敵レジェンドを赤く強調表示し、その壁越しならバンガロールのスモークの中でも強調表示される。そして壁の外側から見た場合は視界が遮られ、デジタルスレッドスコープ及びブラッドハウンドのスキャンを無効にする。これは今後登場するクリプトのドローンによるスキャンも、その壁越しには無効になることを意味する。なお壁は映像として投影しているだけなので、銃撃は双方向から有効であり、通過することも可能である。また、この状態のラウディには当たり判定と耐久値が設定されており、その耐久値は200である。耐久値を超えるダメージを受けると効果が終了する。リチャージ時間は120秒で、使用後はすぐにリチャージが開始される仕様である。実際の使用イメージが以下である。時間の都合上、2つの例を同時再生している。

 

左が壁の内側、右が壁の外側となる。敵をハイライトできることにより、狙いがつけやすくなるうえ、敵からすれば視界が遮られているわけで、反撃されることは少なく、出来たとしてもあてずっぽうに撃つくらいである。この場合は適当に撃たれることによって数発か食らう危険はあるが、動きながら撃てば被弾も抑えられる。強調表示があるおかけで、中~遠距離で配置して狙撃して倒すのも簡単になる。そしてバンガロールがスモークを使って隠れようともそれを実質無効化できるので、ほぼ一方的に倒すこともできるようになる。

逆に敵側から見ると、遠くから見るとそれほど大きく見えないが、近付くと割と広い範囲で視界を遮っているように見える。これは高さが10mもあるため、画面占有領域が大きく感じるためであろう。また、実際に試したがデジタルスレッドスコープは無効で、奥にいるマネキンを透過することができないことを確認した。この効果は厄介で、しかも赤くハイライトされている状態なので、壁に隠れるなどの対処が必要になる。しかし一気に近付いて壁の向こう側まで行ってしまうと脅威ではなく、壁の中央にあたる部分にはラウディが飛んでいてその部分は赤く発光しているので、撃ち抜きやすい。なので実は意外と対策できる。このことは次項以降でしっかり見ていく。

ラプソディがNo.1を取るために必要な事

ラプソディの基本解説を終了したところで、今度はどのように戦っていくのが理想かを考える。ここから書いている内容は、私KIBEKINの経験からの考察も含まれているため、1つの参考戦術として見るといい。

ハイパーアンセムをどんどん使っていけ

ハイパーアンセムの効果は便利である。攻撃を受けると効果が終了するというデメリットはあるものの、リチャージ時間が長いわけではないので、使用できるタイミングならどんどん使っていくといい。シールドが最大でも移動速度が上昇する効果があるので、目標地点に少しでも早く到達するために使っていくといいだろう。少なくとも戦闘になれば効果の持続を期待できるものではなくなるため、それならば移動のために使うというのは理にかなっている。

戦闘場所によっては射線の通りにくい、或いは周囲に障害物が多い場所が存在する。このような場所で戦闘になるとき、敵が遠い場合は回復する余裕があってシールドバッテリーの1回が間に合うが、障害物を挟んだにらみ合いや鬼ごっことなれば、回復する余裕はない。常に走り回って射線を切りつつも視界に捉えて一瞬の隙に打ち込むことをお互いに行うためで、動きを止めていると即座に死亡する。ではここで、ハイパーアンセムを使うとどうか。シールドが少しずつ回復し、移動速度も上昇するので敵をかわしつつも敵に攻撃するタイミングも作りやすく、シールドが回復するおかげで少しだけダメージを食らっても倒しきる余裕ができるようになる。SMG・ショットガン系で戦えば、一瞬の隙を無駄にすることなく一撃を叩き込めるであろう。無論、相手によってはこれが通じないこともあり、特にガスおじ相手ではシールドではなく体力に直接ダメージを与えるので、全員が全員に通用するものではないことは頭に入れておくこと。

ハイパーアンセムの効果範囲は半径30mである。少し離れていても届く距離であり、もし使うならこの範囲内に味方がいるかどうかも意識しながら使うといい。とはいえ無理に味方がいるところで使わなくてもいいので、味方が範囲内にいればラッキー程度に考えて使う。味方の中にはどういうわけか、シールドや体力が減っていても回復を行わずに行動する人がいるので、体力についてはともかくシールドはこれで回復してやるといいだろう。使える場面があるなら使って、事を有利にしつつ万全にしていけばいい。




ラウディのレイブが活躍するシーン

ラウディのレイブのリチャージ時間は120秒で、戦闘毎に発動していたとしても次の戦闘でリチャージが完了するくらいには早い。そんなUltが活躍するシーンについて考えてみる。大抵は正面からの撃ち合いになるとき、視界を遮りつつ一方的に当てるために使用することが多い。この時の交戦距離は果たしてどれくらいか、というのがある。Ultはあまりにも距離が近すぎると意味がない。内側に入られてしまうと遮蔽効果も強調効果も消えてしまう。このとき動き方に気をつけないと、逆にUltの外側に出てしまってUltの逆利用もされてしまう可能性が高くなるので注意しなければならない。

ともなれば、あまり近すぎない状況での使用が効果的と分かる。具体的には中距離以降である。特にマークスマン・スナイパーは連射速度が遅いものが多いので、それらの武器を生かすには安定して銃撃できる場所と状況が欲しいところ。とはいえ敵に対して1発でも撃てば100%撃ち返してくるので、安定した状況はなかなか作れるものではない。だがその銃撃ポイントにUltを配置すると、前述の撃ち返しによる被弾率はおそらく何もしないより低くなり、強調表示効果によって命中率も上がることが期待される。具体的な例としては以下の状態である。

ラプソディUlt配置場所例
ラプソディのUltを配置する場所の例。左は完全に敵が近寄れない場所に配置しているので一方的に撃てる。右は近付かれそうな状態だが、返り討ちにするだけの距離はある。

画像のような場所・状況であったなら、Ultの効果は大きいはずだ。特に高所に配置し、撃ち降ろしが可能な状態なら一方的に撃てる。しかし必ず有利なポジションを確保できるとは限らず、右のように敵が近付ける場所に配置することになるのも少なくない。この場合は設置後に後方に下がって距離をとることで、接近までの距離を伸ばしつつ迎撃ができるようになる。内側に入られたら強調表示効果は消失し、撃たれるリスクも大きくなるが、それまでにある程度は削っているはず。近接対応武器に持ち換えて応戦すれば(敵が動物園から逃げだしたチーターでない限り)倒せるはずだ。

合わせる武器は臨機応変に

同時に考えるはラプソディ、或いは味方が持つ武器についてだ。Ultの特性から中~遠距離に適性のある武器や、それに対応するためのアタッチメントを装備した、元の適性が異なる武器を使用する方法がある。ただ場所によっては接近を容易に許してしまうような場所も多いため、対処用に近距離適性の高い武器を持っておくことも必要になる。それらを考慮した上で、持つ武器を考えてみる。

まず、最も使うタイミングの多い中~遠距離については最も使いやすいのはスナイパーで、次にLMG、AR、マークスマンとなる。スナイパーは基本的にしゃがんで静止射撃が最も当てやすいわけだが、その状態は動きの少なく頭に当てやすい射撃訓練場の的である。しかし一撃は重く、それを連続で安定して当てられれば一方的に倒すことができる。撃ち返されず、標的が狙いやすい状況を簡単に作り出せるこのUltとは相性がいい。他にはLMGの乱射、より時短したければARで一気に削るというのが理想的である。マークスマンはAPEXモバイルにおいては中途半端なため、微妙である。

逆に近距離で展開した、敵が近付いてくる場合は、SMGとARの出番である。この場合のARは近接寄りのスコープを装備しているものとする。近付いてくるとはいえ、壁によってこちらを視認できていないのが殆どであるので、それに合わせてDPSの高い武器を撃ち込んでいけば、到達する前にシールドを割るか、ダウンを奪えるはずだ。この時のR-99は確殺銃に早変わりである。そして入ってきたらショットガン系で迎撃、とすればほぼ対応できるはずだ。

無論、これらの考察はあくまでも1つの戦術の中で導き出される個人の答えでしかなく、オクタンやレイスと組んだ場合はこのUltを使わない戦い方が多くなることもあり得る話だ。これらは前線に突っ込んでこそ活躍するタイプであるからだ。もっとも、その場合であっても前述の通りハイパーアンセムをどんどん使ってサポートしつつ、アンチを黙らせていけばいいのである。



各種パークとの組み合わせ

APEXモバイル独自の要素である、パークシステム。カジュアルでのみ有効だが、これによって本家APEXとは違った楽しみ方ができるものとなっている。ラプソディのパークは以下のものがある。

  • 全般1「音量調整」:ハイパーアンセムの効果を受けている味方は、その間だけギフテッドイヤーになる
  • 全般2「視聴はこちら」:走り続けるとギフテッドイヤーの効果範囲が広くなる
  • 全般3「音漏れ」:時々近くの音が3Dの視覚的効果となり、壁越しに見える
  • フィニッシャー1「バトルアダプテーション」:フィニッシャーを使うと進化シールドの経験値を+100する
  • フィニッシャー2「戦術的有利」:フィニッシャーを使うと戦術アビリティがチャージされる
  • フィニッシャー3「尋問者」:フィニッシャーを使うと敵部隊の位置がミニマップに表示される
  • アビリティ1「ラウディのライブ」:Ultを発動すると、ラウディの近くにいる味方(自分も含む)のリロード速度が一定時間上昇する
  • アビリティ2「調和」:ハイパーアンセムの効果を受けている間、回復アイテムの効果が上昇し、味方の復活速度が早くなる
  • アビリティ3「反響」:ハイパーアンセムの効果を受ける味方の数が多いほど、その効果時間が長くなる。1人につき+2秒追加され、最大14秒になる
ラプソディのパーク一覧
ラプソディのパーク一覧。解放に必要なレジェンドトークンは下に記述した通りである。

ラプソディのアビリティ、特にハイパーアンセムは味方に対しての恩恵が大きい。よってパークもそれを中心に考えて構成するといい。この場合はアビリティ2・3が該当する。2は小回復アイテムの効果を上げるもので、これが案外馬鹿にできない効果である。回復上昇量は実測値で+10(1.4倍)1)アークスターは爆風が近いとき、シールド耐久値が69以下の場合体力にもダメージを与えるが、その場合は合計で最大70ダメージ。70以上の場合はシールドを完全に破壊するが体力にダメージを与えない仕様である。これを利用して、ハイパーアンセム(50)+シールドセル1回(25+増加値x)で回復したのちアークスターで自爆したとき、85ダメージだった。このことから増加量xは10であると判明した。であり、使う順番を工夫すればシールドバッテリーや医療キット以上の効率になる。10秒間の間にシールドセル2回、注射器1回ならシールドを120、体力を35回復できるので、進化シールドLv3ならシールドバッテリー1回に相当する。進化シールドLv2ならシールドセル1回、注射器2回でシールドを85(最大75)、体力を70回復する。戦闘直後の回復においては、フェニックスキットがなく小回復しかなかった場合でも十分な回復量になる。戦闘中の場合は小回復は回復にかかる時間が少ないことを生かし、少し回復して再度戦闘復帰が容易になる。ここに金シールドがあると、瞬間的にシールドや体力が回復するバケモノレジェンドの誕生である。これを目指す場合、ケアパッケージで容易に入手できるライフラインとの組み合わせが理想である。

さて、全般はパッシブのギフテッドイヤーについてを強化するもので構成されている。味方がギフテッドイヤーを得ることは、一時的だがラプソディと同じ音を聴くことができるため、味方の迎撃態勢を整えやすくなる効果はある。走り続けると聴こえる範囲が広くなることについては、オクタンやレイスとの組み合わせによる、移動を頻繁に行うことの多い強襲型チームで役に立つ。3D効果については、これを装備した状態で敵が何かの音を発すると、PCで曲編集をするときによく見るであろう、棒グラフ型の音波ウェーブが発生しこれが壁越しに見える。エフェクトは以下のようなものになっている。

全般パーク3の解説画像
全般パーク3「音漏れ」の表示例。このエフェクトが壁越しに見える。ただし発生確率は不定である。

このようなエフェクトで敵が音を発した地点に1秒程度残留する。発生確率が完全にランダムなため、見えたらラッキー程度のものになる。ただ、エフェクトが発生したタイミングでもそれが視界に入っていなければ検知できない。音が鳴っていても壁越しであると、鳴っている方向に目を向けることは少なく、寧ろ進路側に目を向けていることが多い。なので意識して壁を見るようにしないと、なかなかこのパークを生かすことが難しいであろう。

また音についてはミニマップ上にも発生地点が表示されるシステムとなっているので、おおよその位置はそれで掴める。それを考えると、このパークをあえて使用する意味が正直薄く、ブラッドハウンドのスキャンのように確実性があるわけではない。それならば、味方にギフテッドイヤーを付与したり、走って効果範囲を広げた方がいいというものである。慣れてくるほど、そっちの方がいいと感じることがあるはずだ。

なおフィニッシャーについては、好きなものを選択するといい。この部分は殆どのレジェンドと差異がない。どれにしてもフィニッシャーが成立した時点でシールドが全回復するので、戦術アビリティをチャージする機能はあってもなくても変わらないであろう。オーソドックスに経験値を増やして強固にするのがいいだろう。

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最高の音楽でApexゲームでもヒットチャート1位を目指せ

APEXモバイルは早いもので、既にシーズン2である。本家APEXと比較するとシーズン更新は早い方ではないだろうか。本家APEXは約42ヶ月をかけてシーズン13まで到達した。そろそろ新しいシーズンになるようで、新レジェンドの情報も出てきている。ただ、本家APEXについては実質的引退状態であり、正直もう追い付くことはできないと感じている。何せ、APEXモバイルで満足できてしまうからである。

シーズン2開始にあたって追加されたのがラプソディ。自身の音楽を武器に味方というライブメンバーを揃え、Apexゲームがライブ会場となり、そこに銃を持って襲ってくるアンチを蹴散らすのが彼女の仕事である。そして自身の音楽を流すのは、ラプソディの相棒とも言えるロボットコンパニオン、ラウディ。彼女の作った音楽はラウディに搭載されたスピーカーから大音量で流され、必要とあらばラウディから照明を放ってアンチの視界を遮り、その隙にアンチを撃ち、会場から永久に出禁にする。そうしてすべてのアンチを会場から追い出した後、Apexゲームのヒットチャート1位が確定する。これでもう歌いたい放題だ。

しかし、1つのゲームでヒットチャート1位になっても、それで終わりではない。別のApexゲームでもまたヒットチャート1位を目指し、連日の1位を目指す。それがラプソディのすべきことである。その時はパフォーマンスのパターンも変えていく。必ずしもアンチは同じシチュエーションで襲ってくることはなく、対策もしてくるからだ。そんなときでもラプソディの音楽とラウディ、そしてライブメンバーがトップチャートを取るのを手伝ってくれる。最高の音楽で観客を沸かし、アンチを黙らせる。これがラプソディの理想である。

 

以上、APEXモバイル・レジェンド分析~シーズン2:ラプソディNo.1~、であった。次は何の記事で会おうかな?

 

KIBEKIN at 00:05 Aug. 10th, 2022


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脚注

脚注
本文へ1 アークスターは爆風が近いとき、シールド耐久値が69以下の場合体力にもダメージを与えるが、その場合は合計で最大70ダメージ。70以上の場合はシールドを完全に破壊するが体力にダメージを与えない仕様である。これを利用して、ハイパーアンセム(50)+シールドセル1回(25+増加値x)で回復したのちアークスターで自爆したとき、85ダメージだった。このことから増加量xは10であると判明した。
KIBEKIN
会社員という働き方が合わないのに会社員になってしまってから、半ば自分からリタイア後ブログクリエイターとなり活動してきた社会不適合者。VRやVTuberに触れる機会が増え、今後はリスペクトだけではなく自分を作る意味を込め、VTuberならぬVBlogCreator"KIBEKIN"として新しいスタートを切る。


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