この記事の概要を簡単まとめ!
- 回線弱者KIBEKIN、稀に1Mbpsも出ない状況下で配信する
- 音声を「出しにくい人」は音声を字幕にするという方法
- 字幕に変換するアプリケーションに「ゆかりねっと」がある
- ゆかりねっととは別に様々なサービスと連携するゆかりねっとコネクターがある
- 字幕と翻訳を同時に試すため、KIBEKINが実際に設定してみる
- インストールは簡単、しかしセットアップが難しい
- 字幕の調整をゆかりねっとコネクター側で細かく調整していく
- 実はゆかりねっとコネクターだけでも事足りる
- ゆかりねっととの併用はVOICEROIDを使う場合など
- UDトークと合わせて使う方法は次回記事で
回線弱者、それはインターネットにおける人権なしと同義である。配信という「趣味」であり「収益手段」でもあるこれを満足に行うには光回線が前提条件になるが、そうも言っていられないのが現実。しかし残念なことに殆どのルーターは上り速度を全く考慮していないものが多く、重要なのはそこじゃない!と何度もツッコミを入れたくなるほどだ。だが私は以前から言っている通り、金がない上に人脈も人望も人権もない嫌われ者。誰も助けてなどくれないから、与えられた環境でただひたすらにもがくしかないのだ。
そんな私は下心を隠さずに言えば金目的でやっているのだが、その道のりは嫌われ者である私にはとてつもない壁でしかない。最近はプライバシー保護のために声はなるべく出さないことにしているが、しかし無音というのは残念ながら誰も見ない条件に合致するものだ。ではどうするかといえば、声を読み取ってそれを変換し、字幕にすればいいのだ。
音声に合わせて字幕を生成し、それを画面に反映するというのは昔はできなかったことで、技術的に割と進んだ今だからこそできることである。とはいえ音声認識自体はいくら進化しても「個人差」までは完全に反映できないため、喋り方に癖があれば正しく認識してくれないのが玉に瑕というもの。しかしあるとないでは配信の見え方も大きく変わってくるというものである。今回はシェアウェアとなる音声認識アプリケーション「ゆかりねっと」と外部ツールの接続を可能にする「ゆかりねっとコネクター」。これ2つによって字幕を出す方法を探し実際に試したのである。その奮闘記をここに書き、備忘録と他の人への参考資料とすることにしたのである。