この記事の概要を簡単まとめ!
- PCで本格的にゲームをするためにゲーミングデバイスを揃えた
- 本家APEXを練習題材とするも、あまりにも操作が難しい
- WASDの操作に慣れず、キーの押し間違いも多発した
- 最終手段がアナログスティック付きの「左手デバイス」を使うこと
- “Razer Tartarus Pro“の中古を安く入手したので使ってみた!
- 32個のプログラマブルキーとコントローラーのような8方向デジタルサムパッドを持つ
- キーボードでは異例の光を利用したアナログ入力可能な軸を採用し、多彩な動きを実現する
- Razer Synapseで自由にカスタマイズでき、アナログ軸限定でキー入力の反応ポイントも細かく指定できる
- 1つのキーで2つのアクションを設定する「2段式アクチュエーション」が可能
- 新たにTartarus Proを交えて本家APEXで実戦を行い、検証する
- 勝つためにデバイスは選ぶ、だから私はTartarus Pro
ゲーミングデバイスのメーカーは様々で、得意分野と開発しているセンサー及び軸の性能も大きく異なる。それによりデバイスの形状や材質も異なるわけで、それが好みという形で分かれるようになる。特にゲーミングマウスは機能数が多く大型であるものから必要最低限の機能で小型・軽量を目指したものまでさまざまで、同時に手に合うかどうかという点でも評価されるものとなっている。
さて、PCで本格的に始めるにあたって、ロジクールからマウスをG502 HERO(2018年)、キーボードをG512 CARBON(茶軸/Tactile)で揃え、そこから本家APEXを練習ゲームとして使用した。しかし形だけ揃えても実力は全くの別物。実際にやってわかるのが「操作が全く追い付かない」ということ。これをゲームパッドに戻すと普通にプレイできた。今から激しい鍛錬を行ってWASDに慣れるのは、正直難しいように感じている。
考えたのは、アナログスティックを持つ左手デバイスを導入することである。だがこれは最終手段であり、これを一度使ってしまうと元に戻れない危険がある。だがゲームで勝つのに手段は選んでいられない。なので導入を決めて、その候補を調べていくうちに辿り着いたのが、Razerしか存在しないアナログ入力可能な軸とサムスティックを持つ、左手特化デバイス”Tartarus Pro”である。例の如く中古で入手したこれは、どこまで戦えるのか。専用ソフトウェア”Razer Synapse”と共に見ていく。