この記事の概要を簡単まとめ!
- 前回に引き続き中国EaseUS Softwareのソフトウェアレビュー記事
- PCにおけるパーティションは1つのディスク内に区切りを設けること
- パーティション管理はWindows標準機能では制約が存在し、不十分
- パーティション管理をより楽に行えるのが”EaseUS Partition Master”
- 無料アップグレード付き永久版ライセンスは7000円以内、これも良心的価格
- ディスク内の任意のパーティションを増やしたり減らしたりすることが簡単にできる
- MBRの修復やディスクタイプの変換もこれ1つで簡単に行える
- パーティション単位で、パーティションの移動も分割も結合も自由に行える
- ディスクを使えるようにする「フォーマット」もPartition Masterで完結
- 総合評価:ディスク管理で「したいこと」がこれ1つで広くカバーできる
- “EaseUS Partition Master“1つでディスク管理はより楽になる
タブレットPC、またの名を2in1とも言うそれは、一般的なラップトップに対して性能が落ちるが、携行性と操作の直観性に優れている。本格的なゲームをするでなく、ブラウジングや動画再生、事務作業レベルであればほぼ支障がない。CPUとRAMが十分であるなら負荷の軽いゲームであればプレイできるであろうが、その場合はどうしても高額になりがちである。そもそも2in1に求めるのは前述の2項目であり、外に持ち運びする関係から高額でない方が気軽に使える気がしている。
さて、PCを使うとき、デスクトップは2つ以上のディスクを、ラップトップやタブレットは特殊なもの以外は1つのディスクを接続することができる。その際、容量が小さい場合は1つのディスク=1つのドライブとして、容量が大きい場合は1つのディスクに複数のドライブを設定して運用することであろう。このとき1つのディスクで複数のドライブに仕切ったその1つ1つの領域のことをパーティションと呼ぶ。日本語の意味で「仕切り」のことである。
最近はあえてパーティションを設定している人は少ないようだが、パーティションを設定する理由はシステムドライブとデータドライブの分離であり、他にもメリットが存在するが、デメリットもある。しかしWindowsは仕様であるのか、移動できないファイルの存在等でパーティションを全く管理できないことがある。そんな困ったを解決するソフトウェアがEaseUSから開発・販売している”Partition Master”である。これはパーティション管理を中心にクローンやデータ復元なども行えてしまう、多機能なソフトウェアであった。EaseUS Softwareレビュー第3弾、今回はPartition Masterを余すところなく詳しく見ていく。