この記事の概要を簡単まとめ!
- 中国・武漢から始まった死のウイルス
- 対処が遅れ、世界に蔓延する
- 無知がデマを流し、不要な混乱を招く
- ウイルス感染より怖い「混乱」に感染すること
- 中国共産党の「生物兵器」の可能性
- 「世間」と「政府」に惑わされるな
私は本来、トレンド記事というものを書かない。それは「誰もが書くネタ」であるが故に、コンテンツの差別化を図れないからである。したがって、私はトレンドに無関係な記事で、私の興味があるものを中心に扱っている。そのほうが書きやすいのは言うまでもない。
しかし、今年ははじめからクライマックスである。中国・武漢から始まった新たな死のウイルス「新型コロナウイルス」が、今現在も蔓延し留まることを知らない。無能日本政府の初動の遅れ、中国共産党の隠蔽体質、WHOの中国への忖度、そして無知がデマを拡散し、世界大戦以上の混乱を招いた。そんな事態に対し、私の見解を述べていく。
ひとっ飛びできる目次
死のウイルス「コロナウイルス」
ウイルスの始まり
ウイルスの始まりは、中国・武漢である。症状が出たのは2019年12月8日で、武漢市において原因不目の最初の肺炎患者が報告され、2020年1月9日に最初の死亡者が確認される。この時点ではまだ心配することではなかったのだが、だが非常にタイミングが悪かった。春節を控えた手前、中国人が自粛をしなかったのである。もっとも、このときにはそれが死のウイルスであるとは誰も思っていなかったからだろう。中国国内は地域格差が未だ激しく、不衛生が標準の地域も多い。恐らくは不衛生のために感染した、その程度に思っていたためだろう。
その結果、ウイルスは国外に持ち出される。国外感染は2020年1月13日にタイでの感染確認が初であり、ここから全てが始まった。この時点で既に多くの中国人が海外旅行に行った為、全ての大陸に感染者がいることになる。そして1月16日、日本でも感染者が確認された。そして3月5日現在において、居住地となりにくい南極を除く全ての大陸で感染者が確認され、死亡者は3000人以上。事実上のパンデミックである。
無能日本政府は対処せず
さて、感染者が発生したのであれば対処するのが普通であるのだが、当然ながら隠蔽体質である中国共産党はその事実を隠蔽していた。そのため実際は感染が発覚した前から感染の事実があったと思われる。
これまでの経験から、少し考えればウイルスが拡散する危険が分かるのだが、それを一切無視し、インバウンドを優先した無能日本政府は、中国人観光客を受け入れてしまった。その結果、1月16日に最初の感染者が確認され、そこを起点に全国に広がった。この感染の恐怖は、濃厚接触なし、中国・武漢への渡航歴のない人が感染経路不明で感染しているということである。空気感染なのだろうか。
しかし無能、さすが無能と言うべきか、感染者が増えてもなお中国人の入国拒否を取らなかった無能政府の国民虐殺計画により、感染者は急増し、全国に拡大した。また、死のクルーズ船となったダイヤモンドプリンセス号のガバガバ隔離によって無駄に感染者を増やし、また船内隔離されていた一部の乗客(日本人)を帰したことで、今度は帰った先の地域で発症、各地で感染拡大することとなった。
感染拡大が重大化してようやく、1月31日に「湖北省」限定で入国拒否を取ることを2月1日に前倒して施行することを決定するが、やはり対策が不十分である。対象が「中国全土」ではないからである。2月12日に浙江省も追加されたがやはり全土ではない。どこまで中国に媚を売るつもりなのだろうか、私には理解できない。対策が不十分なために国民が死んでいくのを何とも思わない政府には、国民の代表である資格もないと感じる。
嘘で塗り固めた失敗政策ダメノミクスを取り返すために、インバウンドを期待していたのだろう。だが感染が拡大した日本は一部の海外では渡航禁止、入国拒否の対象国家である。おそらく今後も感染者が増える見込みであり、そうなれば外国人は訪日を避けることが確実である。これではインバウンドも何もない。目先の利益のために未来を潰してしまうなど、笑い話にも出来ない。無能の極みである。
無知が混乱を生み、混乱は人へ感染する
さて、政府が無能なら国民もまた無能である、という仮説を立てると、それに当てはまるのが現状の日本である。過去に大震災、台風を経験していながら、その経験が全く生かされていない場面をしばしば目撃することとなったためである。
現在問題となっているのが、一部の生活必需品の買占め及び不正転売である。これは、無知が誤った情報を発信し、それを真実と簡単に飲み込んでしまい拡散を行った結果不要な混乱を生む、思考停止の日本人、以下バカニーズにより行われる迷惑行為である。
マスクの買占めと不正転売、「利己主義」バカニーズ
感染が話題になった頃、空気感染、飛沫感染などと言われていたためか、人々は予防策としてマスク着用が真っ先に浮かんだようだ。そうなればマスクを買い求めるのは当然の行動である。ただし予防としては日常からマスクを着用しているほうが効果がある。
だが問題なのは、他人を無視し、自分だけ助かれば良い。その思考を持ったバカニーズが、マスクの買占めに走った。それと同時、この状況に便乗し、無駄に買占めては無法地帯メルカリやヤフオクで不正な価格で販売する、通称「転売屋」が急増した。
どちらもタチが悪い存在であり、前者は自分だけよければいいと買占めを行う結果、本来必要としている人まで迷惑をかける、後者は他者から不正に金を巻き上げて生活を苦しめ自分は私服を肥やす人間の屑である。両者が与える影響についてはそれぞれ違うものの、両者とも他者に対する配慮はなく、「利己主義」で動いていることが分かる。
もっとも、マスクはコロナウイルスに対してそれほど効果がないため買占める必要がないことが、買占めの少し後で公表された。結果、ただの迷惑行為となったのである。花粉症のために必要なマスクが不足するのは、花粉症の人たちにとって本当に迷惑でしかない。
無知がデマを流し、不要な混乱を招く
問題はそれだけではない。インターネットが発展し、SNSの一般化で誰でも情報発信ができるようになった弊害として、情報の信頼性が犠牲となっている。さらに即時性が強く、あっという間に拡散されてしまうのである。それが例え「デマ」であっても、である。
何を勘違いしたのか、マスクが紙から出来ていると思っていた「無知」が、マスクの生産によって紙がなくなるため、ティッシュやトイレットペーパーがなくなるという主旨をSNS上に投稿、そしてそれを真に受けた新たな「無知」が不用意にも拡散してしまい、その結果各地で紙類の一斉買占めが発生、殆どのスーパー・ショッピングモール・コンビニでそれらがなくなったのである。その光景はまるでオイルショックのようである。
それ以前に、マスクは紙で出来ていない。不織布から出来ている。1)参照:不織布 – Wikipedia
恐らくはこれを知らなかったのだろう。しかし触ってみても分かるように、紙ではなく布である。その感触から全く別の素材であることは分かるはずである。よって紙に影響は発生しない。見当違いの情報発信である。
だが、最初の「無知」が情報確認をせず、この情報をそのまま発信してしまった。結果小さな「デマ」としてSNS上に投下される。そして新たな無知がその「デマ」を信じてしまい、拡散と買占め行動に走る。それが瞬く間に日本全土に広がり、今回の事態を引き起こしたのである。この買占めは、先のデマが拡散しなければ起こりえなかったことであり、不要な混乱を招いたのである。
情報発信者の無知から始まり、そして情報拡散者の無知が拡散し、最後に閲覧者の無知が信じたことによって買占めという混乱が発生した。結論から言えば、マスクが何から出来ているかさえ知っていれば、買占めする必要はなかったのである。この迷惑行為のおかげで、普通に生活している人や仕事でそれらを必要としている人が不足するという本末転倒な事態となっており、バカニーズの稚拙さが露呈している。
コロナウイルス感染より怖い「混乱」に感染すること
これまでの流れから、コロナウイルス自体より、コロナウイルスに対する反応が問題である。治療法が確立されておらず、仮に症状がなくなっても再発するということもあるのだろうが、過剰反応を起こしている。必要のない対策まで取ろうとして、無駄に混乱を招いている。
そして過剰反応を起こしているのは、大抵が感染していない人間である。そのような人間は、「混乱」に感染している。そして「混乱」に感染している人は周囲の非感染者を「混乱」に感染させる。ただし「無知」という持病がある人は感染しやすく、「正しい知識」の抗体を持っている人は感染しない。ただし、「間違った知識」が入ってしまうと感染してしまう。
人間が「混乱」に感染することは、コロナウイルスに感染するより怖い事象である。今回の騒動は「混乱」に感染した人が中心となって扇動したことが大きな要因となっており、そして何をするか分からない。コロナウイルスへの感染が一次災害なら、扇動が二次災害であり、この二次災害が一人歩きしているように思える。過去に大震災や台風を経験していながら、その経験を全く生かせていないのは、笑い話にもならない。日本人は長年の平和ボケで馬鹿が増えてしまったのだろう。実に残念である。
中国共産党の「生物兵器」の可能性
ところで、これは一種の「陰謀論」に過ぎないのだが、今回のコロナウイルス”COVID-19″は、突然変異や再発した人がいること、根本的な治療法がないこと、中国共産党が隠蔽していたことから、中国共産党が既存のコロナウイルスをベースに改造した「生物兵器」の可能性があるという話が少なからずあがっている。
隠蔽と虚言と偽装のイメージが強い中国共産党なので、可能性がないと言い切れないのが実に難しいところである。しかしそれが事実であれば、中国共産党はそれに対しての「抗ウイルス剤」を既に用意しているはずである。
しかし、そのような情報は確認できない。また、各国で独自にワクチンの開発が進んでいるようで、これが成功すれば中国共産党が用意している「抗ウイルス剤」は売れなくなる。また、ウイルスを開発していた事実が世界に露呈すれば、中国共産党はアンブレラ(Resident Evil)の如く崩壊することが予想できる。そのリスクを負ってまで、生物兵器を開発する意味があるとは思えない。仮想敵国(おそらくアメリカ)を攻撃するつもりなら、電子戦を仕掛けるほうがリスクが低く、準備も楽である。コントロールが難しい生物兵器よりも安全である。
したがって、中国共産党の生物兵器説は現実的ではない、と結論付ける。しかしコロナウイルス自体の脅威は変わらないため、警戒は続ける必要がある。
「世間」と「政府」に惑わされるな
コロナウイルス以前に、自然災害、新型インフルエンザのときでも何故か「混乱」に感染し、無知が「デマ」を投下し拡散、不要な混乱を招いたことが何度もある。そのため、今回のコロナウイルスでも同じことが起こることは、半ば予測できたことでもある。
このとき信じられるのは自分自身と、意外にもWikipediaである。政府は何がやましいのか、情報の一部を隠蔽している。そして世間では情報が錯綜しており、真実と虚実が入り乱れているせいでどの情報を選択すればいいかがわからなくなっている。
そのため世間の情報から一旦離れ、Wikipediaで情報調査をするといい。ガバガバ編集もあるWikipediaだが、マスクやトイレットペーパーといった基本的なものに関しての情報は整っているため、まだ信頼できる。ここでマスクのことを調べておけば、先の買占めは起きなかったと言える。
しかし全ての人がこれを実践してくれるとは思えないので、やはり自分自身のみを信じることを原則に、Wikipediaを活用し、世間と政府に惑わされないように動くのが一番の対策となるだろう。これを読んでいる「良識な人」が、無事に生活できることを祈って。
以上、コロナウイルスに関する私の見解であった。それでは、次回の記事で会おう。
リンクス岐部(LINKS-KIBE) at 22:00 May 5th, 2020
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脚注
本文へ1 | 参照:不織布 – Wikipedia |
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