【初改造】dynabook T350/34ARをアップグレード!全分解・復元記録

この記事の概要を簡単まとめ!

  • KIBEKINの人生初、他人のPCをアップグレードする話
  • 改造対象はdynabook T350/34AR
  • CPUへのアクセスに全分解が必要な厄介なPC
  • 必要なツールとアップグレード用CPUとRAMを持ち込んで全分解に挑戦
  • 裏蓋、キーボード、パネルを取ってさらに母板も取り外す
  • 分解過程と復元過程を詳細に記録
  • 結果:無事成功!

PC関係の話というのは、皆大好きなものである。それも、自作系やメーカーPC分解系の話は、改造が好きな人をはじめとして、金をあまりかけたくない人、どうしたら改造できるかを探している人など、色々な人がその情報を探し求めている。とはいえ情報の質に関しては差があり、全く大したことないものから本気で仕上げているものまで様々である。これは個人でも企業でも関係なく、良いものは良く、悪いものは悪いという感じである。

今回はそのうちの本気仕上げのPC関係の記事となるが、だが今回は普段とはかなり違うものとなる。マストドンから関係の深いある人物が持っている、貧弱な構成のPC, dynabook T350/34AR。初期状態の仕様はCPUはPentium, RAMは2GBと、例えWindwos7であっても使用に支障をきたすほどに弱すぎる構成のPCであった。しかし、今は出張改造なんてできるような情勢ではない。だがそのPCの所有者は、横浜へのアクセスが簡単に可能な位置に居て、私も横浜へのアクセスが簡単な位置に居た。そこでPCを横浜に持ち込み、私はアップグレード用のCPUとRAMを持ち込んで、フリースペースでアップグレードするという、無謀で挑戦的な企画をした。

結果から言ってしまえば、時間はかかったが無事に成功したのである。これまで私が扱ってきたPCの中では、全分解をしないとCPUにアクセスできないという非常に厄介な代物であったが、途中凡ミスによるトラブルを起こしながらも、無事全分解を完了しCPUを交換、そして清掃をしたうえで復元し、最後にRAMをアップデートして完了、という流れである。残念ながらバッテリーは死んでいるためその場での検証はできなかったものの、その後戻ってから、ちゃんと起動し問題なく動作しているとの報告を受けている。よって成功例として、ここに分解~取替~復元の過程を書いていく。

PC改造とKIBEKIN

過去の改造履歴

私KIBEKIN(旧リンクス岐部)は、中古PC、それも法人向けのものを好む。そのため、一般に個人向けとなるPCを買ったことが殆どないのである。それは、無謀に分解したり改造したりしても問題ないことを意味する。完全に新品で買った場合は保証関係で迂闊に蓋を開けることができないことが多いのだが、3年以上も経過した中古PCを買うことが多いので、それを全く無視することができる。そもそも中古PCの時点で保証が無いに等しいので気にしていない。

その私が今まで扱ってきた中古PCの中で、色々弄ることができたのが2代目であるHP EliteBook 8440pである。初代のFMV-R8250(富士通)はCore 2 Duo SL7100のためBGAで交換が実質不可能であったこと、DDR2が限界であったため改造するにもそこまでできることがなく、全く改造しなかった。現行・3代目であるEliteBook 8570wは初期状態でi7-3740QMだったため、RAM増設とmSATA SSD追加のみにとどまっている。ただしキーボードとタッチパッドの劣化があるので、交換したいと思っている。



8440pは2010年2月発表のモデルであり、今から10年以上前のモデルとなる。ただし私が当時使用していた時期は2016年あたりから2018年末期なので、その当時は6年前のモデルとなる。EliteBookシリーズであるため分類上はハイエンド機になるが、ほぼ2009年の技術で作られているので性能もそれほど良いわけではなかった。USB2.0しかなく、法人向けのためDisplayPort+VGAという構成、1366×768のディスプレイと、2016年で使うには2世代ほど遅れていた。

私はそんな古いPCを、ExpressCard/54があることを利用してUSB3.0を増設し、CPUへのアクセスが簡単なためi5-520Mを560Mにアップグレードし、改造をしていった。さらには、外付けのUSBのWi-Fiユニットを接続し、内蔵のWi-FIカードを取り外し、mPCIeなのでそれをExpressCardに変換し、eGPU1)外付けGPUのこと。通常はGPUはPCIeに接続するものであるが、昔のPCはExpressCardが存在したため、これを経由してGPUのない、或いはGPUを内部に接続する余裕のないラップトップでもGPUを利用できるようにしようと試みた。その際海外の魔改造好きによってそのための変換パーツが開発された。実用性については、多くがPCIe 3.0  x16を無理矢理x1に変換しているためスピードが遅く(5Gbps)、そこまでする意味がない。このタイプのeGPUは現在はほぼ存在しない。を利用しようと計画していたのである。これはパーツが入手できなかったため、計画に終わっている。また、全分解をしてモニターを付け替えることを試みたこともある。残念ながら失敗に終わって2代目はそれで壊してしまったのだが、その頃には全分解を躊躇することはなくなっていたのである。

他人のPCを弄るということ

その私でさえ、他人のPCを弄るということは、まだしたことがない。無強化で改造するのはともかく、誰かの許可をもらったうえで改造する、改造のために分解作業を行うことは、未だかつて行ったことのないことである。それは私の生活スタイルから考えれば当然のことで、それに出張修理人サービスなどをやっているわけでもないので、そうそう弄る機会などない。なお、ねじが外に全くないタイプのラップトップ、Macは修理対象外である。

それにもう1つの理由があり、例え許可をもらって他人の所有物であるPCを分解したとして、その際に破損させた場合のリスクを考えて、手を出すことを躊躇していた。それはモデルが何年物かにはよらない。いくらモデルが古くても、それを大事に使っていることを考えれば、壊してしまったときの絶望感は計り知れない。壊れたら、最新のモデルに買い替え、それで済む話ではないことが殆どである。そもそも、改造するということは「愛着」がなければしないことである。それ以外にも、現存するデータが使用不可能になるリスクやそのモデルにしかない固有機能を活用していた、などがあれば尚更だ。

そのこともあって、今までは他人のPCを弄るということはなかった。そんな中、ある人物のPCを2月7日に改造(という名のアップグレードを)した。現在の状況下では家に行って出張修理ということはできないため、横浜の人が割と少ないフリースペースにて、私は必要な道具一式、その人物はPCを持ち込んで、野外ライブの如く屋外でアップグレードすることにしたのである。その時のことについて、これから詳細に語っていく。話の流れは、分解>乗せ換え>復元とその後ちょっとした余談である。

分解!dynabook T350/34AR

PCと協力者紹介

まずは、今回の記事を書くにあたり、対象となるPCと協力してくれた人物について紹介する。PCはdynabook T350/34AR(以下T350)で、これは2010年秋冬モデルとなっている。これにはバージョンがあり、/以下が56, 36, 34(色バージョンは無視)となっている。56, 36はi5-460M, RAM 4GB, 34はPentium P6100, RAM 2GBと、差が大きい。CPUは仕方ないにしても、RAM 2GBは流石に人権がなさすぎる。Officeを使うにしても、これでどうやって動かせというのだろうか。なお、このPCのソケットはPGA988A2)IntelのCPUソケットの規格の1つ。PGAはPin Grid Arrayの略で、ICのパッケージ形状の1つである。Socket G1とも呼ばれる。なお、上位のCPUソケットにPGA988B, 所謂Socket G2が存在する。ピン形状は同一であるが、互換性はないので注意。CPU一覧については次のリンク(英語)から確認できる→PGA988A PGA988B, チップセットはHM55 Express3)チップセットの1つ。チップセット自体はPCの機能を決定する重要なパーツである。各ハードウェア間のデータ転送の役割をこれが担っているほか、OCやRAIDといった付加機能、PCIeのレーン数がどれくらい使用可能か、などを決定するものとなっている。チップセットのランクはZ>H>Bの順である。モバイルの場合、QM, HM, PMなどがある。チップセットが使用可能なCPUを決定しているので、これも同時に見ておく必要がある。 参照:チップセットとは パソコン初心者講座となっている。これはCPUを換装する際に必要な情報となる。ソケットとチップセットが不一致だと、悲しい結末を迎えるためである。

そして今回の協力者は、マストドンから交友があり、現在も個人的にかなり連絡を取り合っているわらび(現在のメイン:癒されたい(にする丼) @WLB@iyasaretai.pw | 当時のメイン;まちカdon @WLB@machikadon.online)ちゃんだ。イケメンでありながら可愛く、女の子だけでなく男の子でも惚れてしまうほどの人物である。偶然なことに横浜市内(詳細は伏せる)であり、横浜へのアクセスが簡単な位置に居た。そして私も横浜へのアクセスが簡単な位置に居た。現在の情勢下とわらびちゃんの事情を考慮し、家でやるのではなく横浜でやる方がいいとの結論に達し、作業に最適なフリースペースを探し、そこで作業することにしたのである。

わらびちゃんのT350/34AR
今回アップグレードするわらびちゃんのT350。汚れ以外は綺麗な状態である。しかしバッテリーは経年劣化に勝てなかった。

なお、今回作業するにあたり、分解工房のT350の分解手順を参考にしている。ちなみに、この作業に必要なドライバーは+1ドライバーと適当なマイナスドライバーのみで大丈夫である。その点だけは評価できる。




作業開始:脱着可能なものを事前に外す

作業を開始するにあたりまず手を付けたのが、脱着可能なものである。ここでの脱着可能なものとは、ディスク、RAM、DVDドライブ、バッテリーとディスクとRAMのアクセスパネルのことである。これらは作業時には邪魔になるほか、T350においてはRAMのアクセスパネル裏DVDドライブの裏ねじがあって、取り外すことが必須作業になるためである。

手順01
まずは脱着可能なものから外す。DVDドライブは固定のねじを外してから抜き取る。

HDD, RAM, バッテリーは見た目にもわかりやすいので、取り外すのに苦戦することはないだろう。DVDドライブは、以下の手順で抜き取ることができる。

  1. まず、緑枠のねじを外す
  2. 隙間にヘラを差し込んで左方向へ引き出す
  3. 少し中身が出てきたらそのまま抜き取る

もしバッテリーが生きているのであれば、先にBIOSまでで電源を入れて、通電している間にDVDドライブを開けておく方法もある。電源が入れられない場合は、DVDドライブを正面から見て存在する小さな穴(イジェクトホール)に先の細い棒を入れて蓋を引き出す。私がやったときは細いものがまともになかったので、ホチキスの芯を伸ばして代用した。が、取り出せたはいいものの短すぎて中に入ってしまい、後で抜くのに苦労したので、クリップは常に持っておくといい。

多くの場合、DVDドライブはスリムラインSATA4)SATA規格の一部。薄型の光学ドライブ等向けのケーブルとコネクタの仕様のことである。違いは端子形状のみで、通常のSATAと仕様は変わらない。電源とデータが一体になった端子またはコネクタが多い。である。これがマザーボード(母板)と直接接続されている。そのため、DVDドライブと母板の間にケーブル類は存在しないので、うまく外れたらそのまま引き抜いても大丈夫である。引き抜いたら、他の脱着可能なパーツと共に、タオルなどで包んでおくといい。

ねじ:ボトムケースの全てを外す

こうして無事にねじを外すのに邪魔にとなるものを取り外せたら、いよいよボトムケースのねじを全て外していく。ねじは全て+1ドライバーで外せるので、トルクスに持ち替える必要は一切ない。ねじを外すポイントは以下の通りである。

手順02
ボトムケースのねじを全て外していく。RAMアクセスパネル裏に隠れているねじに注意。

全てのねじの本数は、+1(2.5mm)で4本、+1(6.7mm)で15本である。それぞれは全て同じ長さとなっているので、順番通りにしなくてもねじの長さ別に分けておけば問題ない。小さなタッパーに入れるか、ジッパー付きの小さな透明袋に入れてバラバラにならないようにしておくといい。ちなみに、作業時はRAM上のねじを外し忘れて後に大変なことになった。二重チェックは必ずすることである。

キーボード:カバーを外してねじを外してケーブルも外して

ボトムケースのねじを全て外せば、キーボードを外すことができる。しかしキーボードを外すにはまず直上のカバーを外す必要がある。これはツメで固定されているもので、ヘラを使って両端から浮かしていけば少しずつ外れていくので、手を放して浮いている状態になったら前後に動かすとうまく外れる。焦ってツメを折らないように注意。

カバーを外すと、キーボードを固定するねじ4本が見える。これを外すことで、キーボードを「浮かす」ことが可能になる。ここのねじは+1(3mm)で、ここしか使わない。無くならないようにしたら、画面側からキーボードを持ち上げて浮かせる。ここで、完全には持ち上げずに、キーボードをタッチパッド側へひっくり返すようにする。フラットケーブルが母板と繋がっていて、これを外さないとキーボードを完全に外せないためである。

この状態で母板を見ると、フラットケーブルが繋がっているのがわかる。位置はキーボードでHJK(くまの)あたりにある。母板側のラッチをヘラやピンセットなどで少しずつ弱い力で開いていき、ロックを解除してフラットケーブルを抜き取る。ラッチは非常に脆いため、変に力を入れると壊れるので厳重注意。手順画像は以下に掲載する。

手順03
カバーを外し、ねじを外し、フラットケーブルを外していく。ラッチに注意!

外すもの多数:トップケースを開けるのに邪魔になるもの達

キーボードを外すと、トップケースが現れる。この時点でいくつかのケーブルやコネクタの接続が見える。まずはこれらのうち外せるものから外していく。ここで外すのは無線LANアンテナ、スピーカー・電源スイッチケーブルのコネクタ、タッチパッド接続ケーブルの4点である。スピーカーは黒のビニールテープの裏に隠されている。これは新しい黒のビニールテープを持っている場合は完全に剥がしても問題ない。もっとも、このような作業において黒のビニールテープは必需品であるが。剥がし残しはヘラなどで剥がすこと。ここからは、外していくものについて1つずつ順を追って解説する。

  • 無線LANアンテナ

位置はキーボードのフラットケーブルを接続するコネクタのすぐ右で、近くにタッチパッド接続ケーブルのコネクタもある。外す時はケーブルの伸びている側からヘラなどを潜り込ませて浮かせるようにすると外れる。無理矢理外そうとするとアンテナ側のコネクタが曲がってしまったりするので、ここでも力の入れすぎに注意。



  • タッチパッド接続ケーブル

無線LANアンテナのすぐ近くなので簡単にわかる。コネクタのラッチは手前のクリーム色で、これは上から挟んで固定するタイプである。ヘラなどで、少し潜り込ませて優しく弱い力で上に持ち上げればラッチが開く。これでケーブルが外せる。

  • スピーカー

1つだけ黒のビニールテープが貼られているところがあるのですぐわかる。テープを剥がした下にスピーカーの接続コネクタがある。コネクタのケーブル側は小さな出っ張りのついた形状となっているので、これをコネクタのメス側(クリーム色のやつの方)からピンセットを使って弱い力で水平に少しずつ動かしていく。このコネクタのメス側は上方向の力を加えるとすぐ割れてしまうほどに脆いので、絶対に持ち上げるように動かしてはいけない。指でやるのは危険なのでピンセットが必須である。

  • 電源スイッチケーブル

黒い布で覆われたケーブルの近くで、電源ボタンにも近い。これもスピーカーのときと同様にメス側からケーブル側の出っ張りをピンセットを使って外していく。水平方向のみに動かす約束は絶対に守ること。

以上のことを行った後の画像を以下に掲載する。

手順04
上記の各種コネクタ・ケーブルを外した後。慌てずにゆっくり、弱い力で外していくのがポイント。

トップケース分離:いよいよ母板、だがトラブル発生

実はここだけ画像を撮ることができなかったため、文字ベースになる。一部は分解工房のものも参照する。

ここまで外すことができたら、いよいよトップケースをボトムケースと分離する。ここで、T350を横から見ると、微妙な隙間が存在するはずである。この隙間に、T350を正面から見た右側から時計回りに、ヘラを入れてトップケースのツメを外していく(参考画像:分解工房(16番))。そうすると、いい感じにツメが外れるはずである。このツメが外れたら、トップケースを手で持ち、手前に持ち上げて外していく。こうすればうまく外れて、母板が見えるようになる。

のだが、ここでトラブルが発生した。手順通りなのに外れないのである。確かに全部ツメを外したはずなのに、何故か妙に硬い部分があってどうやっても外れなかった。どうにかして外そうとしても外れず、思わず作業を見ていたわらびちゃんも途中から手伝ってくれ、一緒に外そうとしたが、力の大きさでも力の入れ方でもなかったので、どうやっても外れなかった。その時はあまりにも苦戦しすぎて、疲れてしまったので一時作業を中断した。

苦戦することおよそ20分。「まさか」と思ってもう一度ボトムケースのねじを総点検したところ、RAMの真上にあるねじ(バッテリー側)をすっかり忘れていたのである。そう、全てはたった1本のねじが生んだ悲劇だった。ねじ1本が残っているだけでも外れないのが、ねじの恐ろしいところである。そのため、作業中は確実に全部ねじを外したか、しっかり確認するといい。ダブルチェックに関しては、やりすぎということはない。この件についてはわらびちゃんと笑ったものである。

トラブルもあったが、ねじを外したことで問題なくトップケースを外すことができるようになった。その外した後のトップケースと、それによって見える母板が次の画像である。

手順05(後)
トップケースを取り外した後の状態。トップケースの裏はこのようになっていて、見えてくる母板は次のようになっている。

この状態になれば、後もう少しである。慎重に進めていく。

母板から外すもの:大事な物ばかり

この状態でも母板に繋がっているものは多い。それの多くもまた主要部品ばかりであり、慎重に扱う必要がある。しかし、これまでやったのと同様、弱い力で外していけば壊れることはまずない。ここで外すものについても1つずつ解説していく。

  • 液晶モニタ接続ケーブル

黒の布テープらしきもので巻かれたケーブル。すぐ近くのファンが目印でわかりやすい。これもメス側からケーブル側の出っ張りをピンセットやヘラで少しずつ押すことで外せる。またこれに限り、手でも外せる。その場合は水平方向へのみ動かすことを原則とし、弱い力で少しずつ、左右に揺らす感じで引っ張って外すこと。ちなみに、モニタケーブルは白いテープで固定されているが、ケーブルが動かせるように剥がしておく。しかし10年以上経っていれば劣化していて既に剥がれている場合が多いので、その場合は完全に剥がしてしまうこと。

  • 無線LANアンテナ(テープ)

無線LANアンテナは、テープで母板にくっついている。母板を取り出すときに邪魔になるのでテープを剥がしてアンテナをどこかに除けておく。なお、黒のビニールテープを持っているなら剥がしたテープは捨ててしまってもいい。

  • USBコネクタ接続ケーブル

右下。これは右側のUSB及びSDHCコネクタを認識するための重要なケーブルである。このケーブルのコネクタは上から挟んで固定するタイプなので、ヘラを潜り込ませて優しく弱い力で持ち上げればラッチが開き、外すことができる。

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  • 母板固定ねじ、ファン固定ねじ

母板固定ねじはUSBコネクタ接続ケーブルのすぐ上にあり、ファン固定ねじはファン本体に書かれている矢印の下にある。いずれもわかりやすい。なお、ねじの規格は母板が+1(6.7mm)、ファンが+1(3.7mm)である。外したら無くさないようにしておくこと。

  • 電源ケーブル(ガイドから外す)

無線LANカードの上に、一部を黒い布テープで巻かれたケーブルがある。この時点ではまだ電源ケーブルのコネクタを外すことはできない。ただし、ちょうど黒い布テープで巻かれた部分がボトムケースのガイドに引っかかっているので、ガイドから外してケーブルを動かせるようにしておく。この作業は母板を取り外す前に必ずやっておくべきことである。なお、外すガイドは母板に最も近いものだけでOKである。ここで、これまでの作業とこれからの作業についてまとめたもの(画像)を掲載する。

手順06+07
これまでの外すものについての情報と母板を外す際の情報を1つにまとめたもの。外すものが多い。

ここまで全て外したら、いよいよ母板を取り外す時である。取り外し方は、画像中、DVDドライブ側から母板を持ち上げ、矢印の方向に引いていくと、左側のコネクタとファンがうまく外れてくれる。そうなったら母板を反転させ、電源ケーブルコネクタを外す。位置は画像中の水色の点線内(裏)である。このコネクタは4ピンの屋根なしで、水平方向にゆっくり動かせば抜けるものである(参考画像:分解工房(24番))。力の入れすぎによるピン折れに注意

母板のCPU面

電源ケーブル接続コネクタを抜けば、ついに母板を完全に分離することが可能となる。分離した母板の裏側、つまりCPUのある面は次のようになっている。

手順07(後)
母板を取り出し、CPUのある面を上とした状態。これはちょうどボトムケースを上としたときの内部である。

ここまでしてやっと、CPUへのアクセスが可能となる。また、母板だけの状態なので、各種パーツの位置関係もよくわかる。さらに、普段は全く見ることの出来ないチップセットも、この状態ならよくわかる。CPUの隣にある、CPUに似たような物体がそれである。これは完全に貼りつけられていて、外すことが不可能である。

本命のCPU交換

まずは取り外し:ヒートシンクと古いCPU

ここまでくればもう怖くない。ヒートシンクの固定を外して、CPUを交換するだけである。先の画像で説明するが、CPUを放熱するために接続されているヒートシンクは、四隅をねじで固定されている。このねじは取り外す順番があり、それを示す数字が彫られている。掲載している画像は圧縮しているため見えないのでここで説明すると、順番は右上→左下→左上→右下の、右上から対角線を描く形で外すようになっている。これでヒートシンクは外すことができる。なお、ねじはヒートシンクから分離しない構造のため、無くす心配はない。

ヒートシンクを外したら、いよいよCPUが見えてくる。だがこの時点ではまだ外せない。外すには、CPUのロックを外す必要がある。といっても簡単で、マイナスねじになっている部分を反時計回りに半回転させれば、ロックが解除されてCPUを取り外すことができる。このマイナスねじ部分、極端な話、硬貨でも回せる。どの手段でも問わない。

CPUを取り外す際は、CPUの端を指で挟み、垂直に持ち上げるようにして取り外す。母板(ソケット)とは剣山のようなピンで接続されていて、しかもそれは細いピンなので少しでも力を加えると曲がるか、最悪折れるのである。ピンを曲げたり折るのは、取り出そうとするときに斜めに取り出そうとして引っ掛けてしまうことが原因となることが多い。そうならないために、必ず垂直に持ち上げるようにすること。全部抜けたら、柔らかい布の上にでも置くといい。ここまでの手順の画像は以下に掲載する。

手順08
ヒートシンクの取り外しとCPUの取り外し。分解作業はこれで終わりである。

これで、今までT350で稼働していた非力なPentium P6100を取り出すことができたのである。これが10年以上も装着されていて、それでわらびちゃんがずっとこれを使っていたことを思うと、本当によく頑張ったものである。だが役は終わったので退場してもらおう。

分解から復元へ:新しいCPUの取り付け、の前に

分解作業については、先のCPUの取り出しで最後となる。ここからはその逆、復元作業の開始である。まずは、CPUの取り付けである。といっても簡単で、先程の逆をすればいいだけである。ただ、ここで注意したいのは、CPUをセットする前にヒートシンクの清掃を行う必要があることだ。ヒートシンクのCPUを固定していた側には乾燥したシリコングリスが付着している。本来シリコングリスはCPUの熱をヒートシンクに逃がす際の熱伝導の役割を担うのだが、乾燥していると全く効果が現れないどころか新たに塗布するシリコングリスの邪魔になってしまうのである。

そこで、ヒートシンクの乾燥したシリコングリスをアルコールやウェットティッシュなどであらかじめ綺麗に拭き取っておく。こうすることで新たにCPUに塗布するシリコングリスとの間に無駄な隙間を作ることがなくなるので、放熱性能が向上する。これはデスクトップPCでも同じことが言えるので、覚えておくといい。テストに出るぞ!




ようやくCPU取り付け:向きに注意、シリコングリスは忘れずに

ヒートシンクの準備ができたら、ようやくCPUを装着する。今回はPGA988A, HM55 Expressチップセットに適合するCPUとして、i3-380Mを選択した。ところで、なぜi3か。それは、Arrandale世代のモバイル向けCPUはi5以上のモデルにターボブーストテクノロジー(TB)が搭載されているが、これが曲者である。初期のTBは爆熱になりやすく、気付けば90℃以上になっていることもしばしばある。高温はCPUの寿命を縮める原因である。また、わらびちゃんはそこまで高性能を求めていなかったこと、PCの設定5)TBを切るだけであれば、各電源プランの[詳細な電源設定の変更]からプロセッサの電源管理>最大のプロセッサの状態を開き、そこの数値を99%に変更すればOKである。にはそこまで詳しくないことを考慮してTBがないi3にした、ということである。本当は390Mが良かったのだが、市場にはなかった。

さて、CPUをセットする際、向きはどっちなのかと迷うことがあるが、判別方法は簡単である。CPUを上から見たとき、四隅のうち1角だけ三角形のマークが見える。ソケットにも同じ三角形のマーク、またはそれに似たマークがあり、これと向きが合うようにすればOKである。または、ピン側を見ると正方形に均等にピンが配置されている中で2本ピンが欠けている部分がある。そしてソケット側は1つだけ穴が無い部分があり、これと合う向きではめる。ちなみに、穴の数とピンの数は一致しないようにできているため、気にしなくていい。ソケット的にはPGA988A, PGA988B両方に対応できるようにしている結果である。しかしチップセットの関係からPGA988Aしか使えない。

CPUを取り付ける際も、取り出したときと同じように垂直に下ろすこと。向きが合っていれば問題なくはまるはずである。はまったら今度はマイナスねじを時計回りに半回転させてCPUをロックする。ロックしてから、シリコングリスをCPUに塗布する。量は豆粒大でよく、これをムラがないようにCPUのミラーになっているような部分に塗っていくのである。十分に塗布できたら、ヒートシンクを元に戻して固定すれば完了である。ここで、作業時の画像は以下に掲載する。

戻し手順00
CPUのセットとシリコングリスの塗布、ヒートシンクを元に戻すまでの手順。これが最初の一手だ。

復元!dynabook T350/34AR

分解の逆手順で復元する

本命作業のために全分解が必要であったT350。CPUをアップグレードし終えた今、ここから復元することになるわけだが、それもまた時間のかかることである。しかし分解時よりは難しくない。単純に逆手順をすればいいだけである。

母板再固定~トップケース復元

母板を戻すところからスタートである。分解時の逆手順であるため、電源ケーブルコネクタをあらかじめ接続し、その状態で母板を、左側のコネクタ類を先に収めるように先に左側から入れて、右側(DVDドライブ側)を最後に乗せるように戻していく。コネクタが正しくボトムケースに収まっていれば、ねじ穴は必ず一致するので合わせることを心掛けるといい。そして先にねじを締めて固定してしまうと後の作業が楽になる。

母板を固定したら、外していた重要なケーブルを再接続する。分解のタイミングで母板から外したのは液晶モニタ接続ケーブル、USBコネクタ接続ケーブル、無線LANアンテナ(テープ貼り付け)である。電源ケーブルは接続済みで戻してるので、ここでガイドに戻す。これらを戻したら、トップケースを取り付ける。向きを合わせれば、取り付けは取り外すときよりも圧倒的に楽である。当然ながら隙間がなくなるようにはめなければ意味がないので、しっかりはまったかを確認することが重要である。

トップケースを完全にはめたら、分解の時に外したコネクタ類を再接続する。ここではスピーカー、無線LANアンテナ、電源スイッチケーブル、タッチパッド接続ケーブルの4点である。取り付けるときも弱い力で少しずつ差し込んでいくことが重要である。ピンセットはここでも役に立つ。なお、スピーカーは元あったように黒テープで封をすること。何においても、焦る必要はないのでゆっくりやるといい。ここまでの作業の画像は以下に掲載する。

戻し手順01~04
母板を戻し、トップケースを戻す。小型のコネクタやフラットケーブルの再接続は手よりもピンセットを使うと安定する。

キーボード再接続・固定~カバーを戻す

トップケースを戻せたら、キーボードを戻すことができる。キーボードを戻す際に注意したいのがフラットケーブルだ。取り外した時と同じように、キーボードを逆に置いて、ひっくり返した時に自分の手前側がモニタ側になるようにした状態で、先にこれを接続する。フラットケーブルはモニタ側から回り込むようにして差し込んで接続する。少々難しいので気を付けて作業すること。

接続できたらキーボードを戻し、モニタ側の4箇所のねじ穴全てが正しい位置にあることを確認してから、4箇所全てをねじ止めする。完全に締めたのを確認した後、ここにカバーを、モニタ側を先に差し込んでツメに合うようにはめていく。隙間がなくなるようにはまったら、これで内面の復元は完了である。ここまでの作業の画像を以下に掲載する。

戻し手順05~06
キーボードの再接続と固定、カバーを戻して内面を復元。ようやく終わりが見えてきた。

ボトムケースのねじ止め、各種パーツの再接続+清掃

内面が完了したら、一旦T350のモニタを畳んでおく。そのまま裏返してボトムケースのねじを全て止める。優先はDVDドライブ側とバッテリー裏の2個ずつの+1ねじ(2.5mm)で、それが終わったら残り15個の+1ねじ(6.7mm)を締める。RAMアクセスパネル裏は忘れがちなので注意。なお、間違ってDVDドライブ固定ねじを締めないように注意すること。もっとも、長さが違うのですぐ気付くが。



ねじを全て締めたら、DVDドライブを元に戻す。一方向にしか入らない構造なので向きは間違えることはないと思うが、スリムラインSATAがHDD側に来る状態で入れる。接続できた場合、DVDドライブ固定ねじの穴にDVDドライブのラッチが来るのでここに+1ねじ(3.7mm)で固定する。これでDVDドライブは問題なく動くはずだ。もしうまく動かなくても、幸いなことに取り付けが簡単な位置にあるので大丈夫だ。

最後に、HDDとRAMを取り付け、完全に取り付けられていることを確認した上でアクセスパネルを閉じる。アクセスパネルについてはねじ止めなのでしっかり締めること。このタイミングで、RAMを2GB→4GBにアップグレードしている。PGA988A/HM55なのでDDR3-1066(PC3-8500S)が限界であるが。また私事であるが、長い間使っていて付着したであろう汚れが気になったため、清掃している。以下に画像を掲載するため、最初の方と比較するとすっきりした感じがわかるはずだ。

戻し手順07
ボトムケースのねじ止め、部品の取り付け、そして清掃を行った。かなり綺麗になった。

復元完了

こうして、全ての作業を終え、dynabook T350/34ARは完全に復元された。復元後のスペックは以下の通りとなる。

  • Model: dynabook T350/34AR Fall/Winter 2010 model
  • OS: Windows 7 Home Premium 64bit
  • CPU: Pentium P6100 @2GHz 2C/2T i3-380M @2.53GHz 2C/4T
  • RAM: PC3-8500S(DDR3-1066) 2GB 4GB
  • Display: 15.6inch(16:9) 1366×768, RGB 2048×1536, HDMI 1920×1080
  • Optical Drive: DVD super multi drive
  • Battery: NO RESPONSE

主要なものについて書いているので、殆どは省略している。モデルネームは/34ARなのにPentiumではなくi3を使っているので嘘つきになってしまった。が、誰も気にしない。しかし、2C/2Tから2C/4Tになったこと、RAMが4GBとなって余裕が出たこともあって、「めっちゃはやい」との報告を受けている。無事、成功した。ということで、復元したT350/34ARの画像を掲載しておく。

復元完了
復元完了したT350/34AR。綺麗にしたため、後5年は使える。15.6型なので実はけっこう大きい。

ちなみに、全体の所要時間は約2時間であった。ねじを外すのを忘れていなければ後30分は早かったと思われる。RTAではないが。

ちょっと余談:インナーケースは必需品

ここからは余談となるが、この後横浜のヨドバシカメラに寄っている。というのも、わらびちゃんがT350を持ち込んだ時、所謂プチプチに入れて持ってきたためである。ちゃんとしたインナーケースを持っていなかったのである。ちょうど横浜にいることもあってそのままヨドバシカメラで実物を見ながら、気に入ったものを私が買い、それをそのまま持ち帰ってもらうようにした。

しかしT350は15.6型なので、選択できるインナーケースは15.6型のものに限られる。その中で実際に持ったりポケットの数、内側の保護機能、持ち手などを考慮して、エレコムのBM-IBH15BKに決定した。わらびちゃんとしては、ハンドル付きで内側がごつごつしていないものが決め手だったようだ。そこまで高機能である必要はなかったのである。

わらびちゃんのT350はバッテリーが機能不全であるので外に持ち出すことはないだろう。しかし、ちゃんとしたインナーケースに入れておく、または未使用時の保管場所としてこれを利用することで、優秀な耐衝撃や埃対策になる。将来的に持ち運ぶ必要が出てきたとき、持ち運びによる損傷を最小限に抑えることもできるため、PCを持ち運ぶ者全ての必需品と言える。しかも、大半のものは3000円もあれば買える。損傷で余計な修理費用を払うよりも、対策投資としておすすめである。

結果:無事成功!

KIBEKIN史上初、他人のPCを(許可を取ったうえで)アップグレードする企画は無事に成功した。実のところ、対象のPCの連絡を受けてからその分解方法について探して、その資料を見つけて読んでいた時、全分解しないとCPUにアクセスできないという難易度の高い構造に私は不安を感じたのである。全分解する過程で何らか、破損させるかもしれないと思っていて、うまくできる保証がないと考えていたためである。

しかし、前から企画していただけに、今更怖気づいてはいられないと望んだ本番。その緊張は、すぐに解けた。実際にやってみればなんてことはない、手順通りなら問題の1つも発生せずに無事分解でき、そして逆手順で復元すればあっという間に元通りだ。構造こそ複雑で、壊れやすい部品は慎重に扱う必要があったが、注意すべきところにはしっかり注意を払ったおかげで、分解する前よりも綺麗になった。そして性能も上がった。やれば意外とできてしまうものである。少し自信がついた。もう少し、他のものも(アップグレードを名目に)分解したくなってきた。だが次回以降は有償分解になるであろう。

なお、これを読んで分解しようと思った方に警告であるが、本記事はあくまで(それなりの)経験者の視点から書かれた、安全性と確実性を確保した上での分解および復元とアップグレードである。これと同じようにしたところで、必ず成功することを保証するものではない。したがって、ここに書いてあることを行って何らかの損害を被ったとしても、私は一切の責任を負わないので、そのつもりで。

 

以上、dynabook T350/34AR 全分解・復元記録であった。それでは、次回の記事で会おう。

 

KIBEKIN at 01:09 Fab. 11th, 2021

 

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追記情報

2021年2月27日 わらびちゃんのメイン垢移行に伴い、その情報を追加し、まちカdonを当時のメイン垢として文面を変更

 

謝辞

最後に、被験体アップグレードのためにdynabook T350/34ARを持ち込み、分解を許可してくれたわらびちゃんには、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。


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脚注

外付けGPUのこと。通常はGPUはPCIeに接続するものであるが、昔のPCはExpressCardが存在したため、これを経由してGPUのない、或いはGPUを内部に接続する余裕のないラップトップでもGPUを利用できるようにしようと試みた。その際海外の魔改造好きによってそのための変換パーツが開発された。実用性については、多くがPCIe 3.0  x16を無理矢理x1に変換しているためスピードが遅く(5Gbps)、そこまでする意味がない。このタイプのeGPUは現在はほぼ存在しない。
IntelのCPUソケットの規格の1つ。PGAはPin Grid Arrayの略で、ICのパッケージ形状の1つである。Socket G1とも呼ばれる。なお、上位のCPUソケットにPGA988B, 所謂Socket G2が存在する。ピン形状は同一であるが、互換性はないので注意。CPU一覧については次のリンク(英語)から確認できる→PGA988A PGA988B
チップセットの1つ。チップセット自体はPCの機能を決定する重要なパーツである。各ハードウェア間のデータ転送の役割をこれが担っているほか、OCやRAIDといった付加機能、PCIeのレーン数がどれくらい使用可能か、などを決定するものとなっている。チップセットのランクはZ>H>Bの順である。モバイルの場合、QM, HM, PMなどがある。チップセットが使用可能なCPUを決定しているので、これも同時に見ておく必要がある。 参照:チップセットとは パソコン初心者講座
SATA規格の一部。薄型の光学ドライブ等向けのケーブルとコネクタの仕様のことである。違いは端子形状のみで、通常のSATAと仕様は変わらない。電源とデータが一体になった端子またはコネクタが多い。
TBを切るだけであれば、各電源プランの[詳細な電源設定の変更]からプロセッサの電源管理>最大のプロセッサの状態を開き、そこの数値を99%に変更すればOKである。
KIBEKIN
会社員という働き方が合わないのに会社員になってしまってから、半ば自分からリタイア後ブログクリエイターとなり活動してきた社会不適合者。今後の活躍の約束とHIKAKINリスペクトの意味を込め、リンクス岐部からKIBEKINに改名した。

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