この記事の概要を簡単まとめ!
- The Document Foundationのプロジェクトが開発するオフィススイート”LibreOffice”
- 無料のオフィススイートながら開発が継続されている
- LibreOfficeの各ソフトウェアを軽く紹介
- Officeの拡張子で作成されたファイルもR/W可能
- 今のところできないことは殆どない
- OfficeにこだわりがないならLibreOfficeは優秀
PCをはじめとするIT関係、ハードウェアもソフトウェアも進化が非常に早く、そして製品サイクルも早い。今日寝れば、明日には新しい何かがもう出来ている。時間の流れが圧倒的に早い場所で常に戦い続けるエンジニアは、世界の最先端を行っているのだろう。
時代の最先端を行く技術者集団の1つにMicrosoftがある。ここが開発したWindows OS, Officeは事実上の標準であり、知らない人も使わない人もいないといっても過言ではない。だが金のかかるこれは、WindowsはともかくOfficeには金をかけたくないと、これを使わないようにしたい人も出てきた。そうなるのは安易に予想できる。
前回は格安・グレーライセンスに対する警鐘を書いた。その際にフリーのオフィススイートとしてLibreOfficeが存在することを少し触れただけである。今回はLibreOfficeの中身について触れていき、Office互換ともされるこれがどこまで可能なのか、見ていくことにする。グレーライセンスかOffice互換かで迷っているなら、これを読めばOffice互換と決心できるようになるだろう。
ひとっ飛びできる目次
無料オフィススイート”LibreOffice”
LibreOfficeの登場
LibreOfficeは、The Document Foundationのプロジェクトが作成する自由・オープンソースソフト(Free/Libre and Open Source Software = FLOSS)のオフィススイートである。商用ソフトであったStarOffice(日本向けは商標関係によりStarSuite)1)日本ではNECがStartOfficeというグループウェアを商標登録していた関係から、名称が変更された。をオープンソース化したOpenOffice.orgから2010年に派生して作られたものである2)参照:LibreOffice – Wikipedia。派生元であるOpenOffice.orgは2011年に終了した。これは後にApacheに譲渡される。
元々はサン・マイクロシステムズが2000年にOpenOffice.orgのプロジェクトを立ち上げてStarOfficeをオープンソース化した。その後2010年1月27日にオラクルがサン・マイクロシステムズを買収した。サン・マイクロシステムズの頃から企業の意向で開発が左右されることが多く、これに不満を持つコミュニティユーザーはOpenOffice.orgから独自に分岐したオフィススイート(Go-oo, NeoOffice)をリリースしていた。そしてオラクル買収のタイミングで、OpenOffice.orgの主要開発者でThe Document Foundation(以下財団)を設立。OpenOffice.org 3.3を独自に開発することから始まった。
財団は、オラクルに対し財団への参加、OpenOffice.orgブランドの寄贈を要請した。その関係から開発ネームを暫定的にLibreOfficeとしたが、オラクルは応じなかった。したがって、正式にLibreOfficeとして開発することになったのである。この経緯があり、LibreOfficeの最初のバージョンはOpenOffice.orgのバージョンを引き継いでいる。そして2011年1月25日、LibreOfficeの初のバージョンである、LibreOffice 3.3をリリースした。LibreOfficeはここから始まったのである。
無料のオフィススイートながら開発が継続されている
財団は創設時に掲げた公約として、以下4つがある。また、財団が受け入れられないことも掲げている。
私たちの価値観
私たちの立場: 私たちが受け入れられないこと: すべての人が無料でオフィススイートを利用できるようにすることによって、パソコンやインターネットなどを使える人と使えない人の間に生まれる格差(デジタルデバイド)をなくし、誰もが21世紀の市民として社会参加できるようにします。 特定企業によるオフィススイートの独占的所有。これは自由な国際的電子通信に対する事実上の課税であり、経済的弱者に罰金を科しているようなものです。 すべての人が、私たちのオフィススイートを母国語に翻訳し、母国語で文書化し、母国語でサポートし、母国語で普及ができるようにして、母国語の保護を支援します。 単一の言語によるコンピューターデスクトップの支配。これは外国語を学習しないと、自分が考えていることを電子的に表現することもできなくなるということ です。 オフィススイートのユーザーがオープンドキュメントフォーマット(ODF)やオープンスタンダードを使って作成した文書の知的財産を保持できるようにしま す。 ソフトウェアを所有している企業によるファイルフォーマットの所有。文書はそれを作成した人のものであり、ソフトウェア企業のものではありません。 開発者たちが互いに評価し検証することが可能な、オープンで透明性のあるソフトウェア開発プロセスでこそ、技術的な優秀さが高く評価されます。 閉鎖的な開発プロセスでは、間違いが隠されたり、質の悪いものが受け入れられたりすることがあります。 TDF Manifesto(JPN translate) – The Document Foundation Wiki(JPN)
このことから、LibreOfficeは無料のオフィススイートであり、あらゆる言語で使用可能にし、専用の拡張子を使用せずODF3)OpenOffice.orgのファイル形式をもとに、OASIS, ISO, IECによりISO/IEC 26300として標準化されたオフィススイートのファイル形式。複数のXMLファイルをzip形式で圧縮したファイルとなっている。ODFにおける各拡張子は .odt(ワープロ)/.ods(表計算)/.odp(プレゼンテーション)/.odb(データベース)/.odb(図形)/.odf(数式) である。参照:OpenDocument – Wikipediaを採用し、オープンソースで開発を行っていることがわかる。
上記の公約を達成し続けるために、現在も無料で開発が継続されている。この際、本格的な活動のために2012年にドイツ・ベルリンに財団を「財団」として法的に設立している。途中で開発停止となったOpenOffice.orgと違い、プロジェクト参加者が世界中に存在する。このおかげか、現在のLibreOffice最新版は7.0.0、安定板は6.4.6となっており、ほぼ全てのOSをサポートしている。また、クラウド版(LibreOffice Online)も存在する。
ユーザー数も着実に増えているようで、政府機関での利用も確認されている。日本でも一部自治体はOfficeに代わってLibreOfficeを導入していることが確認されている。したがって今後も開発が継続されることは確定であるので、LibreOfficeを導入する企業ないし自治体も増加するものであると思われる。
LibreOffice使用レポート
無料オフィススイートとしてはおそらく最大勢力となるであろうLibreOffice。その実力が如何なるものなのか、それを知るには使うのが早い。したがって、実際に使用してそれを確かめることにする。なお、LibreOfficeがインストールされている前提で話を進める。執筆時点の最新安定板は6.4.6である。
LibreOfficeの各ソフトウェアについて
LibreOfficeの各ソフトウェアは、次の名称が与えられている。ここではOfficeにおける対応するソフトウェアも記述する。
- LibreOffice Calc – 表計算 – Excel
- LibreOffice Writer – ワープロ – Word
- LibreOffice Impress – プレゼンテーション – PowerPoint
- LibreOffice Base – データベース – Access
- LibreOffice Draw – 図形 – Visio, Publisher
- LibreOffice Math – 数式 – Accessories/Math Input Panel
上記6つのLibreOfficeソフトウェアが存在する。データベースに関してはOfficeユーザーでも殆ど使用する機会がないため、こればかりは割愛する。ここからはこれらのソフトウェアについて、1つずつ見ていくこととする。
Calc – 表計算/スプレッドシート
LibreOffice Calcは表計算を行うソフトウェアである。表計算はスプレッドシートという名称になっていることもある。要するにExcelである。Calcでも基本的な使い方はExcelと変わらないものである。参考画像を以下に示す。
殆どはExcelに似た構成となっている。しかしUIが慣れるまで少々戸惑うものである。Calcの場合、何か操作を行う場合上方のメニューバーから操作を行うか、直下のツールバーで操作を行う。このツールバーは自分好みにカスタマイズすることが可能である。とはいえ、最初は何がどこにあるかわからず、1つの操作を行うにもそのコマンドを大捜索することになるであろう。また、右側はサイドバーを開くことができ、詳細な設定が行える。これは開けるものが固定されているがツールバーより操作しやすいため、積極的に使用するところになる。
表計算を行う上で必須の機能と言えば関数、罫線、グラフである。業務効率化にはマクロ作成・実行可能であることも入る。これらについてはExcelと大差なく利用でき、マクロは”Option VBASupport 1″を宣言することでVBAでの記述が可能となる。そのため、ほぼExcleとして使用することができる。
また、LibreOfficeは拡張機能を使用できる。拡張機能はインターネット経由でLibreOfficeの拡張機能専用ページからダウンロードし適用することができる。各ソフトウェア専用のものと、LibreOffice全体で使用できるものがあるようで、拡張性で言えばOfficeよりも高いものと考えていいであろう。慣れれば、Excelより使いやすい可能性はある。
Writer – ワープロ
LibreOffice Writerはワープロのソフトウェアである。今はワープロというより文書作成と言った方がわかりやすい。これも基本的な使い方はWordと変わらない。参考画像を以下に示す。
これもWordに似た構成となっている。メニュー選択・ツールバー+サイドバー形式はLibreOfficeの基本であることがわかる。ツールバーはよく使うものがデフォルトでセットされているため、いきなり使ってもある程度は迷うことはないだろう。だたし、アイコンだけなのである程度察する必要があるが。
Writerでは、スタイルで詳細な文書の構築が可能になっている。キャプションを対象に合わせて変更できたり、見出しレベルを変更できたり(索引見出しも含む)、結びの言葉や差出人、署名といった最後に書く文章として文字(文章)のスタイルを変更できるようになっている。見出しの変更ができるあたり、Web文章、特にWordPressのような構築が可能である。もっともその場合は直接Webページを書いた方がいいかもしれないが。
Writerは数式もサポートしている。後述のMathで作成した数式をインポート可能なほか、WriterからMathを呼び出してその場で数式を作成できる。その他、特殊文字(特殊記号)も対応しているので、ツールバー+サイドバーを使いこなすことができると、Wordより楽に書くことができるであろう。
Impress – プレゼンテーション
Impressはプレゼンテーションソフトウェアである。Impressは動詞で印象付けるや感動させるという意味がある。プレゼンテーション=印象付けると考えると納得である。使い方はPowerPointとほぼ変わらない。参考画像を以下に示す。
何に似ているとはもう書く必要がないだろう。ツールバーはいつも通りである。サイドバーではいつものプロパティのほか、画面切替とアニメーションの設定をさっと行える。この部分はPowerPointと似ている。また、マスタースライドという項目があり、これにはスライドのテンプレートが登録されている。このテンプレートはスライド単位で設定できるもので、背景を考えるのが面倒な時に役に立つ。
ここで使用時に気づいたのが、画面切替を設定している場合に、再生時間を0秒にしてしまうとクラッシュするという現象を発見した。おそらくは予期されていない操作のために、これに対応するルールを作成しておらず、これに対応できないためであると思われる。なお、アニメーションに関しては0秒にならず、0.01秒で止まるようになっている。
少しデメリットである部分として、図形やテキストボックス移動時に、他の図形やテキストボックスとの距離や位置関係を示すガイドラインが表示されないことである。これに関しては表示>グリッド線と補助線 からグリッド線の表示をONにすれば、グリッドに従って配置することができるようになる。グリッドは絶対的配置になるので、慣れると配置しやすいであろう。
Draw – 図形
Drawは図形作成ソフトウェアである。図形なのでDrawと書いてあるが手書き機能はなく、既存の図形とテキストボックスの配置で文書を作成するものである。したがって「絵」は描かない。テキストボックスを使用するため、作図以外にも利用できる。参考画像を以下に示す。
OfficeではVisioやPublisherがこれに該当するが、使用したことがないうえに通常のエディションでは同封されないので使用すらできないため、似ているかどうかも不明である。ツールバーは初期設定では使いづらいので、挿入やオプションを追加しておくとやりやすい。
作図に関してはWriterやImpressよりも複雑な図形の作成が可能である。サイドバーにシェイプを展開させておくことができ、ここから好きな図形を呼び出して配置するのが基本となる。左にも図形ツールバーは存在するが、右の場合は一覧で表示されるので、直観で選択しやすくなる。これによりかなり操作しやすい。
Drawでグリッド線とスナップガイドを有効にすれば、グリッド線で位置を細かく合わせることが可能になる。これを利用すれば、図形の複合による複雑な図形の作成、フローチャート図が作りやすくなる。また、テキストボックスを使用することで、Writerっぽく使用することができる。もっとも、文章のみであればDrawを使う理由にはならない。凝った図形とともに文書としたい場合には有効である。ちょっとした新聞のようなものを作るにはDrawがやりやすいであろう。
難点といえば、図形作成が主なのでテキストボックスが使いにくいことくらいである。逆にその問題点さえどうにかなれば、かなり高性能な図形作成ソフトウェアであると言える。これがフリーのオフィススイートでいいのかと思うほどである。
Math – 数式
LibreOffice Mathは数式エディタである。完全に数式専用のエディタである。それ以外のことはできない。参考画像を以下に示す。
Officeでは各Officeソフトから数式を呼び出すことで使用する。また、WindowsアクセサリにMath Input Panelがある。ただしMath Input Panelは手書きで非常に使いづらい。Officeから呼び出して使用するものは、文字の直接入力やタブから数式の型を選択して入力するものであるため、少々使いづらいところがあった。
Mathは、サイドバーはなく左の要素から数式の型や演算子を選択するのが基本となる。また、それとは別にコマンド形式で数式を作成することができる。コマンドに関しては財団のLibreOffice公式のドキュメント集の中の、Math Guidesからダウンロードできるものに付録として掲載されている。コマンドで記述できることにより、いちいち使いたい型を選択しに戻る必要がなく、また意図しない数式になることを防ぐこともできる。Officeはコマンド記述はできないので、この点でLibreOfficeは優位である。
コマンドに関してはリファレンスを参照すれば問題なく、型を選択して数式を作成する方法でも、特に問題が起きることはないであろう。私が使用した限りではMathは特段これといった欠点が見当たらないので、使いやすいものである。
Baseに関してはデータベースを扱うことが殆どなく、一般用途でも限定的であるため割愛する。よって、使用レポートは以上である。
どこかOfficeを意識して作られているLibreOffice
元々はOpenOffice.orgから派生したLibreOfficeだが、世界的シェアではやはりOfficeに負ける。そのOfficeユーザーが圧倒的に多いことを考慮してか、LibreOfficeもどこかOfficeに似たような部分がある。
具体的にどこと言われると、その微妙な差異によって断言ができないが、学生特権もあってOfficeを使ってきた私からすると、少しの時間があればLibreOfficeに慣れて普通に扱えてしまえるものである。これは単純に適応能力があるだけの可能性もあり、同時に同じようなものを扱ってきたことによる「似たもの」だから意外にも出来てしまったとか、あいまいな話である。
しかし確実に言えるのは、Officeを意識して作られているということである。だからこそ、扱える人には扱えるのだと考えている。
Officeの拡張子で作成されたファイルもR/W可能
さて、独自規格というものは1つの企業ブランドでありライセンス等の商売道具となるが、同時に互換性の観点から最悪の評価を貰うものである。ハードウェアで言えばUSB(A-micorB or type-C) vs Lightning の話であり、Lightningの互換性のなさと言えば、まじかよApple最低だなと言わざるを得ないものである。
これはソフトウェアも同様である。特定のソフトウェアによりファイルが生成される場合、大抵はそのソフトウェアでのみ読み込み/書き込みができる。したがって、そのソフトウェアをアンインストールしたなどでソフトウェアが利用できなくなると、そのファイルはどうしようもなくなる。もっとも、バイナリレベルでの編集は可能であると思われるが。しかしそのソフトウェアがなければ編集する意味はない。
それをLibreOfficeは解決した。Microsoft Officeの拡張子(.docx/.xlsx/.pptx)で作成されたファイルを、インポート/エクスポートフィルタを介して変換することで読み込みと書き込みを可能にしている。詳しくは以下を引用する。
LibreOfficeが使用する標準ファイル形式は、オープンドキュメント形式(ODF)である。ODFは、構造化情報標準促進協会(OASIS)が文書規格を策定し、国際標準化機構(ISO)、国際電気標準会議(IEC)、日本産業規格(JIS X 4401:2014[9])が認定する国際標準規格である。Microsoft Officeなどのファイルはネイティブファイルとしてはサポートせず、これらと互換性は無いがインポート、エクスポートフィルターを介した変換を伴う読み込みと書き込みができるファイルとしてサポートをする。
LibreOfficeのサポートするファイルについて – LibreOffice – Wikipedia
あくまでフィルタ変換によるものであるため、直接読み込んでいるわけではない。そのためOfficeで作成したファイルの一部機能が読み込み時に無効となったり、逆にLibreOfficeで作成したファイルをODFではなくOffice拡張子で保存する場合LibreOfficeの機能は無効になることが多い。よってLibreOfficeで作成したファイルはODFが原則であると言える。元々の拡張子がOfficeであれば、この限りではない。なお、これは現行のLibreOfficeに限った話である。
ただ、変換を介しながらもOfficeファイルもR/Wが可能であることを考えれば、相手のソフトウェアによらず相互でファイルのやり取りが可能である。対するOfficeも一応ODFを扱うことはできるので、現状は然程困るものではないであろう。
OfficeにこだわりがないならLibreOfficeは優秀
ここまで、LibreOfficeの概要と個々のソフトウェア(baseを除く)の軽い解説を書いてきた。LibreOffice自体はOpenOffice.orgから派生した無料オフィススイートである。それにも関わらず、性能やできることは現在のオフィススイートの標準であるOfficeに並ぶほどである。これはやはり、The Document Foundationのプロジェクトが非常に活発で、ユーザーコミュニティは世界中の人が参加しているということもあるだろう。
その結果、開発が盛んになり、更新が途絶えず多言語対応することができるのだろう。また、企業ではなく財団という形で活動しているからこそ、企業に縛られずに開発を進めることができるというのもある。事実、コミュニティはサン・マイクロシステムズやオラクルの意向で開発が左右されることを嫌って財団を設立してプロジェクトを進行したので、結果的に功を奏したと言える。企業の利権が絡まないものほど、しっかり作れるようだ。
今回こうしてLibreOfficeについて(少し)使用してみて思うのが、LibreOfficeにできないことは、今のところ殆どないということである。しかし現状は表面上のことを見ただけに過ぎないので、もっと使用していくと別の問題が浮上するかもしれない。しかしここまで優秀だと、果たしてクッソ高いライセンス料を払ってまで個人レベルでOfficeを使用することは意味があるのかと、疑問を呈せざるを得ないのである。
そう、金がなくてもオフィススイートは使える。そしてオフィススイートはMicrosoftだけのものではない。Officeでなくても同じものは作れるし、逆にOfficeは「正規な高級オフィススイート」として企業向けの製品に特化した方が、それぞれが住み分けできて、どのソフトウェアを使用するか問題を円満解決できると考えている。それとは別に金なし借金大国無能国家ジャップはLibreOffice導入して節約しろ。
あとは、Officeよりも変わったことがしたい人には、LibreOfficeはオープンソースの関係から相性がいいだろう。コミュニティに参加して開発協力するのも面白いものだろう。そしてLibreOfficeを選ぶことは、ライセンス料とグレーライセンスの問題をクリアしたオフィススイートを選ぶということである。
以上、LibreOffice使用レポートであった。それでは、次回の記事で会おう。
リンクス岐部(LINKS-KIBE) at 22:32 Aug. 21th, 2020
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脚注
本文へ1 | 日本ではNECがStartOfficeというグループウェアを商標登録していた関係から、名称が変更された。 |
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本文へ2 | 参照:LibreOffice – Wikipedia |
本文へ3 | OpenOffice.orgのファイル形式をもとに、OASIS, ISO, IECによりISO/IEC 26300として標準化されたオフィススイートのファイル形式。複数のXMLファイルをzip形式で圧縮したファイルとなっている。ODFにおける各拡張子は .odt(ワープロ)/.ods(表計算)/.odp(プレゼンテーション)/.odb(データベース)/.odb(図形)/.odf(数式) である。参照:OpenDocument – Wikipedia |