【法執行機関も採用するライト】名前に恥じない!万能ライト「マグライト」2AAAの実力

この記事の概要を簡単まとめ!

  • ライトで最も有名なメーカー「マグライト」
  • 現実で使用され、ドラマでも使用されている
  • 2AAAでも十分な性能を誇る
  • 1つあればどんな時でも活躍する

ここ最近、自然災害の被害が顕著になっている。地震、台風、火山に津波と二次災害。飽きるほど災害を受ける回数が多すぎる日本だが、その影響もあって災害対策グッズが良く売れている。その中にライトも入ってくるが、今回はそのライトでも有名かつ高性能のライトである、マグライトについて書いていく。

ライトで最も有名なライト「マグライト」

マグライトの概要

マグライトは、アメリカ合衆国・カリフォルニア州オンタリオにあるマグ・インスツルメント(Mag Instrument Inc. )が開発・生産している懐中電灯・フラッシュライトのブランドである。

1955年にマグ・インスツルメントがロサンゼルスで創業開始し、1979年にマグライトの初期モデルが完成した。そのライトは早速警察官や消防士に採用され、その評判が一般消費者にも知れ渡るようになった。

その後は1982年にオンタリオに工場を建設し移転。84年にミニマグライト AA1)AA=単3電池。2本使用するモデル。を市場に展開する。同年、日本にもマグライトが初上陸した。

1988年にミニマグライト AAA2)AAA=単4電池。2本使用するモデル。と、その後にソリテール3)単4電池1本のモデル。が市場に展開された。

その後は湾岸戦争、9.11でも使用され、2008年にマグライト LEDを市場に投入し、新時代のライトに適応する形となった。

また、2011年の3.11の時に、被災地にマグライトを寄付し、明るい「光」を灯したのである。

ここではこれから書くにあたり、知っておきたいマグライトの概要を紹介した。詳しいことは、マグライトの日本語ページを参照してもらいたい。

MAG-LITE:HISTORY

現実でもドラマでも使用されている

現実での採用実績

アメリカ製であり、世界で有名なライトということもあって、知名度も採用数も多いマグライト。そのため、世界各国の警察、軍隊、消防で採用され、見かける機会もかなり多い。

アメリカでは、リアリティ番組で警察のドライブレコーダーの映像やカーチェイスの様子を流すことがある。その際にライトを持っている時があり、画質の関係上モデルまでは判別できないが、ライトの特徴からマグライトを使用していることが分かる。

その際、ライトを逆手持ちしていることが基本スタイルとなっている。持ち方のイメージとしては以下の画像の通りである。

ライトを掌に乗せてそのまま握ると逆手持ちになる。
逆手持ちのイメージ。掌にライトを置いてそのまま握るとこうなる。

この持ち方で、顔の側面より少し前の位置に腕を置き、手首が肩より少し上に来るようにするのが一般的である。この持ち方について、特に名称はつけられてはいないが、以下の点で合理的な持ち方となっている。

  • 目線と光源の一致

まずは目線と光源が一致することである。普通に持つ場合、腰あたりまで腕を降ろして点ける。しかしこの状態では、目線と光源は離れており、見たいところに光源の向きを調整する必要がある。手を動かすことになり、合わせるのも少々面倒である。

これを、上記の逆手持ちで使用した場合、目線と光源の位置が同じ高さにあるため、手を動かす必要がない。また、上下を見るのも手首を上下に動かすだけで対応でき、腕が疲れない。身体の向きを変えても常に目線の方向に光が当たるため、いちいち調整する必要がなくなり、楽である。

  • 護身用の警棒として使用する

また、法執行機関においては、狭い場所で犯人が襲ってきた場合などにマグライトを警棒として使用する場合がある。普通に持っていると応戦できないが、逆手持ちであればすぐに振り下ろすことができる。

接近戦で奇襲となると、例え訓練を十分に受けた警官や軍人でも銃で反撃するには近すぎることや反撃が間に合わない可能性は高い。代わりにマグライトで応戦することで、打撃を与えて一時的に怯ませたり、凶器から身を守ることにも使用できる。

マグライトは航空機の機体に使用するアルミ合金の削り出しで製作されている。そのため非常に頑丈で硬く、余程扱いが悪くない限りは壊れない。したがって、警棒として使用しても充分に耐えうるため、法執行機関でも採用されるのである。



ドラマでは演出の1つとして使用

現実では世界各国で採用されているマグライト。そのためか、フィクションである刑事ドラマや人命救助ドラマでも演出の1つとして採用されている。

私はCSIやクリミナル・マインドをよく観ているが、ライトを使用しているシーンでは、モデルこそ分からないがマグライトを使用している。

このようなシーンでは、捜索時は普通に逆手持ちをするが、銃を構えている時はライトを持つ腕を下にして、その上に銃を持った腕を置くスタイルがよく見られる。下の写真が参考例である。

【出典:GUNS.COM
故マイケル・ハリエス氏。彼がこの構え方を考案した。元海兵隊出身。

この持ち方はハリエス・テクニック4)出典:Harries Flashlight Technique – Michael Harries  ただし、一部の専門家によるとこの持ち方を改めるべきとの話もある。出典:Don’t use the Harries flashlight technique – Guns.comという名称であり、故マイケル・ハリエス氏が考案したライトの持ち方である。この持ち方は銃口とライトの照射を同時に行えることで採用されている。ただし、現実ではタクティカルライトとして銃自体にライトを取り付けて運用するほうが多いようだ。

現実の警察が同じ構え方をしているかはともかく、やはり世界各国で採用されていることもあり、撮影では過酷な状況であることも少なくない。その時演出として選ばれるのは、やはりマグライトなのだろう。また他のライトでは、あまり映えないということも有り得る。さらに、明るさも重要となれば、尚更選ばれるはずである。

ミニマグライト 2AAAでも一般用途には十分

2AAAのスペック

さて、ここまでマグライトの概要を見てきたが、ここからは私が実際に愛用している、ミニマグライト 2AAAについて見ていこう。まずは基本のスペックから紹介する。なお、特に断りがない限り、LEDモデルについての詳細となる。

  • 全長: 127mm, 重量: 28g(電池なし)
  • 使用電池: アルカリ単4×2
  • 光度: 3380cd(カンデラ)
  • 光束: 84lm(ルーメン)
  • 照射距離: 114m
  • 連続使用時間: 345分

参考資料 MAG-LITE: MINI MAGLITE LED

LEDであるため、通常の電球よりも明るさが違い、長時間使用できるのも特徴である。通常、この手のライトは小さいものでは50m程度が照射距離となるが、単4電池2本だけで100m以上を照射できるものはなかなかない。

事実、私も暗い時に50mほど離れた看板にライトを照射したところ、若干減衰しているが明るく照らすことができた。公式データには照射角度は明記されていないが、狭いために照らすことができていると考えられる。どちらにせよ、街灯のない夜道でも、50m先を照らすことができると、安心感が違ってくるだろう。

また、2AAAは全長と太さがちょうど普通のボールペンのそれと同じくらいである。また、専用のペン止めみたいなものが付属している。スーツやYシャツのポケットに引っかけておくこともできる。

見た目がペンのように見えるので、引っかけておいても違和感がない。逆にペンの中にライトがあるというスタイリッシュさを演出してくれる。サッとライトを出せるというのは、工事系の作業などでは重宝されることだろう。

マグライト 2AAAとペン。全長がほぼ同じ、見た目もペンのように見える。

大きさがペンとほぼ同じであることは、筆箱にも入る大きさであることを意味する。したがって、女性がよく持っている小物入れにも、化粧品の邪魔をすることなく入れられることだろう。防犯用に入れておくのも悪くない選択である。

1つあればどんな時でも活躍する

マグライトからは、他にも多数のLEDライトが出ている。しかし、ソリテールを除いて殆どが2AAAよりも大きくなるライトが多い。全長が変わらなくとも太さが変わるものもある。

とはいえ、高性能なライトであることには間違いはない。そのお陰で、場面を選ばずに活躍することができるものにもなっている。

例えば、日常であれば暗所の作業で使用すると、小さいながらも十分な照明となる。手に持って作業する必要があるが、小さいため然程邪魔にならない。あまり推奨できないが、口に加えることも出来る。これは仕事でも同様で、或いは細かい作業のために追加の照明が必要で、しかしスタンド型の照明がない場合にも使える。使うタイミングは意外にも多い。間違っても心霊廃墟に行くときに使ってはいけない。

また、最近セットメニューのごとく、自然災害が良く起こる。地震と台風でかなり被害が出ているが、その時に止まると困るのが電気である。電気への生活依存度は高く、殆どの電化製品と照明が依存する。よって、オール電化で停電になったら何も出来ない。

照明がないと、暗闇での活動となり、不安と犯罪の可能性の上昇が懸念される。災害時に犯罪を働く不届き者は毎回現れるが、手に持って照射できる明かりがあるだけで、その不届き者に対しての防犯対策になる。それとは別に、照らせる範囲は限られるが、夜のまだ寝ない(寝れない)時間に、照明の代わりとして利用することも出来る。

或いは、不安定な足元を照らすために、または救助活動で狭く暗い空間に入って捜索するときなど、災害のときの持ち出し用品の1つとして入れておくと、安心できるアイテムであることは間違いない。しかも、2AAAはペンほどのサイズなのでかさばらず、持っていくにも邪魔にならない。それでいて単4電池2本あれば345分も使えるので、万能である。

このように、ミニマグライト LED 2AAAは小型でありながら、十分な性能を持つライトとなっている。有名メーカー製故に、少々値段が張るが、それを差し置いても買う価値は十分にある。普段の生活に、仕事に、そして防災に。これを機に考えてみるのもありである。

 

以上、マグライト 2AAAの紹介であった。それでは、次回の記事で会おう。

 

リンクス岐部(LINKS-KIBE) at 01:45 Oct. 19th, 2019


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脚注   [ + ]

1. AA=単3電池。2本使用するモデル。
2. AAA=単4電池。2本使用するモデル。
3. 単4電池1本のモデル。
4. 出典:Harries Flashlight Technique – Michael Harries  ただし、一部の専門家によるとこの持ち方を改めるべきとの話もある。出典:Don’t use the Harries flashlight technique – Guns.com
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会社員という働き方が合わないのに会社員になってしまった、自称社会不適合者。自力で稼いでいくために奮闘中。PCとラーメンとXperia 1をこよなく愛する、自由になりたい人である。ゲームやガジェット、仕事中心に書いていく。

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