【そうじゃない】違うだろ!引きこもりの社会復帰ネタの記事にツッコむ! | Kibekin BLOG.

【そうじゃない】違うだろ!引きこもりの社会復帰ネタの記事にツッコむ!

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この記事の概要を簡単まとめ!

  • 社会問題の1つであり未解決事項の引きこもり
  • 引きこもりになる原因、抜け出せた方法は様々である
  • これをネタにするインターネット記事が大量に存在する
  • 書いてあることが「意識高い系」のそればかり
  • 成功例や美談ばかりで失敗例が殆どなく信憑性に疑問
  • 最後に就職関連サービスのアフィリエイトを貼っているサイトが多く、胡散臭い
  • 社会復帰はネット上の情報だけでは不十分
  • 最終的には案ずるよりも産むが易し

社会問題とは、未解決事件に似ている気がする。無能な警察が初動が遅かったために解決するはずの事件を迷宮入りさせるように、当初は個人の問題や例外としてまともに取り扱われることがなかったために、後になってそれが社会全体にとってまずいことであると分かり、ようやく社会問題として取り扱われるようになる頃には、対策を打ち出しても間に合わない状況になっている。

そんな社会問題の1つに、引きこもりがある。明確な引きこもりの定義がなされた時期については不明であるが、引きこもりという言葉自体は若者の問題として捉えられていたようである。当時は若者の問題であり、不登校と同一視されてきたため、支援対象も10代20代の若者を中心としていた。だが引きこもりの長期化や社会に出てから引きこもる人が増えて、年齢は無関係だと認識されるのは2018年頃である。所謂「8050問題」は川崎市登戸通り魔事件が契機でもある。この時、既に2019年である。

無能国家日本とは、「リタイアした者」に厳しい。一度「普通の人」のレールから外れた脱落者の復帰を、社会構造が阻止する。しかし「普通の人」が合わない人がいるのも事実であり、そんな人にとって日本という無能国家は敵である。そんな中でも復帰した人というのは存在し、それに関する手法や体験談はインターネット上に転がっている。だがこれが問題だ。内容が意識高い系のそればかりで、成功例や美談ばかりで失敗例が殆どなく信憑性に疑問を持たざるを得ないことが多い。そして大抵、そのようなものは就職関連サービスのアヘり8アフィリエイトを貼っていて、結局胡散臭いで終わってしまうことが多い。

情報を求めている人からすれば、「そうじゃない、違うだろ!」とツッコミしたくなった経験はあるだろう。今回はインターネット上に転がる、引きこもりの社会復帰ネタの記事に言いたいことをここで言うことにする。

社会問題「引きこもり」

引きこもりの概要

引きこもりとは、厚生労働省の定義では次の通りである。

「様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学,非常勤職を含む就労,家庭外での交遊など)を回避し,原則的には6ヶ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態(他者と交わらない形での外出をしてもよい)を指す現象概念である。なお,ひきこもりは原則として統合失調症の陽性あるいは陰性症状に基づくひきこもり状態とは一線を画した非精神病性の現象とするが,実際には確定診断がなされる前の統合失調症が含まれている可能性は低くないことに留意すべきである。」

ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン―厚生労働省

堅苦しい文章がさすがお役所仕事と言うべきだが、要するに外に全く出ないで、(現実世界において)家族以外と交流しない状態が6ヶ月以上続いていれば引きこもりということである。上記の定義ではインターネット上での交流について明記されていない。よってネット上での交流があっても対象外で、引きこもりと定義するものであると考えられる。



この引きこもりは、当初は若者、特に学生特有の問題であると考えられていた。これは不登校との関連付けが強いためである。したがって、引きこもり支援の対象は10代~20代を想定したのが殆どであった。ただ、引きこもりというのは長期化しやすいことが特徴である。引きこもりから抜け出そう思っても無能国家日本の保守的で不変なオワコン社会構造のせいで、一度社会からドロップアウトしてその後社会復帰しようとする人を永久に弾き出す見えない「選民思想」が存在する。このため社会復帰しようとしてもそれが邪魔をして、結局何年も引きこもっていたということが多かった。そのまま引きこもりを続けていれば、30代にも突入することは予想できることである。また、社会に出た直後に引きこもりになってそのまま長期化するケースもあって、もはや「若者の問題」と言えなくなっていった。

公式資料では、内閣府調査で2015年12月調査では対象が15~39歳で、広義の引きこもりが54.1万人、狭義の引きこもりが17.6万人の結果を公表した1)内閣府調査において、「ふだんどのくらい外出するか」という質問に対し、「趣味の用事のときだけ外出する」を準引きこもり、「近所のコンビニなどには出かける」「自室からは出るが、家からは出ない」「自室からほとんど出ない」を狭義の引きこもりと定義し、準引きこもりも含めたものを広義の引きこもりとしている。。2018年12月調査では対象を40~64歳とする初めての調査となり、広義の引きこもりが61.3万人、狭義の引きこもりが36.5万人の結果を公表した2)参照:ひきこもり支援推進事業等について(厚生労働省) P.2 推計数より。このことから、引きこもりはどの年齢層でも存在することが明らかとなった。しかもその数は多く、社会問題としても根が深いものとなっているのである。

引きこもりの原因と社会復帰

引きこもりの原因

引きこもりの原因は様々である。学生の場合は不登校になる原因が引きこもりに繋がりやすく、その多くはいじめである。所謂人間関係が原因の引きこもりである。また、受験や勉強の失敗、学校自体に馴染めない(いじめ等はなし)などが原因で不登校になり、そのまま引きこもりが続いて20代、30代になったパターンである。この場合の引きこもりのレベルはマスタークラスと言っても過言ではない。

また、社会人になってから引きこもりになるケースも増えている。この場合は就活の失敗、職場の人間関係およびハラスメント、仕事の相性問題や環境が合わないといったことが原因となる。特にこれらの原因は精神障害のきっかけとなることも多く、そのまま退職して引きこもりになることも少なくない。長期化する理由は簡単で、前述の通りレールから外れた人の社会復帰を許さない、見えない「選民思想」が邪魔をしているためである。一億総活躍社会なんて言っておきながら、裏では差別が当たり前に行われているのが無能国家日本である。自国民同士のいがみ合いが常なら、人の国を笑えない。

なお、引きこもりの原因に精神障害を挙げたが、これは専門機関による適切な対応が必要になる。このうち引きこもりと関連が深いものについて、厚生労働省の資料では適応障害、不安障害、気分障害、強迫性障害、パーソナリティ障害、統合失調症、対人恐怖的な妄想性障害、広汎性発達障害(PDD)、ADHD、LD、うつ病を挙げている。このうち発達障害関連は社会人になったときに引きこもりの原因となりやすいものである。ただし、引きこもり≠精神障害であるので、引きこもりだからといって短絡的に結びつけるのは推奨されない。

引きこもりからの脱出、社会復帰

レールから外れた人の社会復帰を認めない構造ができている無能国家日本であるが、それを乗り越えて社会復帰した元引きこもりは存在する。その方法は引きこもりになった原因と目指すところによって個人差があるため、一概に解説することは難しい。ただその中で共通するのは、誰か(何か)の力を借りることによって実現しているということである。

純粋な就職、正社員を目指す場合、引きこもりの経験は多くの場合マイナスである。普通のやり方ではまず就職は無理であるため、人売り企業就職エージェントを使用するしかないようだ。だがこれは引きこもり歴が短くて身体を動かしていた場合であり、殆どの引きこもりは体力がないことを前提とすれば、働く時間の短いアルバイトか派遣社員になる。これらの場合はバイトアプリを使って単発や短期を申し込んだり、派遣会社に登録するという手段で実現する。これらも何かの力を借りていることになるので、自力でやるより幾分か楽であるはずだ。



精神障害であれば、所謂心療内科を受診して診断書をもらい、それをもとに市役所・区役所の福祉課で相談と手続きをすれば、就労移行支援事業所を利用することができる。また、精神障害者手帳を2級以上取得できれば、障害年金の受給対象となる。最終的に(一般・障害者雇用問わず)就職をするなら前者、働くことに支障が出る状態なら後者を選択することになる。前者は社会復帰となるが、後者は社会復帰にはならないだろう。ただ、これらからグレーゾーンよりも配慮されている。グレーゾーンはつらいよ。

1つのネタとなる引きこもりからの社会復帰

さて、ここまで引きこもりの原因と社会復帰の方法について概要を述べてきたが、これらのことはインターネットが発展した現代においては、個人でも企業でも医療機関でもそれについてのインターネット上で閲覧できる記事が書かれる程、1つのネタとして認識されている。同時に、それがネタとして記事になるということは、需要があることを意味している。

したがって、現在引きこもりで苦しんでいてその状況から脱したいと思う人は、ネット検索で体験談やHow to情報を探すであろう。それでヒットしたページに飛び、そこに書いてあることを見て、何か感想を抱いたり、真似しようと思うことであろう。あるいは見るだけで終わることもある。

ただ、それら記事には一部、いささか問題がある。私感だが、一部の記事は読んでいてどうにも違和感を感じることが多いのである。その違和感が、やたら「意識高い系」の内容であったり、成功例や美談ばかりで失敗例が少なく信憑性に疑問を感じることである。そして大抵、個人レベルの記事は人売り企業就職関連サービスのアヘり8アフィリエイトがあって、どんなにいいことが書いてあっても台無しになる胡散臭さがある。結局、「サービスを宣伝して儲けたい」がために書いているとしか思えなくなってしまう。書いている奴も本当は引きこもりでも何でもなかったのではと疑うほどだ。

次項からは、そんな記事群に対し、遠慮無用でツッコミを入れていく。

引きこもり社会復帰ネタ記事へツッコミする

引きこもり社会復帰ネタ記事は、引きこもりから社会復帰した実体験や、(引きこもりを支援する側の)企業、市民団体、研究者、国や地方自治体、新聞系が書いている。ここで問題提起したいのは、個人や企業の書く記事である。これ以外に挙げたものについては、事実やデータを公表しているものが多いため、今回のツッコミ対象にはなりにくい。

個人や企業の書く引きこもり社会復帰ネタは、殆どが広告収益または自社サービス誘導を目的としている。もっともこれはビジネスの観点から普通のことではあるが当事者からすればあまり気分のいいものではないだろう。書いたやつに中指を立てたくなるものである。早速、それらにツッコミを入れていくとする。

ツッコミ1:書いてあることが「意識高い系」ばかり

最初のツッコミは、引きこもりからの社会復帰で書いてあることが「意識高い系」ばかりであることだ。アルバイトや派遣社員の選択肢を除外して正社員をやたら推したり、読者の不安を煽りに煽って「今やらないとやばい」と錯覚させて判断を誤らせるようなことを書いている記事が見受けられる。

引きこもりの長期化は社会復帰の可能性を低くするというのは、昔から言われていることである。だから社会復帰も早い程、そして仕事も正社員でいた方が、将来的に有利で楽だと言いたいのだろう。それはその通りであり、提唱するのはご立派なことである。それを書いている人は意識が高くて素晴らしい人だ。賛美の声が止まないだろう。

ただ、何をもって社会復帰とするかは他人ではなく引きこもり当事者の目標にもよるのである。セレブになるとかならあれだが、死なない程度に生きられればいいとする人も多い。これも立派な社会復帰の目標になる。それに、正社員は荷が重い、体力的に無理だとする当事者もいる。これらのことを無視して正社員を勧める、意識高い系の記事には疑問符だ。



また、引きこもり=底辺、屑のような捉え方をしているのだろうか、「今動かなければ一生負け組!」といった謳い文句によって引きこもり当事者をやたらに煽るような記事が存在する。これは馬鹿にしているとしか思えない。当事者を慌てさせたり将来を悲観する情報を過剰に与えることがいいことには思えないからだ。間違った行動によって社会復帰の失敗を引き起こしたり、失意の念に駆られて行動をやめてしまう危険性がある。見ている側としては不快な気分にさせられるであろうし、何の解決にも繋がらないであろう。書くだけ無駄である。

どうしても書くというのであれば、社会復帰の方法は当事者の個人の目標によることを前提とし、様々な方法があることを明示すること。行動を促したければ煽るような文面は削除し、事実のみをそこに書き入れるべきである。自身が引きこもりの読み手となって考えれば、そう考えることができるであろう。

ツッコミ2:成功例や美談ばかりで失敗例がなく信憑性に疑問

次にツッコミたいのは、主に体験談で、自身の成功例や美談「だけ」を書き、失敗例を全く載せていない記事である。引きこもりからの社会復帰は、そもそも何が正解か、ということはない。そのため、なんとなく順当にうまく行って社会復帰できた人がいれば、自分に合わない方法を試して失敗した経験がある人もいる。また、社会復帰はできたがその先で躓いたことや、社会復帰を始める前に失敗したことなどもあるはずで、故に「失敗を一度もしなかった」というのはそうそう無い話である。

したがって、How toはともかく体験談で失敗例が全くなく、成功例だけしか書いていない場合や、美談ばかりを書いている記事は、その記事の信憑性に疑問を呈さざるを得なくなるのである。場合によっては、それを書いているライターや企業が怪しくなる。引きこもり当事者のために書いているとは、言い切れないであろう。

成功例も美談も、外に向けての見栄えは非常に良いものである。だから注目されやすく、閲覧数も上がるものである。それを目的としてわざと話の一部を脚色して、成功を大きく見せたり過程や失敗を省略して一発逆転に成功したように見せるなど、意味不明の行為をしている場合がある。よって成功した部分がやたら主張されているようなもの、失敗経験が全く載っていないものなどは、心した方がいいということになる。

もっとも、成功例とは「その人だから成功した」という限定的条件に過ぎず、万人に共通して成功するという保証は一切ない。だから参考にしてもそれを真似するというのは考えた方がいいのである。また、書いてあることを真似して失敗し損害が発生しても、誰も助けてくれないし責任を取らない。実行するなら、バックドアを作ってからにすべきである。そして書く側は脚色や改竄なしの記事を書くよう努めることを絶対とすることである。皆サイトに免責事項を書いているのだからそれくらいはできるはずだ。

ツッコミ3:最後に就職関連サービスのアフィリエイトが貼ってあって、胡散臭いで終わる

次のツッコミは、読み進めた最後に就活系アフィリエイトが貼ってあって、結局なんか胡散臭い、で終わってしまうことである。引きこもりから正社員として社会復帰を考えたとき、一般的な転職方法を利用しての復帰はまず難しい。したがって、人売り企業就職エージェントを利用して中小企業に就職するというパターンが多い。実体験ではたまにエージェントを利用したことが語られることがある。

基本的に個人で運営するブログは収益を目的としたものが多い。その関係上、アフィリエイトプログラムによって記事に関連した広告を掲載し、無料登録や商品/サービス購入によって結果報酬として収益を上げていることが殆どである。引きこもり社会復帰の場合は多くが就職関連のサービスだ。したがって、引きこもり実体験→こういうサービス使った→そのサービス紹介するからここからチェックしてね☆、という流れが一般的である。おそらくどこを見てもその流れであろう。

実際に社会復帰できたというのであれば、紹介するというのはわかる話だ。しかし、一部のサイトや記事はアフィリエイトが目的となっているのか、そのサービスの良いところだけしか紹介しないで、悪いところや第三者の評価を無視して紹介し、サービス利用を誘導しているように見えるのである。当事者に対する社会復帰の提案記事は、自分が稼ぎたいがために真実を伏せるようなことが起きてしまっている。これでは、どんなにいいことが書いてあったとしても、そこに誘導するために書いたと考えて、一気に胡散臭くなって終わってしまう。

無論、全てがそうというわけではないことは了承していただきたい。だが、検索結果にアフィリエイト目的と思われる胡散臭い記事を書いたものが目立っており、あまり当事者のためになっていないように感じている。サービスの宣伝そのものは良いが、だが事実を隠すのはいただけない。本当にいいサービスだと思うのなら、事実を100%掲載すべきである。それはサービス元へ対するフィードバックでもあるからだ。

他にもツッコミを入れておきたいことは多数あるが、これ以上は長くなりすぎるので、目立つもののみに絞ることにした。よって今回はここまでとする。




余談:就職関連サービスのタイプについて

就職関連サービスは、ターゲットによってサービス内容が分かれる。そのターゲットは新卒、既卒・フリーター、キャリアの3タイプである。分類上トニーや引きこもりも既卒・フリーターにまとめられることが多い。

それぞれのサービス内容としては、新卒が自己PRの仕方から面接対策、ビジネスマナー、その人にあった企業の提案。既卒・フリーターは未経験からOKな仕事、それ以外はほぼ新卒と同じような内容。キャリアに関しては正直よくわからないが、おそらくは現状より上を目指すための対策等、と言った感じであろう。ネタが引きこもり社会復帰ということであれば、このうち既卒・フリーター向けのサービスのアフィリエイトがされることが多い。表題に合わせれば当然そうなるのである。

ちなみに、既卒・フリーター向けのサービスでは、次のようなものがある。

なお、上記はいずれも人売り企業就職エージェントである。利益団体であることを忘れてはならない。そのため、流されやすい人は利用を考えるべきであり、利用すべき人はむしろ確固たる意志を持った人がお勧めされる。ちなみに、私は流されて失敗した。そもそも就活生時代に普通の就職すらできなかったが。

なお、就職関連サービスの中でも悪質なものが存在し、所謂「引き出し屋」「引き出し業者」と呼ばれる、人権侵害のレベルを超えた強制収容所を運営する糞企業が存在する。これらに関して、厚生労働省、消費者庁が注意喚起を行っている。こればかりは本気で警戒しておくこと。ちなみに、この手の悪質サービスはサービス利用料が多額であることが多く、金の問題にも繋がりやすい。その分、違和感も感じ取りやすく、少し頭が良ければ見抜くことができるはずである。

社会復帰はネット上の情報だけでは不十分

ここまで、社会問題として扱われるようになった引きこもりの、その社会復帰についてを扱ったインターネット上の記事に対し、問題点とそれへのツッコミを入れてきた。ここまで振り返ってみると、その記事は本当に引きこもり当事者に対しての記事なのか、ということについて疑いの余地があるということがわかる。世の中金が全てという現状、これはある程度仕方ないことなのかもしれない。

インターネットは幸いにして、同じようなことを書いている記事というのは、余程のマニアックでない限り多数存在するものである。ましてや社会問題になっている引きこもり、探せばいくらでもある。しかし職は探しても全くない。その中には、少しはマシになる情報も存在するというものである。収益を考えていないものは、書き殴るようにして書かれたものがあるので、読み辛いことは多いが、同時に本音を入手することは可能である。

ただ、それだけではやはり情報としては不十分である。ネット上の情報はあくまでも氷山の一角に過ぎない。実際に行動することも必要になるだろう。もし「社会復帰」したければ、の話である。もっともそれができるのは、余程精神力があるか、死ぬ覚悟ができた人くらいであるが。あるいは、引きこもり=底辺であると逆に開き直り、行動してしまうという手もある。案ずるがより産むが易しとは、よく言ったものであるからだ。

 

以上、引きこもりの社会復帰ネタの記事にツッコむ!であった。それでは、次回の記事で会おう。

 

リンクス岐部(LINKS-KIBE) at 21:02 Nov. 2nd, 2020


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脚注

脚注
本文へ1 内閣府調査において、「ふだんどのくらい外出するか」という質問に対し、「趣味の用事のときだけ外出する」を準引きこもり、「近所のコンビニなどには出かける」「自室からは出るが、家からは出ない」「自室からほとんど出ない」を狭義の引きこもりと定義し、準引きこもりも含めたものを広義の引きこもりとしている。
本文へ2 参照:ひきこもり支援推進事業等について(厚生労働省) P.2 推計数より
KIBEKIN
会社員という働き方が合わないのに会社員になってしまってから、半ば自分からリタイア後ブログクリエイターとなり活動してきた社会不適合者。VRやVTuberに触れる機会が増え、今後はリスペクトだけではなく自分を作る意味を込め、VTuberならぬVBlogCreator"KIBEKIN"として新しいスタートを切る。


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