この記事の概要を簡単まとめ!
- スマートフォンは精密機器の1つでもある
- カバーを付けることは自分と他者へのエチケットになりうる
- 長く使い続けるための「初期投資」である
- 使わなかったが故に後悔することにもなった過去
今ではすっかり当たり前になったスマートフォン専用カバー(以下スマホカバー)。これまではただのケースを使っていたが、Xperia 1に換えたと同時に私もカバーを使うようになり、その良さを認識した。なので、スマホカバーは必需品である理由を挙げていく。
ひとっ飛びできる目次
スマホカバーというアクセサリ
スマートフォンは精密機器の1つでもある
今はもう意識することはないと思うが、スマートフォンは広義の「携帯電話」であり、携帯電話とは精密機器の一部である。最近このことを忘れている人は多いのではないだろうか。
スマートフォンの一般化により、最初は我が子を扱うように大切にしていたであろう端末も、現在では2,3年毎に新しいスマートフォンに更新する人が多い。私は4年毎に性能限界と破損限界で換えているが、これは頻度が少ない方だろう。
人によって使い方はそれぞれだが、ある人は即日に破損し、ある人は5年経ったのに使っていると様々である。しかし精密機器の1つでもあることを考えれば、いずれ壊れるのも当たり前である。
扱い方次第ではすぐ壊れる
しかし、壊れるにしても扱い方が問題となることが多い。普通に使っている分には問題ないが、おそらく殆どの人が「落とす」ことを経験していると思われる。
かくいう私も何度も6Sを落としており、一度だけ画面が完全に割れたこともある。それは流石に交換したが、交換後にまた割れてしまったので、交換よりも新品に至ったわけである。下は交換したiPhone6Sの状態である。

このように落とすことに関しては過失が多いので、落として割れてしまったのであれば仕方ないで片付けることも出来るが、一部はアグレッシブなほどの勢いで投げつける人も存在する。当然そんなことをすれば壊れるに決まっている。これではコンシューマ機でコントローラーを投げる人と変わりない。
しかもスマートフォンは最早生活必需品の域にあり、それを一瞬で破壊してしまう行為は何とも愚行と言わざるを得ないのだが。やって後悔しても遅い、すぐには換えられないのもスマートフォンである。安くても2万円程度はくだらないと思われる。
スマートフォンに「カバー」というアクセサリの登場
そんなことが多くなったためなのか、或いは単純にアクセサリとしてか。スマートフォン専用のカバー、スマホカバーが登場する。これは本のカバーのように本体を覆うもので、本を読む感覚で開けて使うようになる。冒頭のカバーがそれである。
似たようなものにスマホケースが存在するが、これはただ形状に合ったケースをはめるだけであり、殆どの場合前面は丸出しである。したがって、保護の効果はほぼない、おもちゃという意味でのアクセサリといえる。
それは置いておき、スマホカバーの殆どは左開きで、開いて右側にケースが糊付けされてくっついている。そして左側はカードを数枚入れられるスリットがあり、この形式が一般的であると思われる。安いものではこのスリットがない場合もある。
基本は本のようなカバーであり、一部のカバーに関しては横置きができるように台座がついているものがある。また、鏡がついていたりするものもあり、ただのカバーとは言えないもの多くなっている。
いずれの場合も、背面はもちろんのこと前面と側面もカバーする。したがって、機能やデザインで好きなものを選んでも基本機能は十分であると言えるだろう。
カバーをつけることはエチケットになりうる
これは私の勝手な推測にすぎないが、今後スマホカバーはスマートフォンの標準アクセサリとなり、いわばエチケットの1つとなるだろうと考えている。
使うも使わないも、それは端末を所有するものの判断であるので、おそらく強制されることはない。しかし、自分の端末を保護するという意味では簡単かつ有効な手段である。
また、他人のスマートフォンを触ることは全くないが、仮にそのような事態になったとすれば、実際には使わず渡すだけであったとしてもやはり直接触られると画面に指紋などが残り、不快に感じる人もいると思われる。私は触られたくないし、自分以外の誰かが触っていること自体不快である。
そのときにカバーがあると、画面に直接触れることがなくなり、渡すときに手が滑って落としたとしても本体や画面に傷を付けることはなくなる。カバーに傷はついたとしても、そのためのカバーであるので問題ない。だが本当に嫌いな人であればなんとしてでも壊したい。
さらに、本当は危ない走りスマホ勢が多いことだが、そこでもちょくちょく落としている人を見かける。その場合はアスファルトに勢いよく叩きつけられたり、自分でサッカーしたり、他人のフリーキックにより見事全壊というゴールを決めるということも有り得ないわけではない。そんなことになったら目も当てられない。不快以上に悲惨である。
したがって、ちょっとしたことで落としてしまい、そこから無益な抗争に発展させないためにも、そして自分や他人がそれで不快な思いをさせないためにも、スマホカバーは一種のエチケットとなると考えられる。もっとも、実現するかどうかは別である。
長く使い続けるための「初期投資」
スマホカバーや画面保護フィルムは「安い」

私がスマホカバーが重要であると考えている最も大きい理由は、長く使い続けるための「初期投資」という観点である。
先程も挙げたように、スマホカバーは細かな差異があるが、基本的には左開きの本のカバーのように、全面を覆う。そのためどの角度から落としても、余程でなければ内部のスマートフォン本体へのダメージは極力少ないはずである。
これらカバーのお値段は、安いものでも1000円から、しっかりしたもので3000円、高級品でも5000円と、上限を無駄な飲み会1回分でいいカバーが買えるのである。また、余力があれば画面保護用のフィルムを張るのもいい。これもいいものは2000円くらいである。
なので、大体5000円前後が合計金額となるであろう。これを高いと見るか、初期投資として十分な額と見るか。それは読者の判断に委ねるとしよう。しかし、この初期投資が後々になって響くというのは、よくあることでもある。どちらを取るか、それは自身でよく考えてほしい。
画面破損の交換は「とても高い」
一方、画面が破損し、それを業者に交換依頼をしたとして。iPhoneの場合だが、保証に入っていない場合での修理依頼を正規店(Genius Barやメーカー代理店)でiPhone7の場合は、約2万~3万程度らしい。この価格は3大キャリアも同じ価格帯であるようだ。
正規店故に、公式の保証は継続するが、大抵は修理に日付がかかり、しかもデータは削除される。そういうこともあって、多くの人は正規店での修理を望まない。
他には、格安で30分くらいで終わり、データもそのままにしてくれる修理屋が存在する。相場は大抵1万円くらいである。多くの人はこちらを選ぶのではないだろうか。
この場合、メーカー保証は完全に消失するというデメリットが存在する。Apple Careに加入しているなら素直にそれを使うべきである。もっとも、殆どの人は加入していないと思うが。また、長く使っていて保証そのものが切れているのなら修理屋が早い。
しかし、いずれの場合も1万円以上はする。これがキャリアの保証に入っている場合は、正規店で修理すれば後でその分が戻ってくる。だが、そんなことをする前に、カバーを買って、また保護フィルムを買っておけば、5000円で半永久保証である。どちらがコスパがいいかは、最早明白であろう。
初期投資を怠ったが故に -体験談-
そんな私は、iPhone6Sの頃はその初期投資を怠った人である。自分の行動を過信していたたのと、スマホカバーへの興味がなかったことで、それには全く金をかけていなかった。
「絶対に落とさない」
そう心に決めていたとしても、意識するのは1ヶ月から3ヶ月がもって限界である。気付けばそんなことはとっくに忘れていた。だから、落とすのである。
落としたときも最初の頃はさほど深刻な落とし方をしなかった。それもあって、「次も大丈夫」という慢心を生んだ。その慢心は徐々に注意が散漫になっていき、落とす回数も増やす。
そして、今年4月に見事に全壊した。画面の殆どにヒビが入り、まともに画面が見れない状態となる。さらに割れたガラスが指に刺さり、痛みを伴う。こうなってしまっては、もう使い物にならなくなる。
そこで、やむを得ず修理屋を頼り、約1万円の無駄な出費をしてしまった。このときに反省したのは、「やはり買っておけばよかった」ということである。人は大事なものを失ってから、大事なことに気付くのであると実感した。
今をとるか、未来を見据えるか
ここから分かる教訓は、今をとって未来に後悔するか、今に準備をして未来に備えるか、その2つに1つである。どちらを取るかによって、その後の人生に影響が出ることだが、果たしてどちらが自分にあっているかを、じっくり考える必要があるだろう。
少なくとも私は過去の経験から、未来を見据えて備えるほうが安全だと考え、スマホカバーを買ってフィルムも買った。自分にとっては未来のことに焦点を当てて生きるほうが重要だと、そうわかったのである。
以上、スマホカバーのすすめであった。それでは、次回の記事で会おう。
リンクス岐部(LINKS-KIBE) at 22:57 Oct. 1st, 2019
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スマートフォンの話をしたので、スマートフォンの話である。
街往く人を見ていると、度々画面が割れたままで放置している人を見かける。
その人たちは機種変更をしないのか、或いは金や時間が惜しいのか、直そうとする気配がない。
それも多く、iPhoneユーザに多い。日本ではなぜかiPhoneの方がシェアが多いようで、その影響かiPhoneの方がやたら割れているように見えるのだろう。
しかし、割れたまま使うのは、まず見栄えが悪く、それに加えて割れたガラスで怪我をする可能性がある。
また、ガラスが内部に入り込み、故障の原因となることも有り得る。
だから、こんなサイトを見つけたので、もし修理したいと思ったら使ってほしい。
もちろん、金に余裕があって時間に余裕があれば、の話である。
私からは以上である。
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