【少なっ!】アンケートサイトの問題点 – 時間対効果と正答率

この記事の概要を簡単まとめ!

  • 何か集計を取りたいときに使う方法、アンケート
  • 無償は少なく、何かしらの有償アンケートが一般的
  • リサーチ・市場調査専門企業がポイントサイトやアンケートサイトに配信し結果を回収している
  • アンケートの「時間対効果」の薄さが目立つ
  • 「理想の回答」をすれば高ポイント貰えるのはどうなのか
  • 海外アンケートはクソさ加減が目立つ
  • 純度の高い結果を得るには「相応の報酬」が必須である

人から意見や情報を集めるとき、単純な聞き込みで足で稼ぐのと、インターネット上でアンケートという形で情報を集めるのと、なんか唐突に電話がかかってきて答えさせられるのがある。大体がこんな感じであろう。電話に関しては、無能政府がたまにやる程度でしかないが。

さて、そんな中でもアンケート、特にインターネット上で行えるアンケートは、簡単に行える「小遣い稼ぎ」の1つとしても話題となっている。そして、謝礼は「ポイント」という形で付与され、独自ポイントの場合があれば、Tポイントのような既存のポイントで付与される場合もある。多くは前者であり、後者はキャリアが運営するアンケートに多い。

しかしこのアンケート、大抵は時間を取られる割に、報酬が非常に安いことが殆どである。5分かけて1~2ptということはザラであり、時間対効果は非常に低い。これはアンケート専門サイト以外のアンケートによく見られるもので、専門サイトであれば時間や記述式に対して十分な報酬を用意していることが多い。同じアンケートでも、配信先によって差が出ることもあって、不公平さが滲み出ている。

また、大抵のアンケートは回答によって分岐するように設定していることが多いので、理想としない回答が入力された場合は終了、逆は継続という、事前の構成によって作られている。当然継続した方が報酬は高い。したがって、理想の回答さえ入力すれば継続でき、報酬も獲得できてしまうという、「結果の信頼性」に関わる問題が発生する。これらの問題も含め、今回はアンケートとアンケートサイトについて、私独自の視点から切り込みを入れていく。

アンケートとアンケートサイトと調査会社

何か集計を取りたいときに使う方法、アンケート

アンケートとは、質問調査のことである。アンケートの単語自体はフランス語の”enquête”である。元々は対面による会話なども含めていたが、現在の調査研究の方法は質問紙法をさす場合が多いようである。なお、英語では”survey”や”questionnaire”という1)参照:アンケート – Wikipedia

このアンケートが初めて実施された時期などについては定かではないが、現在のアンケートはSNS等のインターネット上で手軽にできるようになっている。その場合は基本的に報酬はない。したがって今回はそれを考えないで、報酬が存在するアンケートを考える。



報酬が存在するアンケートの代表例としては、未だに孫切りしないためにユーザーが損正義のソフトバンクがTポイントと提携し、「とくするアンケート」として配信およびポイントの付与を行っている。ソフトバンク以外のキャリアも、おそらくは同じようなことを行っているものと思われる。

キャリア提供のアンケート以外では、アンケートのみを扱う専門サイトと、ポイントサイトがコンテンツの1つとしてアンケートを配信している、2つのパターンがある。アンケート専門サイトは基本的に1アンケートの単価が高いものが多く、ポイントサイトは1アンケートの単価がバラバラであり、同時に所要時間もバラバラである。アンケートだけでやっていきたい場合は専門サイトを、アンケート以外でも稼ぎたい場合はポイントサイトのアンケートをやっていくことが、使い分けになるものと思われる。

依頼により調査会社が各方面に依頼し、結果を回収している

ところでアンケートは、何かしらの調べたいことがあってアンケートを作成し、それを回収・集計し結果をまとめて分析し、そして公表するか既存製品・サービスの改善の材料としているわけである。その目的がなければ、アンケートをする意味がなくなってしまう。

ただ、全ての人・企業・組織がそういうことをする暇やノウハウを持っているわけではない。ブラック企業自分達のことでいっぱいな状況下で、市場調査に時間を割けなかったり、そもそもどうしたらいいかわからないということは大いに多い(激寒)。

そこで企業や組織は金を払って調査会社に依頼し、アンケートやモニタ依頼をする。この段階で依頼者と調査会社でアンケートやモニタの方法について打ち合わせをすることが多い。調査会社はアンケートやモニタの設問を作成、作成したものはアンケート専門サイトやポイントサイトのアンケート部門へ配信し、各々のサイトのユーザーに回答させる。一定の回答数または期限により回収し、その結果を独自の手法でまとめて解析し、依頼者へデータを渡すという形となっている。この関係から、調査会社が各サイトへ依頼と共にアンケートと依頼金を渡し、その金でそれぞれのサイトはユーザーに対しポイントを付与していると考えられる。これはあくまで私の勝手な推測なので、間違っていることもある。

なお、アンケートの「配信元」はアンケートサイトやポイントサイトで、そのアンケートの製作元は別の企業となっていることが多い。その企業は有名処で株式会社クロス・マーケティング株式会社マクロミルなどがある。アンケートは必然的にこれらの企業が絡んでくることになる。また、当然ながら海外にも調査会社が存在し、そこからのアンケートも受けることがある。後述するが、海外アンケートはタチの悪いものが多いのである。

アンケートの例
配信されるアンケートの例。下の方に、マクロミルに著作権があることが明記されていることから、マクロミルが製作していることがわかる。

報酬付きアンケートの問題点

今では当たり前の報酬付きアンケートだが、これについて私はいつも問題があるように感じている。特に、1アンケートあたりのポイント付与率である。その他にも、回答の結果による分岐、海外アンケートのクソ仕様など、疑問に思っていることに切り込んでいく。

問題点1:アンケートの時間対効果が薄い

最初の問題点は、アンケートの時間対効果が薄いということである。一般的なアンケートは簡単なもので1ポイントから、時間がかかるもの、または記述式であったり選択肢が多いものは50ポイント以上と、幅が非常に広い。要するに、獲得できるポイントはばらつきが大きいということである。

しかしここで問題が発生する。明らかに時間がかかりすぎるアンケートであるのに、たった1~2ポイントしか貰えないということが多々ある。5分かかって1ポイントなら時給で12ポイントである。これは適当に回答した場合はともかく、真剣に回答した場合でもポイントが全くもらえずに1~2ポイントになることがあり、これはユーザーを馬鹿にしているとしか思えない。

そうでなくとも、普通のアンケートでもせいぜい貰えるのが18~29ポイントである。確かに、アンケートは簡単であるから、あまり報酬を高くしないのはわかるものである。しかしアンケートを「真面目に」回答するのであれば、少なくとも貴重な時間を消費しての回答であるので、それには敬意を持って報酬を支払うべきである。そのため、ポイント付与量は¥レートで現在の10倍にすることが望ましい。そうでもしなければ、全く平等ではない。

問題点2:回答による分岐=理想の回答をすれば高ポイント貰える

アンケートは回答によってそのあとのアンケートが変わる。これは、アンケート製作会社がユーザーの回答結果によって分岐するように構成しているためである。クロス・マーケティングが公開しているアンケートサンプルには、そのことが示されている。

アンケートの例
クロス・マーケティングの作成しているアンケートのサンプル例。回答によって分岐することが可能が故、「望まれた回答」をすることで高ポイントルートに辿り着けることになる。

上記5番目にある画像でわかるが、「回答による問題生成」が可能であることを示している。これにより、アンケートの表題に沿わない回答を行った場合終了に飛ばし、沿う回答を行った場合続きに飛ばすという分岐が簡単に作れる。なお、分岐そのものがないことも多々ある。ただし最近のアンケートは表題が曖昧過ぎるので2)例えば、明確に【○○に関するアンケート】とせず、【ご自身に関するアンケート】や【あなたに関するアンケート】として、表題からは何についてアンケートしたいのかがわからなくなっている。、何が聞きたいのかを見ただけでは全くわからない。アンケート製作会社はそこを改善しろ。




さて、アンケートがそのようにして作られていると分かれば、慣れている人は表題が曖昧でも、アンケートを進めるうちに「何について聞きたいか」を推測することができる。つまり、高ポイント付与のルートに進むために、「どう回答したらいいか」がなんとなくわかってくるのである。

そして、例え自分がそのアンケートの「対象者」でなかったとしても、あたかも自身がその対象者となるように回答すれば、誰でも対象者となることができる。それは結果として、高ポイント付与に繋がるのである。

したがって、理想の回答をすれば高ポイントが貰えるというのは、果たしてどうなのか疑問である。それは回答におけるデータの「純度」を下げる結果が混入することを避けられないからである。情報収集のためのアンケートが高ポイントのためのアンケートにすり替わってしまうというのは、なんともいえない。もっともアンケート自体に識別機能を殆ど入れることができないので、この問題は長く続くものになるだろう。

問題点3:海外アンケートはクソさ加減が目立つ

日本国内で調査会社がアンケートを製作し配信しているように、海外にも調査会社があってアンケートを製作し配信している。その海外アンケートが稀に配信される場合がある。キャリアアンケートでは滅多に見ないが、ポイントサイトではたまに海外アンケートを納入している。また、アンケート専門サイトでは海外アンケートが主であることも多い。

海外アンケートの特徴としては、基本的に付与されるポイントが国内アンケートよりも高い。このこともあって、アンケート専門サイトは海外アンケートを積極的に受けていることが多い。しかしいいことはこれだけで、後は悪い点が多い。悪い点に関してはリスト化する。

  • 日本語対応の悪さ – 翻訳が機能していないのか、ガバガバ翻訳によって何が言いたいのかわからないことがある。あるいは翻訳すらされないことも。
  • 無関係な質問 – 所謂非bot判定のための質問であるが、それがややこしいことがある。これをやられるとイラっとするぜ!画像例はこのリストの終わりに掲載。
  • リダイレクトが多すぎる – これは一部の海外アンケートないしポイントサイトで見られる傾向だが、回答して進んだらいきなりブラウザのロードが開始され、なぜか別のページに飛ばされる。その飛ばす先が毎回違ったり、或いは同じページに飛ばされたり、アンケートの開始画面に飛ばされたりと、その時々で違う動作をする。不要な多数のリダイレクトは、真面目に回答させる気がないようにも見える。
  • 無駄なアニメーション – アンケートは所詮アンケートなので、無駄なアニメーションで時間を消費するのは意味があるとは思えない。淡々と進められるようにすべき。
アンケートでやられるとむかつくやつ
海外アンケートでむかつくやつ。そんなこと無関係だから聞くな。

海外アンケートはポイントだけしかいいところがないように思える。真面目に答えているのにいきなりリダイレクトが発生して別のところに飛ばされ、今までの回答が破棄され報酬も得られないとなれば、そのアンケートを製作した企業を殴り飛ばしたいくらいである。ユーザーフレンドリーという言葉は、奴らにはないようだ。

唯一、高ポイントだけが取り柄であるので、そのために我慢して回答するということにはなるであろう。だがその場合の拘束時間は、真面目にやったところで30分は下らない。しかも、海外アンケートでも時間対効果が期待できないのである。前述のリダイレクト可能性に加え、せっかく超時間アンケートを終了して得たポイントも、時間が長くても少ない・時間が短くても高いというバラバラなポイント付与が同様に存在するためである。

また、海外の超時間アンケートでも100ポイントを超えるものは殆ど存在しない。経験では、30分程度のもので88ptであった。30分かかって100円にも満たないとなると、やる気を失う。さすがに10倍にすると問題なので、その5倍は付与してもいいだろう。アンケートの回答者は貴重な情報源であるから、やはり敬意を払うべきである。

私が挙げる問題点については以上である。解決案も同時に考えたが、あくまで現時点での案である。さらに良くするには、アンケートについて勉強していかなければならないであろう。

純度の高い結果を得るには「相応の報酬」が必須である

ここまで、現在のアンケートの形態と、アンケートの問題点について述べた。最近では奇妙なことに「ポイ活」なる言葉が誕生し、それがポイントサイトの間で流行らせコラ!ようと頑張っているようである。その一環として、アンケートでもポイントが獲得できるように動いたため、今ではアンケートをしてポイントを稼ぐことは一般的であり、アプリインストールと並んで楽に(ポイントを)稼げる手段となっている。これにより、様々な調査会社のアンケートを納品(?)し、これを配信している。

だが依然として、1アンケート当たりの単価は安く、「望まれた回答」を入力すれば高ポイントルートに行ける、海外アンケートのクソさ加減はひどい。これらはアンケートの本来の目的である「調査」による「純粋な結果」を得るには障害となっている。これでは企業が調査会社にアンケートを依頼しても、まともな結果など得られないであろう。何のためのアンケートなのか、もはやわからない。

上記のことをすぐに改善しろとは、それは無理な話である。だが簡単に手を加えられるとすれば、やはり1アンケート当たりのポイント単価を上げることである。特に、時間のかかるアンケートは従来の付与量の10倍にすべきである。、アンケートに要する時間に対する報酬が合っているならば、真面目に回答する人も増えるというものである。こうしてこそアンケート本来の目的が機能するというものである。

わずかなポイントのために適当に答えられてしまうより、きっちりとしたデータを得るために報酬も高額にする。そしてこれを土台として、アンケートの構成をユーザーフレンドリーにしていくことが重要であろう。そうしてこそ、意味のあるアンケートができると考えている。将来的に、依頼者、アンケート製作する調査会社、アンケートの配信先であるサイト、ユーザーの4点間でWin-Winとなる関係を築くことができれば、アンケートはより良いものとなるであろう。

 

以上、アンケートサイトの問題点 – 時間対効果と正答率 についてであった。それでは、次回の記事で会おう。

 

リンクス岐部(LINKS-KIBE) at 14:00 Sept. 16th, 2020


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脚注   [ + ]

1. 参照:アンケート – Wikipedia
2. 例えば、明確に【○○に関するアンケート】とせず、【ご自身に関するアンケート】や【あなたに関するアンケート】として、表題からは何についてアンケートしたいのかがわからなくなっている。
Links_Kibe
会社員という働き方が合わないのに会社員になってしまった、自称社会不適合者。自力で稼いでいくために奮闘中。PCとラーメンとXperia 1をこよなく愛する、自由になりたい人である。ゲームやガジェット、仕事中心に書いていく。

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