ゆかりねっとコネクター | Raven's Articles - パート 3

【永久保存版】ゆかNEO2.0×わんコメ4.0連携 備忘録な解説書

この記事の概要を簡単まとめ!

  • 字幕と翻訳の「ゆかコネ」、コメントで右に出るものはない「わんコメ」
  • 現在、ゆかNEOは2.0、わんコメは4.0に更新されている
  • 過去記事もまだ有効であるが情報が古くなってきているので作り直すことに
  • 連携ルートはHTTPまたはWSの2つ、一般に使用されるのはWS
  • WS連携することで翻訳と追加の読み上げ音声が使用可能になる
  • 翻訳の方法も複数あり、方法次第でAPI節約も可能
  • ゆかNEOではわんコメテンプレを使って字幕表示もできる
  • WordPartyもゆかNEOの音声認識経由で起動可能になる
  • それぞれのメジャーバージョンアップデートで追加された機能も確認
  • 連携しなくてもいい、だが連携すれば相乗効果を得られる

情報更新は常に行われるものである。それはどんなものでも例外ではない。既にサポート終了したものでさえも情報が更新されていることは最近は珍しいことではない。その場合は公式に代わって有志が開発・サポートを行うことも多い。とはいえ、元の開発者ではないので解説が不完全になることは少なくない。

ゆかコネ/ゆかNEOやわんコメの解説は、偶然に始めたことによって継続して解説していることである。これまでに多くの機能について解説してきたが、それはいずれも「その当時最新の情報」をベースに構成されたものである。両方の開発ペースは比較的早い方であるので、下手をするとすぐに古い情報になってしまうことは良くあることである。既に様々な情報が古い情報になった。

今でも多くの人がゆかNEOとわんコメの情報を求めていることが分かっており、Discord内でも度々そのような情報を欲している人がいる。その際に私が書いた記事が参考資料として使われることもある。だが、バージョンが古いこともあるので、現在のバージョンと合致しないことによるUIの変更で分からなくなることや不具合も想定される範囲の1つである。今回はゆかNEOとわんコメの連携まわりについて、メジャーバージョンアップデートに伴って追加された機能の解説も含めて見ていく。

【本格的読み上げソフト】VOICEVOX使ってみた!~無料なのにボリュームたっぷり~

この記事の概要を簡単まとめ!

  • テキストを代わりに読み上げる機能を持つ「読み上げソフト」
  • 有名格ではVOICEROID、その他のソフトも有料・無料問わず続々登場する
  • 無料でありながら性能がミドルクラスの”VOICEVOX”が登場し人気になっている
  • 配信や動画制作には便利なものになるはずなので使ってみた!
  • 公式サイトからインストーラまたはzipファイルをダウンロードして使用する
  • 初期状態で多数の音声を使用可能、バリエーションも多数搭載
  • ゆかりねっとコネクターとわんコメも対応、設定方法も簡単
  • モデルによって規約は異なるため要確認
  • 遊びにも創作にも使えるので、まずはここから始めよう

合成音声の進化は凄まじい。多くの人が想像する合成音声はやはりボーカロイド(VOCALOID)、特に初音ミクだ。これが様々な名曲を生んだことは説明不要なほど有名である。確かに「機械的」ではあるのだが、それを超える美声が皆に受け入れられ、大量の作品が作られ、他のボーカロイド音声も作られ、今でも人気の文化の1つとなっている。そこからの様々な派生は、現実のアイテムにもなるほどである。

同時に、合成音声を文章読み上げに使用することについても発展が見られた。単純な棒読みで、感情が見られないものが一般的だったそれはAIを利用して急速に進化した。所謂ディープラーニングによって、その膨大なパラメータを学習し、もはや人間なのか機械音声なのかの区別が殆どつかないほどに仕上がっている。人間らしい抑揚やアクセントを意識した自然な読み上げが可能なものが多くなっていて、それはもはや「人間」である。

大抵はそれらは有料のソフトウェアとなるが、ある程度の性能を落としたうえで無料で使用できるものが存在した。それが”VOICEVOX”である。これはVOICEVOXのオープンソースソフトウェア(OSS)版をベースとしてドワンゴ社員のヒロシバ氏を筆頭に開発されたものである。区別のために製品版とも称されるこれは、OSSでは不可能な「版権もの」が実装されている点で異なる。そこには有名音声も多数、デフォルトで搭載されている。また、ゆかNEO・わんコメがVOICEVOX読み上げに対応しているので、実際に使ってみることにした。

【かっこいい+かわいい】このVTuberを観る #001: clea

この記事の概要を簡単まとめ!

  • VTuberは規模によらず、大量に存在する「戦国時代」
  • 初めてVTuberとの関わりを持ったのは2022年1月
  • きっかけとなったその1人目のVTuberは”clea
  • 以前からYouTubeで活動しており、VTuberとなったのは2020年4月17日
  • 2020年6月20日が現在のcleaの始まりであり、ゆかコネもこの頃からである
  • 幾多のバーチャルスタッフやV関連イベントの裏方を務める、VTuberの関わるイベントに欠かせない存在
  • 優しく真面目で仕事に前向き、そして無邪気でかわいい
  • 知らずのうちに人脈を形成し、次に繋げられる無意識のスキルがある
  • 印象「かっこいい+かわいい」は世界共通認識
  • 今までの、そしてこれからのVTuberの常識を変えていく存在

普通に生活していると、絶対に関わることがないであろう人・事象は多い。ネットニュースなどで目にする機会はあったとしても、実際にそれらに関わるということは余程のことでなければあまりない。つまり多くにとって無関心であり多くにとって無関係であることは、実はごく当たり前のことだ。なので1億総無関心時代なんて揶揄されても、意外に返す言葉がない。

私にとってVTuberもまた、ブログクリエイターという立ち位置であるので、関わることがないと思っていたものだった。しかしそれは打ち破られた。2022年1月、ゆかりねっとコネクターを記事にしたことを起因に、本格的な活動をしているVTuberと初めて関わることになった。それが私のブログクリエイターとしてのスタイルを大きく変えた、現ゆかりねっとコネクター公式ガイド”clea”である。

それまで反体制派のようにVTuberを嫌っていた私だが、それを知らずにゆかコネから私を知ったclea。この偶然の出会いは、VTuberに対する考えを改めるきっかけとなり、そしてVR全般に関わるきっかけにもなった。そうして今、1人のクリエイター、或いは「人」として最も関わりの深いVTuberにもなったcleaを、全力で特集する。これを読めば、間違いなくcleaちゃんが好きなるはずだ。

【海外勢も怖くない】ゆかNEO on the VRs:VRChatに持ち込む字幕・翻訳編

この記事の概要を簡単まとめ!

  • ゆかりねっとコネクターNEO、字幕以外のことにも使用できるようになっていく
  • VR方面ではVRCaht, VirtualCast, Cluster, NeosVRで使用可能になっている
  • VRでの字幕の需要は上がってきているはずである
  • VRChatではOSCを利用して字幕と翻訳を送信することが可能
  • 条件はゆかNEO搭載のVRC-OSCプラグインがv1.3b以上
  • ゆかNEO側は設定項目は簡単で、ポートにのみ注意すればOK
  • VRC側でテキストチャットにゆかNEOの翻訳1番を送信する
  • 初回接続時はワールドリロードが必要な場合がある
  • 翻訳だけでなく母国語も同時に送信可能、ただし文字数制限に注意
  • VRChatで翻訳を使えれば、もう海外勢だって怖くない

VRが今後の標準となることは、長期的視点で確定である。だが同時に危惧するは、かつて死のコロナウイルスが起きたときにYouTubeに、既にテレビで出るような有名人が流れ込んできたことと同じようなことである。何かのきっかけによってVR世界にも有名人が一気に流れ込むような事態が発生すると、途端に「つまらなくなる」気がしている。そう思ってしまう理由は正直分からない。

さて、VR-SNSでは様々な言語を母国語とする人がいるわけだが、それがどの言語となるかは、実際に冒険して見なければわからないことである。VR-SNSの最前線であるVRChatは開発元がアメリカにある関係上、基本言語は英語であり、ユーザーの大多数も英語であることは当たり前である。なので英語圏にあたる確率は、Friend+以下の権限でない限りは普通にあり得ることとなっている。

また、VR-SNSの特性上、テキストチャットよりボイスチャットが好まれる関係で、翻訳してテキストチャットで打ち込むというのは時間的猶予を考えると非現実的であり、そもそも口語を聞き取って翻訳して、ということは非常に難しいことである。これについては難しいことであるので、妥協するしかない。だが逆に、日本語から外国語にする方法はゆかNEOを使用することで可能となっており、メジャーなVR-SNSでは使用可能になっている。今回はその中からVRCで、OSCを利用した字幕・翻訳表示が可能となっているため、その解説と実際に使用した際のイメージを含めて詳しく見ていく。

【字幕・翻訳エンタメ2.0】ゆかりねっとコネクターNEO2.0 実践解説書

この記事の概要を簡単まとめ!

  • Nao氏のゆかりねっとコネクターから始まった字幕・翻訳エンタメ
  • 公式宣伝ストリーマ:あすまくん、公式アンバサダー:clea
  • ゆかコネからゆかNEOへ、3周年イベント後は体制も強化された
  • ゆかNEOが軽量版からほぼ「したいことができる」ツールへと進化していく
  • 2022年10月26日、ゆかNEOは2.0へ進化した
  • 2.0での変更箇所を確認しつつ、UDトークベースでの表示方法を解説する
  • 手順に従えば設定は難しくない、綺麗に見せることもできるようになる
  • 個人利用APIで最も簡単なGoogle Apps Scriptの設定方法も解説
  • ゆかコネアンバサダー、推しは誰に設定している?
  • 2.0の始まりは、新しい字幕・翻訳エンタメの始まり

Nao氏が制作したゆかりねっとコネクターは、β版を含めた意味でのリリース日は不明であるが、FANBOXの投稿から推測するに2019年2月1日時点で使用可能な状態になっていた。そのため、本当の意味でその答えを知っているのはNao氏だけである。だが重要なことはそれではなく、ゆかコネがいつまでも皆に必要とされ、そして必要と感じている人達が相互で支え合い、運用を続けていける環境。目まぐるしく変化する状況に対応するには、個人の力では不足なことも多いからだ。

そのゆかコネは現在、ゆかNEOにメイン開発を移し、より使いやすく、より求めているものができるようにと、常に改良が続けられている。また開発の効率化のため、Nao氏主導でDiscordサーバーが建てられ、そこでユーザーから使用情報、バグ、要望を聴き、同時に参加者同士でのわからないことについての情報交換などを行えるようにしている。その体制は2022年3月25日から強化され、これによりDiscordも参加者が増え、情報量も多くなった。

そしてこの度、ゆかNEOはこれまでv1台をずっと維持してきたが、わんコメ4.0リリースに合わせてゆかNEO自体もバージョンが正式に2.0になる。その間に翻訳APIの仕様変更・廃止や代替構築、UI変更、バグ対応と同時、ドキュメント作成と忙しいことが重なっており、情報整理がなかなか追い付かないようである。そこで、このブログでゆかNEO2.0について、実践解説という形で書くことにした。

【VRのおともに】ゆかりねっとコネクターNEOを使いこなす~VR編~

この記事の概要を簡単まとめ!

  • 配信必須ツールの定番、翻訳字幕のゆかNEOとコメント関係のわんコメ
  • 通常は配信で使用するものであり、現在はかなりの利用者と資料がある
  • ゆかNEOはVRでの使用をサポートしている
  • 使用者は存在するが明確な資料は少ないため書くことに
  • 現時点で確認できる対応先はSteamVR, VRChat, VirtualCast
  • 前提として同一のPC上にゆかNEO・わんコメと対応するソフトが存在することが条件
  • 基本となるVRオーバーレイは字幕以外のものも出すことができる
  • VirtualCastはTSOで提供中のVCIを利用して表示できる(はずだった)
  • VRChatはOSCを支援するだけのもので、字幕表示機能ではない
  • 結論:ゆかNEOには土台がある、それを生かせばVRでも使える

VR方面の発展は、他の技術と比べるとどうしても遅いと感じる。これは大手のVRへの参入が少ないせいだろう。特に国内のVR参入について積極的な企業がどうしても少ないように感じており、そのせいもあってまだプラットフォームやデバイスといったものが不十分かつ未発達のようにも思える。特にVRデバイスは、安さの殿堂でもあったMeta Quest2が値上げされ、結局カテゴリー全体で高級デバイスに逆戻りであり、VRの発展が一時的に停滞しかねない事態が発生した。全世界に衝撃が走ったのは、言うまでもない。

VRコンテンツの代名詞とも言えるVR-SNSだが、最前線にあるVRChatは制作・運営の中心はアメリカにある故、言語の壁が大きく立ちはだかる。普段ならDeepLだったりの翻訳ツールなどを使えば簡単に意思疎通が可能だが、VRはその特性上、従来の方法を利用できない。配信でもないのでゆかNEOの翻訳と字幕を利用することも難しいというのがこれまでのVR特有の問題であった。

それでも開発者のNao氏は諦めなかった。ゆかNEOを改良し、いくつかのVRプラットフォームについてはそのプラットフォームで追加の設定や準備を行うことで、配信で使うような字幕と翻訳を出すことを可能にした。一部はゆかNEO以外のものもVR上に映し出すことができるようになっている。字幕はもとより翻訳もVR上で出せるようになれば、VRでも言語の壁を越えることと聴覚障害サポートに繋がり、活動の幅も広がるはず。よって今回はVR検証を行っていく。

【スタイル共有】ゆかNEO×わんコメ指南書:字幕表示をテンプレートでカスタマイズ

この記事の概要を簡単まとめ!

  • 字幕と翻訳のゆかNEOとコメントツールのわんコメ
  • 双方での連携が強化され、連携に至る設定機能も簡易化が目指されている
  • 連携することで使える特別な機能が存在する
  • 連携による目玉機能がわんコメテンプレートをゆかNEOで使用できること
  • 以前はテンプレートを正式にサポートしていないため使用が難しかった
  • バージョン更新によってテンプレートを簡単にゆかNEOに導入可能になった
  • テンプレートを使用した場合は認識結果が残るタイプとなる
  • Wordpartyも連携することでゆかNEOの音声認識経由で動作させられる
  • 編集はわんコメから行うが、直接参照のためリロードだけで反映
  • 折角連携するのなら、機能を知ってフル活用していく

あるソフトウェアないしツールがある。それは決してメジャーではないが、必要とする人にとっては重宝されるもので、更新があれば必ず更新を行って最新版にして使用することが多いものである。だが更新情報を見て、今まで存在していた便利機能が削除されてしまうが、最新版にしなければ使えないと分かっているとき。人は「進化」を止めてしまうのだろうか。或いは妥協や代替案で乗り切るのか。このあたりは実に悩ましいところである。

気になったので書いてみたら意外に反響が多いシリーズが、配信者向けの補助ツール解説である。メインで書いているのはゆかコネ/ゆかNEOとわんコメで、それに関連するツール、さらにはVTuberがよく使うであろうツールについても解説をするようになった。また、ゆかNEOとわんコメについては、ゆかコネ公式ガイドclea氏とアンバサダーの卯塚ウウ(うーちゃん, わんコメアンバサダー兼任)から情報を貰って調査に役立てている。特にうーちゃんは最新の情報をよく収集しているため、そこから最新情報を知ることができる。

そこから得たゆかNEOとわんコメの最新情報で、最新版において連携機能がさらに強化された結果、わんコメのテンプレートをゆかNEOで利用しやすくなったのである。それまで非公式ながらサポートしていた機能であるが、どうしても設定と導入が面倒であった。その苦労を一気に解消し、より使いやすく、わかりやすくなったゆかNEOとわんコメ。でも一体何がどうなっているかがよくわからないという人も多いはずなので、記事ベース解説によって、これを読んだらもう使えるようになっている、を目指すのが今回の趣旨である。

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