この記事の概要を簡単まとめ!
- 本家とは住み分けがされるAPEX Legends Mobile
- APEXモバイル限定要素はプレイする理由の1つとなる
- レジェンドもAPEXモバイル限定が存在する
- 公式キャッチコピー「フェージング・パニッシャー」の「フェード」
- スライディングして立ち上がればスーツがブーストする「スリップストリーム」
- 虚空に入り自身の位置を少し戻す「フラッシュバック」
- 「フェーズチャンバー」で範囲内のレジェンドを虚空へ送る
- アビリティを利用すれば多少の無茶や不利な状況からの脱出が可能になる
- フラッシュバック中は実リロード時間を無視してフルリロード、これは合法チートか
- 虚空を使いこなし、敵に恐怖の現実を突き付けろ
「同じ名前の全く別物」は、現代では珍しくない。最もわかりやすい例は曲にある。昔に流行った曲をリスペクトしたアーティストが同名で独自のアレンジを加えたバージョンでそれを歌っていることが多い。そして「同じ名前の全く別物」は曲以外のあらゆるものに適用されていき、今では些細なものでさえ「同じ名前の全く別物」がある。これは少ない場合はまだ区別可能だが、増えすぎればメジャーかマイナーかに関わらず、どれのことを言っているのかわからないことが頻発することとなる。とはいえ創作を続けていけばいずれ限界が生じ、「同じ名前の全く別物」を避けることは不可能である。
APEXモバイルもそれである。完全に同じ名前というわけではないが、本家APEXとは様々な点で異なるゲームとなった。本家APEXとは異なるバランス調整、存在しないゲームモード、APEXモバイルにしかないレジェンド。それらの点で別のゲームとしてなら受け入れられるものになっている。
今回取り上げるのはそのAPEXモバイル限定レジェンドについてである。現時点ではまだ1人しかいないが、本家APEXとAPEXモバイルはそれぞれ明確に方向性が異なるため、本家にいないレジェンドはこれから増えていくものと考えられる。そこでまず、シーズン1の時点で実装されているAPEXモバイル限定レジェンド、フェードについて解説する。このレジェンドがもたらすものは復讐か、或いは自身の死か。実際に使用して、深掘りしていく。