この記事の概要を簡単まとめ!
- Xperia 1にする前、メイン端末だったiPhone 6S
- SIMの無効化後は自宅用だったが損傷が酷い状態だった
- 画面もバッテリーもカメラも死んでおり、ついに使い物にならなくなった
- 修復用パーツがなかったため分解しただけで終わっていた
- アクティベーションロックされているがそれ以外が生きている同型ジャンクを入手
- 交換用ジャンクからロジックボードとホームボタンを取り出し、元の6Sのものと載せ替える
- ロジックボード本体とホームボタンは紐付けされており、移植時は同一でなければならない
- 手順は多いが少しずつやっていけば問題なく、復元時はその逆をすれば良い
- ジャンク同士の組み合わせは、完璧な1つの「もの」になる
最近、Xperia 1の調子が徐々に悪くなってきている。突然の再起動が1週間に1回ほど発生する。原因は明確には不明だが、その前兆として急に動作が重くなり、その数十秒後には何も利かなくなって、強制的に再起動する。スマートフォンですらソニータイマーが搭載されているのかと思いたくなるが、メーカーへのこだわりがないのであれば台湾製に切り替えてもいいのかもしれない。その際はSIMフリー化し、中古品を入手することで対応したい。
Xperia 1を入手する前、iPhoneを使用していた。そのモデルはiPhone 6Sであり、2015年9月25日の発売から長い間OSアップデートの対象となっていて、初期OSは9、最終アップデートOSは15.7となっている。iOS16の配信日は2022年9月13日となっており、その時点で6Sはアップデート対象から外れた。実に7年も現役でいられたロングライフiPhoneであるこれは、白ROMとなった今でも最新機能こそ使えないが、使い勝手が非常に良い。
Xperia 1に変えた段階で損傷が酷く、そしてしばらくすると全損によりまともに使うことはできなくなった。だが内部のロジックボードは生きており、Touch IDも損傷により無効になっているだけのようである。ということは、正常な本体にその2つを載せ替えすれば、まだ使えるはずである。長らく「内部が無効になっている」ジャンクの入手に手こずっていたが、今回ようやく入手できたため、分解と復元をここにまとめることにした。