この記事の概要を簡単まとめ!
- Androidタブレットに存在する幾多の問題
- 本体は十分に使えるのにOSを上げられなくなることも多い
- 有名メーカー製からはLenovoがタブレットも多数出している
- ソフトバンクモデルのTAB6が大量に中古に流れていることを発見し、これを使ってみた!
- タブレットに求める最低限をクリアし、5G対応SoCを採用している
- データベースではAnTuTu30万点を越しており、ミドルクラス並みの性能を持つ
- ブラウザ・動画は当然のこと、ゲームプレイもだいぶ余裕がある
- 有線ミラーリングは本体スペックの向上で快適性向上
- 64GBしかないのに無駄なアプリが多いので削除は必須
- Lenovoが好まれる理由は確かにあった
自分の能力は、自分のためには役に立つが他人のためには役に立たない。そう思っている人は多いのではないだろうか。私も多くは役に立たないものであると自分で考えていた。しかし最近、私の能力の1つが役に立った出来事があった。中古品を漁るスキルは、元々自分がPCやスマートフォンをアップグレードするために使っていたスキルだ。それをあるものを欲していた人のために安く手に入れて、それを送るということのために応用した。初めて役に立った瞬間である。
その過程で、自分でも使いたいと思えるタブレットを探していた。自分でも使いたいと思えるなら、それは誰かに渡しても問題ないということになるからだ。探すにあたってこれまで中国製品中心であったが、これを変えて有名メーカー製でもあることを条件に変更した。依頼主はそのタブレットでゲームをしつつ、映像をPCに取り込んで配信するために使うことをしたいという要求であったからだ。その条件を満たすものは、中華タブレットではほぼ存在しない。
だがメーカー製であると、新品でも中古でも高額になりがちである。そんな中で発見したのがLenovo TAB6である。ソフトバンクから出ているタブレットであるが、三大キャリアの中でも害悪的存在であるためか、中古市場では一般的な他のタブレットに比べて安くなっている。SoCはSnapdragon 690 5Gであり、性能はAnTuTu平均30万点台、SoCベースではXperia 10 IIIと同じである。ミドルクラスのスマートフォンに匹敵する性能を持つタブレット、今回はその中身を見ていくこととする。