この記事の概要を簡単まとめ!
- 中国”EaseUS Software”のソフトウェアレビュー記事第4弾
- 動画コンテンツの流行に伴って需要が上がる配信や動画投稿
- 録画はOS標準機能でもできるが、PCに慣れていないと操作は難しい
- 録画に特化したシンプルでスマートなレコーダー、“EaseUS RecExperts“が新登場
- ライセンスは永久版で8,390円(税込9,229円)、円安の影響はもろに受けている
- 基本は全画面録画か、指定したウィンドウをその大きさに自動的に合わせて録画する
- 録画中はスクリーンショットを撮ることができ、録画中に加工やお絵描きもできる
- 音声だけの録音も可能、途中で止められてミュート管理もできる
- ゲームキャプチャに対応し、この場合はツールバーが邪魔にならない
- 録画したものはRecExpertsでちょっと編集もできる
- 総合評価:撮りたいものは楽に撮れるし、操作も簡単、録画FPS値が不安定なのは気になる
- “EaseUS RecExperts”はスマートな録画のスタンダードを作る
動画コンテンツは主に配信と動画投稿の2つに大分類される。現在のメインは配信に移行し、動画投稿はサブ、という動きである。また配信についても内容とやり方で分類することができ、映像と音声が基本であり、映像のみ、音声のみなど、やり方については細かいものも含めれば非常に多彩であるため、明確な分類は難しい。YouTuberでもVTuberでも、人によりやり方が少しずつ違うことが多いからだ。
ところで動画コンテンツ制作を行う際、配信ならOBSなどの配信向けソフトを使って画面構成を行い配信するが、純粋に録画を行いたい場合は、OBS自体にも録画機能はある。それを使えばいいのだが、録画に関しては設定が色々存在し、PCやソフトウェアの使い方に慣れていない人だと実は使いにくい。さらに、1つしか画面がないとOBS自体の画面が邪魔になり、録画しにくいということもある。
そんな問題を解決して、もっと簡単に録画やスクリーンショットを行えるソフトウェアがEaseUS Softwareから登場した。その名は”EaseUS RecExperts”である。単純に録画するだけでなく、録音についても設定が簡単に行えて、録画中はUIが最小化されて作業の邪魔にもならないという、誰でも使えるものだった。一体どうなっているのか、その中身を詳しく見ていくこととする。