PC | Raven's Articles - パート 3

【Windowsは面倒】GPT変換備忘録:システムとデータでやり方が異なる件

この記事の概要を簡単まとめ!

  • Windowsは旧来からMBRを採用している
  • Windows Vista以降に新形式のGPTが採用される
  • 2TB以上のディスクはGPTのみ、MBRの場合は変換が必要
  • しかしシステムとデータでやり方が異なるので1つずつ解説する
  • システムはWindows標準、データはGPT fdiskを利用する
  • うざいくらい出てくる有料のソフトウェアは全く必要ない
  • Windows標準ができなければLinuxの力を借りるのが正解

PCでゲームが出来ることになったことで、高画質・高FPSでのプレイが容易になった反面で、1つのPCで扱うデータ量が大きく増えることになった。そのため、もはや1TBや2TBのHDDでは間に合わないので、それ以上のHDDをデータディスクとして導入する必要が出てきた。

しかしここで、ディスクのフォーマット形式が問題になる。従来のWindowsはMBRで管理していたが、これの制約として2.2TBまでしか容量を認識することができない。これを解決したのがレガシーBIOSに代わるUEFIと新形式のGPTだ。だが多くの人は習慣でMBRにしてしまっているであろう、使用するために変換が必要になる。そのやり方が面倒だったので、備忘録としてその過程をここに記した。

【効率2倍】NVEnc HEVC設定書:H.264との違いと使い方の備忘録

この記事の概要を簡単まとめ!

  • GTX 1080TiからRTX 2080Tiにアップグレード成功
  • GP102からTU102になり、コーデックもアップグレードした
  • H.264より高効率な圧縮形式H.265/HEVCをテストする
  • H.264を基準として約1/2のbpsで同等の画質を実現する
  • bpsが削減できると配信やアーカイブとして手元に残すのに便利になる
  • 残念ながらTwitchは未だにHEVC未対応、他にも未対応なソフトウェア・サービスが多い
  • 高画質も圧縮もできるHEVCは使い方次第で何でもできる

RTX 2080Tiを入手したことは、自分の中では大きな成果である。基本性能の向上で無理に電圧を上げなくても十分な映像出力が可能になり、アフターバーナーによって調整することで過去最大の効率を達成した。伝説のレジェンド(A P E X  L e g e n d s)の設定はモニタが対応しない関係で高画質の設定は特にしていない。そのこともあって配信と同時に使用しても最大温度60℃台、消費電力170W台と、GPUにも財布にも優しくなった。

加えていいことがもう1つある。GPUファミリーはGP102(Pascal)からTU102(Turing)になったことで、コーデックにH.265/HEVCが追加された。現在主流のH.264に対して2倍の圧縮効率があると実証され、今後のスタンダードになると期待されていたが、何故か一般化が遅れ、新コーデックのAV1の登場で危うくなりかけている。しかし使わないのはもったいないので検証することにした。

【余裕ありすぎる】RTX 2080Tiレポート:アフターバーナーで最適化するまで

この記事の概要を簡単まとめ!

  • GPUしべ長者を行い、1060-6GBから進化を続けてきた
  • 1080Tiをしばらく使っていたが、2080Tiを無事に獲得
  • アフターバーナーの再設定が必要になったので再び実験することに
  • FFXVベンチマークの結果を基準に電圧-クロック調整を行う
  • 何故か電圧を低くするとスコアが上がった不思議現象
  • 基本性能が高ければアフターバーナーの効果も高い

2019年1月に初めてゲーム用PCを建てた。その頃の最上級のGPUは1080Ti。今も最前線で戦うには十分な性能を持つそれも、当時はあまりにも高すぎるので手を出すことはできず、中古の1060-6GBからスタートした。当時は高画質を求めなかったのでこれで十分だったが、時間が経つにつれて性能が必要になったので、GPUしべ長者を行った。

これまで様々なGPUを入手しては試してその記録をつけてきた。そうして5年が過ぎて、その頃には1080Tiを使用していたが、先日ついに2080Tiを入手することに成功した。1080Tiでも性能は十分だったが、2080Tiはそれ以上に性能が高く、今後の活動で必須になることが確定した。そこで今回は2080Tiを快適に使う最適解を求めることにした。

【絶妙な難しさ】ゆかコネ使用レポート:共用翻訳サーバはどこまで強化すべきか案

この記事の概要を簡単まとめ!

  • ゆかコネでは様々な翻訳APIが利用できる
  • 無料枠として用意されている「共用翻訳サーバ」
  • ゆかコネのおためし枠として「テスト」に使える
  • 利用者の増加に伴い増強する必要が出てきた
  • ゆかコネv2.1beta8より強化されたサーバに接続できるものになった
  • 精度は据え置きだが、反応速度は向上した
  • 既知の問題に加えて解決したい問題も判明した
  • 出来れば支援APIがいいが、念のために存在している

7月15日にVketが始まって、多くの人がVketを楽しんでいるが、その中に出展しているのがゆかコネである。Nao氏によれば2年ぶりの当選ということで、日々の業務の隙間に構築し、完成したブースの容量は19.96MBという20MBギリギリで完成させたものである。ただ、急いだこともあって少しエラーもあり、適宜修正している。

そのこともあってゆかコネは利用者も増えた。それに伴って発生したのが、完全無料枠として提供している共用翻訳サーバの限界である。2台体制のサーバの限界を超えるほどのリクエストが発生し、Nao氏は増強を決めた。その場合は運用コストが上がるので、調整のために負荷テストを募集した。今回はそれについてのメモを兼ねた結果記録である。

【多い意味があった】RAMディスクの使い方~ImDiskで分かるRAMの有効利用~

この記事の概要を簡単まとめ!

  • Chromeのキャッシュ・その他書き込み改善にRAMディスクを使用
  • 使用したRAMディスクツールはImDisk Toolkit
  • 他にも設定できることがあるので見ていく
  • 基本設定だけの通常使用ならConfigurationだけで事足りる
  • 他のツールは多くの人にとってはあまり必要なさそうである
  • Configurationが使えればRAMディスクは十分使える

RAMディスクの効果は非常に大きかった。まずはChromeのキャッシュに対してRAMディスクを適用すると、約400MBの無駄をSSDから省くことができ、全体の寿命を少し伸ばすことに成功した。その次に書き込みが多いIndexedDBとService Workerに対して適用すると、全体で約2GBも受け流すことができるようになった。

そんなImDiskだが、Chromeの記事ではちょっとした紹介に終わった。しかしこれは他のことでも利用できるはずなので、ここで詳しく見ていく。そうすることで、今まで持て余していたRAMを高速アクセスと不要なファイルの終了時自動削除で有効活用しつつ、SSDの書き込みを減らすことによる寿命の向上を他のものでも適用できる可能性があるためだ。

【使いすぎだ!】Chromeキャッシュ移行設定書:SSDの長持ちのために

この記事の概要を簡単まとめ!

  • Google Chromeが妙にCドライブにアクセスする現象を確認
  • よく発生したのがYouTubeへ動画をアップロードするとき
  • 空いているRAMをディスク化すれば理論上SSDは長持ちするはず
  • フリーソフトでRAMをディスク化し、起動オプションでそこを指定する
  • コマンド起動に対応しないならシンボリックリンクで対応する
  • SSDは傷つきやすい、だからRAMが肩代わりだ

配信ルーチンは、TwitchでやってYouTubeに録画をアップロードする形だ。終わる時間帯が最長で3時にもなる関係で、大抵その日の朝にYouTubeにアップロードしている。それ自体はNUROモバイルの回線をテザリングすれば楽勝なのだが、1つ気になることがあった。

YouTubeに録画をアップロードしようとすると、何故かCドライブに異常な書き込みが行われる。まるで録画データそのものをCドライブにコピーしているかのようである。あまりにも気持ち悪い現象で、これのせいでCドライブが毎回圧迫されていて嫌だった。そこで考え付いたのが、RAMディスクにChromeのキャッシュを置くことだ。実際にやってみることにした。

【混線防止と安定化】配信回線分離論~2回線持つことは無駄じゃない~

この記事の概要を簡単まとめ!

  • 配信に必要な物は多く、「光回線」は人によっては難しい
  • 負荷分散の概念はインターネット回線でも通用する
  • 回線を一般利用とアップロードで分離すれば弱くても配信できる
  • 前提としてNICが2つ以上、デスクトップPCならWi-Fiを増設する
  • 2回線以上接続中、通信はメトリック値が小さい方が優先される
  • cmdを管理者権限でrouteコマンドを使うと通信するNICを設定できる
  • 設定には宛先のIPアドレスとサブネットマスクの情報が必要
  • 別々の回線で別々のNICに繋ぐのでDHCPカットは不要
  • 実際にYouTubeとTwitchで試している、結果も良好
  • 回線を分離して、快適な配信環境を目指せ

アメリカでは、面白い結果が出た。電気通信業界における顧客満足度指数(ACSI)をAmerican Customer satisfaction Indexが調査して6月7日に発表したデータでは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)に対する顧客満足度は68点で、その下はガソリンスタンドの65点以外いないというものである。光回線部門でも最大手のAT&Tさえ80点しか出せず、光回線以外ではT-モバイルが73点、通信全体は66点だった。考察によれば、ISPのサービスの価格、カスタマーサービス、障害発生頻度が原因であるという。クソ回線に怒っているのはジャップに限ったことではないようだ。

私も散々クソフトバンクに怒っているが、そのクソさ加減に比較して、最近乗換したNUROモバイルは優秀の極みである。真の5Gが使えて、NEOプラン特典でアップロードは通信量非加算、それでいてクソフトバンク利用時より基本料金は大幅下落。MVNOは価格だけいいと言われていたのはもはや過去の時代。通信もサービスも三大キャリアとほぼ相違ないので、それらの肩にうまく乗っているMVNOは商売上手と言える。

現在はテザリングを利用して配信を行っているが、そこで気付いたのが回線を分離することである。通常1つのPCが異なる2回線以上に接続すると、デフォルトゲートウェイが複数存在するために正常に外部と通信できないとされるが、これは別々のNICで別々の回線に接続するので発生しない。また、管理者権限のcmdによる設定を行うことで、特定の送信先は特定の回線から送れるようになる。今回は配信回線分離論として、通常通信と配信用アップロードで分離することのメリットとその方法について解説する。

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