PC | Raven's Articles - パート 4

【APIを叩け!】ゆかNEO応用外伝:搭載APIで自作機能を作る編

この記事の概要を簡単まとめ!

  • ゆかコネ、流行っています
  • 前から多かったゆかコネのAPIについて仕様が公開されるようになった
  • 本体、プラグイン、わんコメの3つでAPIが分かれている
  • 辞書プラグインの利用を便利にする外部ツールの自作に挑戦することにした
  • プログラミング言語は任意だが、最も使いやすいPythonで構成する
  • 設計時はChatGPTを調教し、そのコーディングをベースに設計する
  • 1つで統合・切替を実現し、ディレクトリやドライブの相違に対応
  • CSVファイルのみ全て同一ディレクトリに置く必要がある
  • 実用レベルにするには課題はかなり多い
  • ちょっといじれば、案外作れるので作ってみるのも面白い

自作の概念を持っている人は少しずつ増えてきているように思える。自作は既存品では満足できない人、あるいはサポート終了によってこれまで使っていたものが使えなくなったので、それを補うために似た物を作るというパターンになる。今まではそれらは技術力を要求されるものであってその技術を会得している人しか扱えなかったが、ChatGPTの一般化によって雛形は簡単に作れるようになり、後は少しの調査力と何回かの試行で完成するようになった。

これによってさまざまなツールを任意の言語で作れるようになったということが多くなり、その代表例がうーちゃんこと卯塚ウウである。既に様々なものをPythonで作っているということをTwitterで公表しており、ゆかコネユーザーかつアンバサダーで最も研究していると言える。ゆかコネ関係のものもうーちゃん自身で作ったものを使用していることが多く、困ったらうーちゃんに聞けはより一層確かなものになった。

うーちゃんは言語学習はそれまであまりしたことがなかったはずで、そんな人でも色々と作れるようになっている。そこで自分でも作ってみようと考えた。ゆかコネは長らくAPIの公開がされていなかったが、要望が多かったことでついに公開され、この情報をもとにやりたいことをまとめていけば、うまくツールを作れるはずである。今回はそのAPIを利用し、手始めにゆかコネ標準搭載の辞書プラグインを操作し、手軽に辞書を変更できるシステムを作ってみることにした。

【純正に勝つ】CPUクーラー改造記:ケース用ファンを流用して強化する

この記事の概要を簡単まとめ!

  • CPUの冷却は重要事項の1つである
  • CPUボックスを購入すれば純正クーラーが必ずついてくる
  • 純性ゆえにヒートシンクは小型で力不足は否めない
  • ケース用ファンを流用することで強力なクーラーが作れると考え実施
  • ファンが動かないがヒートシンクの大きいCPUクーラーを使う
  • 入手したケース用ファンが3ピンのため、PWM化するパーツを併用
  • ファンガードでブレードとヒートシンクが触れないようにスペースを取る
  • 固定できる部分はないので結束バンドでブレードに触れないよう固定する
  • ケース用ゆえ騒音はあるが、それでも冷却力は高い
  • 不格好でも純正よりも強い冷却力がここにある

私は普通ではない実験を行うことが多い。それは金がないことで自作した方が安上がりであることや、自分が欲しいものは既製品では存在しないので作った方が早いということが理由である。加えて、今あるものをなるべく捨てずに活用するという、一種の資源の節約と再利用という部分がある。完全に壊れているものはどうにもならないが、一部が動くのならそれを他の一部と組み合わせて変わったものを作ってもいいはずだ。

今回試みることも、その1つである。不用品を整理している時に出現した、サイズのCPUクーラーは断線しており動くことは絶対にない状態になっていた。だがヒートシンクは大型であり、ファンとヒートシンクは分離できる構造になっていた。そこで思いついたことが、ケース用のファンを結合してCPUクーラーを再生することである。これ自体は先駆者が多数存在するので、一般的な改造であるようだ。

本来のケース用ファンはCPUクーラーに接続するためには作られていないわけで、ヒートシンクには無理矢理括り付けるなどの力技が必要になる。また、私が用意したケース用ファンはPWM制御ができない3ピンであり、ここでも躓いた。だが3ピンをPWM化するパーツがあり、この問題はすぐ解決した。少しの投資でIntelやAMDの純正CPUクーラーよりもパワーを出せるものを作れるのではないかと考えた私は、実際に試すことにした。

【進化は続く】ゆかコネイベントレポート~4周年とこれからのゆかコネ~

この記事の概要を簡単まとめ!

  • ゆかりねっとコネクター、4周年を迎える
  • イベントを前にゆかコネの1年を軽く振り返る
  • 2月を目処に始まったゆかコネアンバサダー2期生募集
  • イベントは4月8日午後8時、clusterで開催
  • 前イベントに続き、cleaちゃんが主軸となり企画・進行された
  • 2022年3月からの出来事や活動結果をcleaちゃんや第1期アンバサダーから報告
  • 新たな2期生7名、さらに異なる分野で活動する人も増えた
  • 今後の更新で2期アンバサダーイラスト追加、1期も更新される
  • 配信の外では役職・観客が自由に交流する場となる
  • 5年目のゆかコネ、字幕・翻訳エンタメはもっと盛り上がる

人生は不安定である。それは未来が分からないということ、今日隣で元気な人は明日には抜け殻になっているかもしれないという不測の事態が起きない可能性が0.1%でもあること。その人は、私とは直接的な関わりはあまりなかったものの、共通のコミュニティに所属していたのと、VRChatでは何度もそのコミュニティで互いに見ているので、決して無関係には思えなかった。明日は我が身、というのは単なる洒落でもないのかもしれない。

未来が分からなかったのは私も同じで、偶然に見つけたゆかりねっとコネクターから始まった、ゆかコネ関連、VTuber関連ツールの調査。ゆかコネ公式ガイドcleaちゃんを主軸とするVTuberとの交流。その後は代理という形の自分である無音烏を生成したがこれはうまくいかなかったので、後にKIBEKIN自身としてVTuberになり、ゆかNEOとわんコメを検証している。下手に取り繕ったり制限するよりも、そのままでやった方が楽しいとは実際にやってわかったことである。

ゆかコネはメインをゆかNEOにしてからも名称としては「ゆかコネ」で通っている。これの始まりは2019年2月1日時点では既に存在していたものであると確認できている。Nao氏の想いからから始まったこれも今年で4周年となり、3周年イベントもついこの間のように思える。今回は開催時期を上手く調整して4月8日に4周年イベントが開催されたので、そのレポートとその間に起きたことをまとめることにした。

【元パッドの最終手段】”Razer Tartarus Pro”左手デバイス使ってみた!

この記事の概要を簡単まとめ!

  • PCで本格的にゲームをするためにゲーミングデバイスを揃えた
  • 本家APEXを練習題材とするも、あまりにも操作が難しい
  • WASDの操作に慣れず、キーの押し間違いも多発した
  • 最終手段がアナログスティック付きの「左手デバイス」を使うこと
  • Razer Tartarus Pro“の中古を安く入手したので使ってみた!
  • 32個のプログラマブルキーとコントローラーのような8方向デジタルサムパッドを持つ
  • キーボードでは異例の光を利用したアナログ入力可能な軸を採用し、多彩な動きを実現する
  • Razer Synapseで自由にカスタマイズでき、アナログ軸限定でキー入力の反応ポイントも細かく指定できる
  • 1つのキーで2つのアクションを設定する「2段式アクチュエーション」が可能
  • 新たにTartarus Proを交えて本家APEXで実戦を行い、検証する
  • 勝つためにデバイスは選ぶ、だから私はTartarus Pro

ゲーミングデバイスのメーカーは様々で、得意分野と開発しているセンサー及び軸の性能も大きく異なる。それによりデバイスの形状や材質も異なるわけで、それが好みという形で分かれるようになる。特にゲーミングマウスは機能数が多く大型であるものから必要最低限の機能で小型・軽量を目指したものまでさまざまで、同時に手に合うかどうかという点でも評価されるものとなっている。

さて、PCで本格的に始めるにあたって、ロジクールからマウスをG502 HERO(2018年)、キーボードをG512 CARBON(茶軸/Tactile)で揃え、そこから本家APEXを練習ゲームとして使用した。しかし形だけ揃えても実力は全くの別物。実際にやってわかるのが「操作が全く追い付かない」ということ。これをゲームパッドに戻すと普通にプレイできた。今から激しい鍛錬を行ってWASDに慣れるのは、正直難しいように感じている。

考えたのは、アナログスティックを持つ左手デバイスを導入することである。だがこれは最終手段であり、これを一度使ってしまうと元に戻れない危険がある。だがゲームで勝つのに手段は選んでいられない。なので導入を決めて、その候補を調べていくうちに辿り着いたのが、Razerしか存在しないアナログ入力可能な軸とサムスティックを持つ、左手特化デバイス”Tartarus Pro”である。例の如く中古で入手したこれは、どこまで戦えるのか。専用ソフトウェア”Razer Synapse”と共に見ていく。

【メカニカル入門機】”Logicool G512 CARBON”ゲーミングキーボード使ってみた!

この記事の概要を簡単まとめ!

  • PCの操作に絶対に欠かせないキーボード
  • キーボードも接続形式と構造で複数存在する
  • 安価で最も流通しているメンブレン式、高価でカスタマイズ・保守性の高いメカニカル式が多い
  • G502 HERO入手に合わせてメカニカル式のG512 CARBON(GX Brown Tactile)を調達したので使ってみた!
  • G512に採用される軸は合計5種類存在し、メカニカル式だが交換は基本的に不可
  • 頑丈に保護された2本のUSBケーブルで接続するとキーボードのUSBポートが使用可能になる
  • G HUBを使えば光り方もファンクションキーの機能も変えられる
  • ゲーム中はFn+F8でゲームモードを起動すれば特定キーを無効化できる
  • 本家APEXでG502 HEROと共に実戦で試してみる
  • メカニカルキーボードの入門機には向いているキーボードだ

ゲーミングデバイスを探し始めたが、これは触れてはいけない領域であったかもしれない。これはPCそのものについて、パーツ単位で情報を調べれば調べるほど奥が深すぎるためだ。ゲーミングマウスでもゲーミングキーボードでも、おそらくこれから触れることになるゲーミングモニタでも、様々な違いを持ったものがそれぞれ存在している。妥協してはいいものは得られないことは知っているので、ここについても妥協はなしだが、CPUやGPU以上に凄いことになるかもしれない。

以前に書いたゲーミングマウスはロジクールから”G502 HERO”で、本家APEXでの使用を前提に採用したマウスである。これはボタン数が11個あり、これまで一般的なXboxタイプのゲームパッドだった私が初めて使うには最適であった。右手でやっていた操作の殆どを再現することができ、左手はパッドを持っていた時の配置を再現したことで、WASDに集中しながら、パッド以上の操作ができるようになった。まだ慣れが必要ではあるが、割といい感じである。

同時にキーボードについてもロジクールで合わせて新しく調達した。それが”G512 CARBON”である。ゲーミングキーボードの入門機としては最適となるもので、Romer-Gが2種類、GXが3種類である。このうち現行モデルはGXのメカニカルスイッチのものとなっていて、それぞれ用途が明確に示されている。これの茶軸、ロジクールの説明でタクタイルと呼ぶこれを中古で入手したため、これを詳しく見ていく。

【省エネGPU】”MSI Afterburner”使ってみた!~熱対策と電力効率編~

この記事の概要を簡単まとめ!

  • あらゆる家電の中でも電力大食らいな「ゲーミングPC」
  • CPU、GPUが高性能なら消費電力は非常に高くなる
  • 電力が高い場合、は切り離せない問題
  • 現代傾向としては性能より省エネが重要になる
  • CPUは難しいがGPUならMSI Afterburnerがある
  • 殆どがオーバークロック用途で使うがダウンクロックもできる
  • 最大消費電力の制限と低電圧化が主な方法である
  • 使用中のGPUの情報をもとに細かく設定していく
  • 複数パターンでベンチマークを回し、最適解を見つけ出す
  • オーバークロックと同様保証対象外につき素人にはお勧めできない
  • 省電力化は実質的な節約に繋がる、パワーだけが正義ではない

私が現在使用しているゲーミングデスクトップは、大学生だった頃に作ったものである。それも安く仕上げるため、GPUだけは中古のものを流用した。それがMSIの1060-6GB(OCV1)であるが、これが3年経った今でも新しく入手したものに切り替えるまで、全く壊れる気配なしに動いていた。他のパーツも壊れるような気がしないのだが、とはいえ性能に限界を覚えてきて、更新を考える時期に来ているようだ。

新しいGPUの遍歴は、最初がMaxwell世代の最強GPUGTX Titan X(2015)である。その次に変えたのが、2017年登場の最強GPUで、現在もまだ最前線で戦える性能を持つ、GTX 1080 Tiである。いずれもTDP250Wであるが、VRAMではTitan X、全般性能では1080 Tiに軍配が上がる。当然エネルギー効率で言えば1080 Tiであるので、もうTitan Xは卒業だ。ただ、共通事項があり、それは両者とも消費電力が高く爆熱になりがちである、ということ。自作PCユーザーにとってこの2つは無視できないものなので、何らかの対策を取っているのが普通である。

MSIが提供しているGPUをソフトウェア的に調整するツール”Afterburner”は、簡単にGPUの性能を変動させることができる。主な用途は性能アップだが、その逆の性能ダウンも対応している。このツールを使い、GPUにつきまとう熱問題と消費電力を解決することにした。性能を下げればパフォーマンスは下がるが、それがどれくらい下がり、そしてどれくらい対策として効果が現れるのか。詳しく見ていくこととする。

【普段ですら捗る】”Logicool G502 HERO”ゲーミングマウス使ってみた!

この記事の概要を簡単まとめ!

  • PCの操作に欠かせないマウス
  • 通常使用であればUSB接続の3点マウスが最もコストが安い
  • ワイヤレスやゲーム用マウスは高額になる
  • 有線で様々なゲーマーが愛用するLogicool G502 HEROが入手できたので使ってみた!
  • 11ボタン装備、発光するロゴ、脱着可能なウェイトがセットになっている
  • 独特な形状は手に優しく、長時間使っていても負荷がかかりにくい
  • Logicoolが提供するG HUBで自由にボタンをカスタム可能
  • デフォルトでもそのまま使えて、ゲーム単位でプロファイルを設定できる
  • 本家APEX用に様々な調整を加えてその実力を試す
  • 「ゲーミングマウス」とは普段でもゲームでも使える万能なマウスだった

「一般社会で働くことに向いていない人」が生き残る手段は、情報収集能力を極限まで上げて、他人を出し抜く力を身に付け、それをインターネットで発揮することであろう。それは往々にして「人を騙す」ことに繋がりやすい。このことは倫理や道徳で色々問われることが多いが、最終的な結論としては「騙される方が悪い」ということで、自己責任と片付けられることが多い。それが世の常である。

PCのことは情報収集能力や他人を出し抜くでも改善できないことは多い。性能はどうしてもハードウェア依存であるためで、これはゲームで顕著である。しかし、ゲーム時にはもっと大事なものが入力機器だ。PCならキーボードとマウスがそのままゲームでも使用できる。しかし操作には癖があり、コンシューマのコントローラー操作に慣れた人からすると、その変わったやり方に思っていたよりも苦戦することは十分あり得る。なお、通常のマウスは3ボタンしかないので、いくら慣れている人でもそのボタン数ではプレイは正直難しい。

そのため基本の3ボタンに加えて追加のボタンを設置し、形状が人間工学に基づいて設計され光るようにもしたマウス、所謂ゲーミングマウスが登場する。これによりゲームが劇的にやりやすくなったのである。そして私も、コントローラー操作の限界を感じて乗り換えることを決意した。その際に入手したのがロジクールのG502 HEROである。多くの愛用者が存在し、これをもとに上位モデルと下位モデルが製造されるほどの人気マウス。これはどこまで戦いを有利にしてくれるのだろうか。

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