この記事の概要を簡単まとめ!
- バッチファイル作成の上級編
- cmdで電源プランを操作できる”powercfg.exe”
- これまでの内容と新しいコマンドをフルに活用したバッチファイル
- サブルーチン化でバッチファイルの可読性も確保
- 解説で「こういう処理をしている」が分かるようになる
- 「GUIでやるより簡単」を目指して
バッチファイルシリーズもこれで第3回となる。これまではコマンドの解説と簡単なコマンド使用例を記述し、自分で改造可能なものを最終的な完成品として仕上げていた。しかしこれまでのバッチファイル解説は、初心者が入りやすいよう、難易度が低めのものから行ってきた。したがって、バッチファイル全体としては、難しい機能は殆ど使用していない。
それも、今回取り上げるpowercfg.exeまで抵抗なく入れるようにしたためである。バッチファイルで書きたい本命はこれであり、それまで書いてきたものは、導入のための土台である。とはいえ、これまでやってきたことは決して無意味ということではなく、これまでやってきたことの積み重ねで本命に挑むのである。
その結果、上級編に相応しいまでの難易度になった今回だが、そうであっても何の問題もなく使えるよう、この記事で指南していく。最後まで見ていくといい。