この記事の概要を簡単まとめ!
- 2019年のフラッグシップ、Xperia 1
- 4年目になっても基本性能ではXperia 10 IV/Vを超える
- Androidは11までだが802SOは何故か10までしか上げられない
- ROM焼きし、認識を802SO以外にしてしまえばあげられるはず
- Xperiaの場合、ROM焼き専用のモードとツールがあり、これを利用する
- 原則初期化が必要なため、あらかじめユーザーデータはバックアップする
- 簡単な手順で書き込みは自動で行われ、書き換えは完了する
- カメラが使えない現象、追跡調査でTAを削除しない選択が必要になった
- 焼き方の問題か、カメラが使えなくなるので結局802SOに戻した
- 結論:クソフトバンクはXperiaをダメにするから二度と扱うな
Xperia 1は間違いなくXperiaの起死回生の原点になった。それまで悪評続きだったXperiaシリーズ、そして国内メーカーがAndroidスマートフォンを作ると微妙になるというイメージを完全に一新し、ハイスペックスマートフォンの地位を確立した。そこから派生したXperiaナンバリングモデルとエントリーモデルへの分岐。5は1よりコンパクトながら性能を妥協せず、10は性能は下がるがXperiaに必要な物を備えてさらにコンパクトになり、AceはXperiaを手軽に体験したい人のためのモデルとなり、これもまた成功してXperiaは続いている。
だが未だにスマートフォンはキャリアモデルとメーカー直販のSIMフリーモデルがそれぞれ存在し、旧式の非効率な販売モデルが展開されている。昔は回線事業者は三大キャリアしか存在しなかった寡占市場ゆえにそれでよかったが、現在は4社目のキャリアである楽天モバイルと多数のMVNOが存在するのでキャリアモデルを未だに販売していること自体、時代錯誤である。そこに「所詮ジャップ」と感じてしまうところがある。
この影響を受けたXperia 1がある。802SO、ソフトバンクモデル。実のところ、Androidスマートフォンはソフトバンクで買うなということが言える。当初からiPhoneをほぼ独占で販売していたことがあるのか、それ以外はまともに取り扱う気がないようで、2019年10月時点でXperia 1だけしか置いていないという体たらくだった。そのうえアップデートは10までで止まっており、他が11まで上げられることを考えると、クソフトバンクと怒ったものである。そこで今回は、先駆者の情報をもとに危険行為の1つであるROM焼きに挑戦し、認識を802SOから別のモデルにして延命処置を行うことにした。