【それだけじゃない】考察:何故鉄道オタクは嫌われるか~撮り鉄以外もいる「厄介オタク」~

この記事の概要を簡単まとめ!

  • 趣味や特定分野を極めた人は「オタク」と呼ばれる
  • 交通インフラにも「オタク」は存在し、その中に「鉄道」がある
  • 派閥が多数存在し、その中の暗黒領域が「撮り鉄」
  • 一般人・鉄道事業者以外にも多方面に迷惑をかけ、世間評価は最低
  • 「ごく一部の悪行」しかし外野から見れば全て同じに見える
  • しかも「撮り鉄」以外の鉄道オタクも厄介者がいる
  • 実体験:遺品整理時にくだらない文句をつけたクソ野郎がいた
  • それらの行為、結果的に誰かを不快にしたり迷惑をかけている
  • 結論:生産性がないどころかマイナス効果を与えるから嫌われる

2週間に1本しか出せないような状況になって、おおよそ1ヶ月。このような状況になっても、可能な限りは記事を書くようにしている。しかし、遺品整理は相も変わらぬ状況、さらに各サイトへの出品業務と様々な対応に加えてネタ探し、料理とやることは多い。そろそろ頭の血管が切れてもおかしくはないような気もしてきており、このままで大丈夫なのだろうか。

遺品の内容の殆どは鉄道模型であるが、このことからわかるのが祖父は俗に言う「鉄道オタク」の1人であった。それも戦前の頃からであったので、つまるところ子供の頃からそうだった。また、生きてきた時代の影響もあって、国鉄時代の蒸気機関車と電気機関車、それに牽引されていた旧型客車などが好きで、あるいは同時代の私鉄車両・廃止された市電系の車両も一部集めていた。その方面ではかなり専門的な知識を持っていたようだ。

そんな中、外野からはもちろん同じ趣味を持つ人からも嫌われる存在となるのが「撮り鉄」の存在だ。これは一般的なインターネットニュースでさえも取り上げられるくらいには有名であり危険な存在として認知される。ただこれは全体の一部に過ぎないわけだが、その存在のせいで鉄道オタク全体は嫌われがちである。なので本当のところの指摘対象はその撮り鉄なのだが、撮り鉄以外でも鉄道オタクの「厄介オタク」は存在する。それを最近に体験した私であるので、今回はそれについて書いていく。なお、この記事は鉄道オタクには辛い記事になるため、該当する人でこの先に進む勇気がない人は今すぐ車庫に帰った方がいいだろう。

ブンブンハローサブカルチャーの底辺組、どうもKIBEKINです。

オタクと趣味

趣味や特定分野を極めた人は「オタク」と呼ばれる

人には人の趣味や専門分野がある。これについては、本当に趣味の領域で留める人がいれば、誰かに教えられるレベルで勉強し、それを職業や講師として働く、といったような道筋が存在する。これら自体は特に問題もなく、戦時下でもない限りはどんな趣味を持っていても何かを言われることもない。もっとも、その趣味が公序良俗に反する者でないことが前提であるが。

そんな中で生まれた言葉がある。それが「オタク」という言葉である。現在でこそちゃんとした意味を持って使われる言葉であるが、登場当初となる1983年頃は全く否定的な意味で使われており、皮肉にもそれが広まる形で日本全国に認知されることとなった。初出は白夜書房から発刊されていた「漫画ブリッコ」1983年6月号から8月号で、中森明夫が連載した「東京おとなクラブ」の出張コーナー「東京おとなクラブJr.」内のコラム「『おたく』の研究」からであるとされている。その内容については現代ではもはや単なる差別の権化でしかなく、該当の人物も私の眼には単なるフェミニストにしか映らず、載せることによる危険性を感じたので詳細は伏せるが、それまで文章化するしかなかった人間的なマイナスイメージをたった一言で表す語として生まれたものとなる。それは当時の「非オタク」なるものにはある意味で好評だったという1)参照:おたく – Wikipediaジャップには根底から差別意識が存在する証明でもある。



さて、そんな言葉が生まれてから、現在約30年が経過している。現在の「オタク」の定義は前向きになっているようで、趣味や特定分野を極めた人を称える意味として使われるようになった。だが昔のマイナスイメージについては完全に払拭するには至っていないようで、オタクと言われることにはあまりいい思いをしない人もいる。そのこともあってか、オタクという言葉自体、あまり口頭で向かって使うことはないようだ。私もこの言葉は好きではない。

交通インフラにも「オタク」は存在し、その中に「鉄道」がある

オタクの元となる趣味や分野は「なんでもあり」だ。なので一般的な趣味と言えるものはもちろん、生活必需品やインフラ・ライフラインでさえもオタクは存在することになる。そういうわけで、所謂交通インフラについてもそのオタクは存在することになるわけだ。これは日本だけでなくどこの世界でも同じように行われている。CS番組でヒストリーチャンネルやディスカバリーチャンネルを見ていれば、たまにそういうものを放送しているのでわかるはずだ。

ところで交通インフラは、大きく4種類に分けられる。それが道路・鉄道・空港・港湾となっている。うち道路と鉄道は陸路にまとめられ、空港は空路、港湾は海路となる。その中でも目を向けられやすいのが「実際に動くもの」である。主に道路は車、鉄道は列車、空港は航空機、港湾は船舶となるであろう。なお、空港でも事業用車両は存在し、港湾でもクレーン車などが必須となるため、必ずしもその名前の主役だけが活躍するわけではない。

大きさの単位では、おそらくは「車<鉄道<航空機<船舶」となるであろう。とはいえそれぞれのインフラには目的と用途別に大きさが異なるものが存在するので、この基準はあまり参考とはならない。そしてそんな中で存在するのが、「鉄道オタク」なるものだ。もう1つの言い方に鉄道ファンはあるが、これは雑誌を示すことが多い。他のオタクがそれほど軽蔑的意味を持たないなか、どうも鉄道オタクに関しては軽蔑の意味を含んでいるように思える。その理由については後述する。

「鉄道オタク」にも派閥が多数存在する

鉄道オタクと一言で表しても、実際にはその中に多数の派閥が存在している。つまり、鉄道オタクの中でも特定のことについての専門家であることが殆どだ。派閥については1つの派閥にのみ属することも、複数の派閥にまたがって所属することもあり、これは人それぞれだ。その中にはまれに本職が紛れ込んでいることもあって、別に「本職だからオタクではない」ということもないようだ。仕事にすると逆にそれを趣味にしなくなる、とはよく言われているが、それが関係ない人は関係なしにオタクになっているようだ。

そんな中、鉄道オタクの「暗黒領域」と言える派閥がある。それが昨今のインターネットニュースを騒がせる存在である「撮り鉄」である。オタクの言葉が軽蔑として使われるなら、撮り鉄は鉄道オタクを最大に軽蔑する言葉となるだろう。この言葉自体、もはや聞きたくも見たくもないという人は一定数いるはずだ。それは撮り鉄がやってきた数々の愚行によって下がりに下がった評価の結果である。また、これによって鉄道オタク全体の評価もどうやら下がっているような感じが見受けられる。他の派閥からすれば「無関係」を貫きたいことであろう、しかし撮り鉄も大分類すれば鉄道オタクの1つである。そのため外野から見れば「鉄道オタクの誰かが何かしでかした」という認識になり、どこの派閥の行為であるかというのは全く関係ない。よって鉄道オタクが嫌われる原因となっている。

だが最近気づいたことがある。鉄道オタクが嫌われるのは、撮り鉄以外にも「厄介オタク」なるものが存在するからだ。これは実際に直近の私の経験によるものもあり、私の偏見と独断による判定である。言ってしまうと私も元々は鉄道オタクの側に入りそうな部類ではあるものの、しかし周囲のオタクよりは知識量は低く、周りに話せる相手すらいない。そのためにオタクとは言い切れないほど中途半端な立ち位置にいるわけで、これが直近の経験と重なって鉄道オタク自体、私も嫌いになりつつある。それでは次項から、何故鉄道オタクが嫌われるのか、悪行の中心となる撮り鉄を中心に、私見を語っていくこととする。




鉄道オタク、嫌われるタイプのオタクの解析

確認:撮り鉄の行動

まずは撮り鉄の行動について考える。撮り鉄の基本的な行動概念は、「いい写真を撮りたい」というところにある。写真を撮るためには機材はもちろんだが、いい写真を撮るためのポジションも重要事項になる。そのポジションは線路沿いの任意の場所や踏切、付近の建物や公共の建造物の中から、あるいは理論上最も近くなる位置として駅のホームから。様々な場所が撮影する際のポジションとして選ばれる。普通の写真であればどこから撮っても殆ど変わることはないのだが、撮り鉄の心情としてはどうやらポジションに非常にこだわりが強いようだ。そのうえ、周囲の状況にもこだわるというタイプが多いようである。

そのこだわりが強い結果、理想の「一瞬」に命を懸けるように動く人が多く、あらゆる情報網を駆使して理想の「一瞬」に近付けられるように行動する。これを考えると、ある意味では情報収集能力は非常に高いと見ることができる。また、同じ目的で動く同業者から情報を得ることもある。ただし同業者については撮影ポジション争奪などのことを考慮すれば、多くがライバルとなるので、あまりつるむことは少ないように思える。その後は愛用の撮影機材などを準備してその目的地に出向くことだろう。

そうして目的地に着けばポジションを確定し、持ち出した機材を用意して、その「瞬間」が来たら撮影する。そして終わったら別の場所に原則電車で移動し、また撮影する。その繰り返しで、本格的撮影であれば日が暮れるまで撮影を行うはずだ。逆に何かの用事のついでで撮影するという場合は、必要最小限の機材だけで撮影を行うはずで、それこそスマートフォンのカメラで撮るということが多いはずだ。最近のスマートフォンのカメラは一般的なデジカメと同じレベルなので、ただ撮るだけならそれでも十分になる。一眼レフを生産している企業が生産しているスマートフォンなら、それに匹敵する性能が多いため、それで完結することもあり得る。SNSへの掲載を前提とするなら、スマートフォンが多いことも考えられる。妥協しないガチ勢ならPCに一眼レフでも繋いで転送することもあるだろう。

問題:私利私欲の権化は多方面に迷惑をかける

それでは本題だ。その撮り鉄が与える影響について考える。前提として撮り鉄は、周りのことを考えないタイプの人間の姿をした蟲である。他者への配慮という言葉は撮り鉄の中には存在しないものになるであろう。そう考えたとき、同業者はともかく他の一般人に対しての配慮をしないことは十分あり得る話である。つまり撮り鉄からすれば一般人でさえ邪魔をする「障害物」としか思わないのである。これは駅から撮影する場合、公道や公共建造物から撮影する場合、その他の撮影方法ないし場所も含めて同じで、どこであろうと一般人が邪魔しようものなら、最大限の罵倒をもって追い払おうとする。そこは公共の場であり、私有地でないにも関わらず、である。さらに言えば、撮り鉄が邪魔者扱いする一般人からすればその撮り鉄もまた他の一般人と同じであり、「何を偉そうにしているのか」と考えるはずだ。この時点で既に一般人に対して不快な思いをさせている。

鉄道は鉄道事業者の努力と最新技術の導入によって、安全な運航がなされることによってはじめて成立する交通インフラである。したがって、鉄道事業者に対しては敬意を払い、その係員や警備員、あるいはそこに出入りするであろう清掃業者や搬入業者に対しても、毎回何か感謝しろとは言わないが、せめて失礼のない態度を取るべきである。公共交通機関とはいえ民間経営でありサービス業であるそれ、JR北海道は酷鉄だが「利用させてもらっている」ということを忘れてはならない。そのためそれらの人に対して何かしらの危害を加えることや見下すように罵倒を浴びせたりするのは論外ということである。しかしこの点についても残念ながら撮り鉄は理解できないことが多く、まれにそれらに対しても何らかの迷惑行為・妨害・危害を加えるということがある。これは結果的に一般利用者にも多大な迷惑をかけることとなるが、こちらの方が悪質である。




実例:江ノ電外国人映り込み事件

まだ記憶に新しい話であろう。2021年8月頃にあった事件だ。江ノ島電鉄、所謂江ノ電においてあるレア編成が試運転を行うということで、この情報を聞いた奇喪汚多撮り鉄が、試運転の時間が夜であるにも関わらず集合し、「理想の一瞬」のために待ち構えていた。その時点では誰もが何事もなく、そのタイミングを迎えると思っていたようだ。

事件が起きた撮影ポイントは、腰越―江ノ島両駅間にある片瀬海岸1丁目の交差点を22時50分ごろに江ノ島駅に向けて通過したところである。この場所は電車でGO!旅情編をやったことがある人ならわかるが、専用軌道線である江ノ電でも数か所存在する併用軌道区間の1つである。つまり人も自動車も同時に通ることのできる場所2)江ノ電の公式資料によれば、併用軌道は4箇所延べ980mであると書かれている。バラストが引かれている地点で柵がない場所(七里ヶ浜付近)も定義上併用軌道扱いとなるようだ。 参照:江ノ島電鉄#軌道(路面電車)か鉄道かについての議論である。そこに、撮り鉄の目的としている編成と並ぶように現れたのが、自転車に乗った外国人であった。その当時の状態が以下の画像である。

江ノ電と外国人
当時の撮り鉄が目的としていた編成と並ぶように現れた例の外国人。これが撮り鉄の怒りを買うこととなった。

この時刻にこの格好、推測するに地元住民であろうか。併用軌道では制限速度が15km/h程度のはずで、万が一接触したとしてもそこまで重傷の怪我にはならないはずだ。とはいえ、片手運転で江ノ電が走行中に並走しているわけで、状況としては危険といえば危険である。しかし撮り鉄はそんな危険な状況ではなく、その外国人が登場したことに怒りを覚えたのだ。

撮り鉄が欲しいのは、固定されている建造物やオブジェクトを除いて「車両」のみだ。なので余計なものが入ってくることについては撮り鉄にとっては命に代えてでも阻止したいことであるはずだ。そのため入ってきたときには、多くの撮り鉄が外国人に対し多くの罵声と退去を促す怒号を浴びせたほか、それでもなお並走し続けた外国人に対し奇喪汚多撮り鉄は囲うように詰め寄り、さらなる罵声を浴びせたという。これについては見かねた人物の仲裁によって暴力沙汰になる前になんとかなったものの、このことはインターネット上に広く拡散されることとなった。これについては賛否両論が当然発生したが、撮り鉄のあまりにも攻撃的な行動と言動については批難の的だったようである。また時間帯を考えれば、寝ている人も普通にいるであろう時に大声というのも、周囲を全く考えていない行動であると言えるはずだ。少なくとも鉄道オタクではない外野からの理解は得られるものではなかった

もっともこの外国人の行動も褒められたものではないという意見が存在する。普通に通過すればいい、という意見はごもっともだが、だが理解できないものではない。「何故かカメラを持った人がたくさん居て、待ち構えている」という風に考えれば、普段と何かが違うと考えることだろう。それでこのような行動を取ったとすれば、妙に納得のいくものになる。その意味では、その外国人が映り込んだとしても別に何も怒ることもなく、寧ろ珍しい写真となるのだが、どうにも撮り鉄は臨機応変な対応ができない、頭の固い人間の姿をした蟲ばかりであるようだ。ちなみに当時のことについて江ノ島電鉄は運行に特に問題はなかったとコメントを残しているが、同時に該当編成(305編成)は試運転すると、情報が非公開なのに集まってくるため対処に苦慮しているとのこと。この時点で既に江ノ島電鉄にも少なからず迷惑をかけていることが分かる3)参照:「チャリ乗ってんな!」「どけ!」「金だろ」撮り鉄が通行人に次々罵声 深夜の江ノ電で何が起きた: J-CAST ニュース【全文表示】

「ごく一部の悪行」しかし外野から見れば全て同じに見える

鉄道オタクも撮り鉄も、その界隈からの反論があるとすれば「ごく一部の悪行」ということで、自分達は違うと主張することであろう。それは鉄道オタク以外、他のオタクないしファンでも同じことが言える。もっと拡張すれば、民族や国家単位でも同じことが言える。それは現段階で発生している某勝手に始まった小さな第三次世界大戦を見ればわかることだ。

しかし外野から見れば、そこにいる良い人も悪い人も全て同じに見える。また人間の習性として、良い情報よりも悪い情報の方がどういうわけか増幅されがちで、両者が同じ情報量であったとき、悪い情報は数倍にも跳ね上がって良い情報を打ち消してしまうことがある。ただしこれには個人差によって、別に何とも思わない人もいる。

だが例え「自分達は無関係である」ということを明言しても、外野はそれを聞き入れることは少ないであろう。まして「自分達は無関係である」ことを、その「ごく一部の悪行」を行っている人間が言っているとすれば、外野はその発言を信じることができるであろうか。正常な思考を持つ人なら、大抵の場合で無理であろう。相当なお人好しであるなら信じれるかもしれないが。そうして鉄道オタク全体、「近付き難い存在」になっていくのである。




撮り鉄だけじゃない、鉄道オタクの厄介者

ここまでは撮り鉄に注目して鉄道オタクが嫌われる理由を考えた。だが厄介なのはそれだけではない。一般人を困らせるようなのは撮り鉄以外にも存在するはずだ。これは他のオタク界隈でも同じことが言えるが、前述の通りここでは鉄道オタクに限定する。

無駄に知識を披露するタイプは嫌われる?

オタクでありがちなことといえば、その知識をやたら他人にひけらかすことだ。これについては、同じ趣味や界隈にいる者同士であればそれほど問題にはならないが、何も知らなかったりそれに興味のない人に向けてそれをするのは、やはり「他者への配慮が足りていない」と見ることができるであろう。親しい関係にある場合は少しは許されるかもしれないが、だとしてもあまり推奨されないことである。

さて、鉄道オタクが持つ知識について、果たして実生活で役に立つかと言われると、内容によるが多くは首を傾げるものとなる。時刻表や路線の繋がりなどは外出で目的地へ行く場合の時間計算において使えるであろうが、例えば特定の車両について解説されたところで一体どう反応を返せばいいのかわからないはずだ。その車両が技術的に新しい試みがされていることや、今後の生活に影響を与えるものであるというなら解説してもらってもいいが、それ以外については聞いたところで今後役に立つタイミングがない。これが短時間で1個だけならまだしも、何時間にもわたって聞かされれば聞いている側としては苦痛でしかない。作業用BGMにしてもきついものである。これを何度もやられては、流石にブロック案件だ。

そうでなくても、無駄に知識を披露してくるときは大体一方的に話してくるものである。これも聞いていないと相手がいきなり怒り出すことも考えられるので、下手にあしらえないという問題もある。もっとも、しつこいなら無視したり接近されないように対応することで少しはマシになるであろう。1つだけわかることは、無駄に知識を披露すれば嫌われる、ということだ。

実体験:遺品整理時にくだらない文句をつけたクソ野郎

既に前の話となるが、現在祖父の遺品整理中である。その遺品の内容の殆どは鉄道模型で、殆どは綺麗に箱に入れられているのだが、まれに箱と中身が一致しないことがある。また、調べても全く正体が不明な車両がいくつも存在し、その場合は箱や外見からわかることを元に情報を入力、あるいは開き直って不明のままにしておくという方法がある。情報があった方が売りやすいのだが、残念ながらどう頑張っても見つからないのでそれなら二束三文で売るしかないというのが現実だ。

そんな中で様々な方面に出品し、相場を調査し最低ラインを設定した上での出品を行っている。画像も説明もちゃんと見れば十分わかるような状態なので、私としては問題ないと考えている。だがどうも鉄道オタクは「完璧」を好むのか、画像や解説において一般人が問題ないと思う部分でも、鉄道オタクは相違点を突いて指摘してくるのである。それで実際に文句を言われたのである。具体的には箱と実物のメーカー不一致で、「箱と中身が全然違う」と言われたのである。その上で不正な違反通告をされ、対処せざるを得ない状況にさせられた。

これについては私は正直、この文句に不快感と苛立ちを覚えた。なぜなら私は鉄道模型に関しては全くの素人同然だからだ。なので箱と中身が基本的に合っていること前提で調査し、製造したメーカーも箱に準拠する。どうやらメーカーによって模型の癖が違うらしく、例え同じ「車両」であっても微妙に違いがあるという。ただ、私にはそれがわからない。わからないなりに調べたりしてちゃんとやっているにも拘らず指摘してくるため、ただただ不快であり、怒らせるだけだ。出品相手が素人かもしれないということを考えないから、不快だと思ってしまう行動を取ることができるのであろう。当然私は取引NGに登録した。まともに相手にする必要がないと判断したら、一切の接触を絶つのが理想だ。

それらの行為、結果的に誰かを不快にしたり迷惑をかけている

実際に発生した事件と、私の実体験。この両方に共通するのは、「誰かを不快にしたり迷惑をかけている」ということ。撮り鉄の行動は一般の通行人ないし利用者、鉄道事業者、場所によっては近隣住民と施設運営者の迷惑となり、私の場合は私自身が不快になり、これが他の人であっても同じように不快になることは間違いない。それはそのオタクが「相手を思いやる気持ち」が欠如している場合に発生することで、少しでも思いやる気持ちがあるなら発生しにくいことではある。が、なかなかそういうことにはならないようだ。

では鉄道オタクが嫌われないようにするにはどうしたらいいか、それは簡単な話で、他者への配慮を心掛けるというものである。しかしこれは他人依存のもので、人は簡単には変えられないものなので難しい話だ。そんな中、JRが公式で『撮り鉄コミュニティ』を開始し、限定撮影会などで金を支払って参加できるようにシステムが組まれているようである。またそのコミュニティ内で有志で金を出して貸切の臨時列車を走らせて撮影を行うといったことも行うようで、このパターンでは金を払っているという関係で治安は「良好」であるという4)参照:「どけぇぇ~!」暴徒化する鉄道ファン、罵声や侵入、ケンカに死亡事故 “撮り鉄”たちの怖い実態(週刊女性PRIME) – Yahoo!ニュース これの2ページ目の中間部分に書かれている。。公式イベントとして金を払うということは、それ相応の人しか来ないことが保証されるのである。高級店には真面目な人が多く来るのと同じである。

スポンサーリンク




スポンサーリンク

他の話によれば「自治鉄」なる仕切り屋が登場しているというが、その自治鉄ですら逆に迷惑行為をしているという話がある以上、内側からの改革は実質不可能な状況に思える。そうなると、外部から改革していくしかないということで、鉄道事業者がコミュニティと言う名の檻を京成形成するのも不思議ではない。しかし外力による改革も限界はあり、最終的に内側から改革していかなければ、鉄道オタクは将来的に嫌われる存在となってしまうであろう。

結論:生産性がないどころかマイナス効果を与えるから嫌われる

ここまで撮り鉄と私の経験をもとに、鉄道オタクが嫌われる理由について書いてきた。私自身も鉄道オタクの一部に入るようなタイプの人間であったが、この一件で私は正直、鉄道オタクの世界を離れるかどうかを真剣に考えるくらいには、関わるのが嫌になった。陰湿な世界に居ては、精神が疲弊してしまいそうだ。

その上で1つの結論が私の中で出た。鉄道オタクが嫌われるのは、生産性がないどころか、誰か・何かに対して「マイナス効果を与える」から嫌われるのだと。無論、他のオタク分野においてもマイナス効果を与えるものは存在するであろう、しかし鉄道オタク(の一部界隈)はそれが顕著であるということ。もっともそれは「人間の姿をした蟲」であるがために、他人を敬うことを知らない存在だからであろう。

このまま終わらせないために一応前向きに考えると、鉄道事業者が公式で運営するコミュニティがJRで発足しているため、この動きが私鉄や第三セクターでも広がりを見せれば、少しはマイナスイメージの払拭が可能ではあるだろう。しかしそればかりに依存していては根本的解決にはならない。根本的解決には撮り鉄をはじめとした鉄道オタク一人一人の意識の改革が必要であるが、これはかなり難しい。最終的には法整備や各都道府県の条例を制定することで、鉄道オタクの異常行動に対応するしかない可能性も高くなる。そう考えたとき、これはある意味人類にとって「永遠の課題」となるであろう。とりあえず今回はここで終了とさせていただく。

 

以上、考察:何故鉄道オタクは嫌われるか~撮り鉄以外もいる「厄介オタク」~であった。それでは、次回の記事で会おう。ン、バァーイ!

 

KIBEKIN at 01:23 Apr. 6th, 2022


スポンサーリンク



脚注

脚注
本文へ1 参照:おたく – Wikipedia
本文へ2 江ノ電の公式資料によれば、併用軌道は4箇所延べ980mであると書かれている。バラストが引かれている地点で柵がない場所(七里ヶ浜付近)も定義上併用軌道扱いとなるようだ。 参照:江ノ島電鉄#軌道(路面電車)か鉄道かについての議論
本文へ3 参照:「チャリ乗ってんな!」「どけ!」「金だろ」撮り鉄が通行人に次々罵声 深夜の江ノ電で何が起きた: J-CAST ニュース【全文表示】
本文へ4 参照:「どけぇぇ~!」暴徒化する鉄道ファン、罵声や侵入、ケンカに死亡事故 “撮り鉄”たちの怖い実態(週刊女性PRIME) – Yahoo!ニュース これの2ページ目の中間部分に書かれている。
KIBEKIN
会社員という働き方が合わないのに会社員になってしまってから、半ば自分からリタイア後ブログクリエイターとなり活動してきた社会不適合者。VRやVTuberに触れる機会が増え、今後はリスペクトだけではなく自分を作る意味を込め、VTuberならぬVBlogCreator"KIBEKIN"として新しいスタートを切る。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
名前は必須項目となります。記入をお願いいたします。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)